【イノベーション事例】有線ドローンによる通信基地局
高電圧給電で送電ケーブルを軽く、細く!92時間のドローン稼働が実現した事例
日本の電子機器メーカーであるフカデンは、電源機器やドローンを製造しており、 同社が開発した有線給電システムを利用した、臨時の通信基地局の機能を持つ ドローンを使えば、災害時にインターネットや携帯電話サービスを提供できます。 有線給電システムを利用したドローンには、1kW~5kWの電力供給が必要ですが、 Vicorの電源モジュールを用いた「UAVソリューション」により、給電電圧を 高くすることで電流を減らして、ケーブルを細く軽くすることができました。 また、重量のある基地局を搭載したドローンを長時間飛ばすには、より多くの 電力が必要ですが、当社の変換比固定コンバータ「BCM」を3つ並列接続して使い、 供給電圧をDC700Vまで上げることにより、さらに細いケーブルを使えるように したモデルも開発しました。 【技術的な課題】 ■高電力密度と重量、高電圧、低EMI ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報
【効果】 ■給電電圧を従来のDC24VからDC370Vに上げることで供給電流を約15分の1に低減 ■1kWの送電用のケーブルの重量を約11分の1にすることができた ■重量が軽くなりケーブルが細くなったことで、ドローンの負荷が減り稼働時間も長くできる ■92時間のドローン稼働が実現し、直径10kmエリアで通信サービスを提供 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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納期
用途/実績例
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