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制御盤内監視用エッジデバイス「IM18-CCMシリーズ」

制御盤や設備の異常を遠隔で監視できる産業向けIoTデバイス。

制御盤には多数の電子機器が搭載されているため、それらの発熱で盤内の温度が上昇しやすくなっています。過熱状態では電子部品の故障率が上昇するため制御盤を冷却する必要があります。また、日本では梅雨の季節に湿度が高くなりますが、高い湿度は結露による電子機器の故障や、金属部分の腐食リスクを増大させます。制御盤のトラブルを避けるためには盤内の温度・湿度の管理は重要であると言えます。 IM18-CCMシリーズはセンサによるデータ収集と制御盤内の状態監視をすることができるIoTデバイスです。筐体に搭載されたセンサで盤内の状態監視を行い、Ethernet, RS-485/CAN, 汎用入出力, リレー出力, アナログ入力といった様々なインターフェースによってデータ収集や制御を行います。 さらに電源測定用拡張モジュール「IM18-CCM51」を用いると電流測定センサを追加して電流監視をすることができます。 背面に専用のバスコネクタを備えているためワンタッチでIM18-CCMシリーズと接続でき、測定範囲 30 A、80 A、100 A、300 A、600 AのTDKClampOn CCTシリーズを最大12点接続可能です。

基本情報

■筐体に搭載されたセンサ - 距離センサ:制御盤のドアの開閉を検知します。 測定範囲:45 ~ 1,200 mm、精度±5 % - 温度センサ:制御盤内の温度を検知します。 測定範囲:-40~125 ℃、精度:±2 °C - 湿度センサ:制御盤内の湿度を検知します。 測定範囲:10 ~ 90 %、精度:±5 % ■搭載インターフェース - Ethernet(1 Gbit×1, 100 Mbit×1):TCP/IPまたはModbus TCPによって外部機器と接続可能です。 - RS-485/CAN:Modbus RTU接続によってBanner Engineering社の振動温度センサや温度湿度センサ、赤外線温度センサを追加できます。 - 汎用入出力(GPIO):デジタル入力/出力に対応したセンサを接続できます。 - リレー出力:警告灯などを接続できます。 - アナログ入力:アナログ電圧、アナログ電流に対応したセンサを接続できます。

価格帯

納期

型番・ブランド名

IM18-CCMシリーズ

用途/実績例

工場、ビル、倉庫などに設置されている制御盤、受電盤、配電盤、動力盤などの状態監視。

関連動画

ラインアップ(3)

型番 概要
IM18-CCM50-MTI/24VDC 制御盤内監視用エッジデバイス
IM18-CCM60-MTI/24VDC SIINEOS搭載型 制御盤内監視用エッジデバイス
IM18-CCM51-12I 電流測定モジュール

制御盤内監視用エッジデバイスIM18-CCMシリーズ

製品カタログ

ソフトウェアPLC「CODESYS」設計者向けトレーニングセミナーパンフレット

その他資料

この製品に関するニュース(21)

取り扱い会社

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