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新製品ブランド Walter FMTをリリース
Walter AG (日本法人 : ワルタージャパン株式会社)は、新しいコンピテンスブランド「Walter FMT」による製品・サービスの提供を開始します。 Walter FMTは、アルミニウムに代表される軽金属加工に対する当社の新しいソリューションブランドです。PCD工具を中心とした製品ラインアップに加え、加工工程の検討や特殊工具の開発など、軽金属加工における総合的なサービスを提供いたします。…
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ねじ切り加工用チップ WSM37G を発売開始
ワルターは、ねじ切り加工用の最新チップ WSM37G の発売を開始しました。 当社のコーティング技術であるTiger・tec Goldは、旋削、穴あけ、ミーリングの加工アプリケーションにおいてすでに多くの実績があります。 今回発表した WSM37Gも、耐摩耗性に優れた TiAlN および耐熱性に優れたアルミナ(Al2O3)のユニークな多層コーティング膜構造を特長としています。最外層は耐摩耗性に優れた ZrNで、摩耗状況の視認性を向上させています。工具寿命も向上し、フィールドテストにおいては最大 2 倍の工具寿命向上に加えて、径補正回数も大幅に削減できました。 Tiger・tec Gold WSM37G は、止まり穴および貫通穴ねじ加工の用途において、鉄系、ステンレス系、鋳鉄系、非鉄金属、55 HRC までの高硬度材のねじ切りに汎用的に使用できます。チップブレーカーは、工具寿命に優れた汎用型 D67、および長い突き出しの加工においてもスムースな加工を可能にするビビり防止刃形状の D61 から選択できます。
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Tiger・tec Gold 溝入れ加工用チップ材種 WSM33G
ワルターは、溝入れ加工向けのチップ材種「Tiger・tec Gold WSM33G」 の発売を開始しました。 当製品は、溝入れ加工専用に開発されたPVD 材種です。 TiAlN/TiSiN複層コーティングは、 硬度と靭性を高いレベルで両立させています。 また、特別なコーティング後の表面処理により、低い摩擦および スムースな表面を実現し、切りくず排出性とプロセス信頼性を 高めているほか、ゴールド色の最外層によって、摩耗の検知を 容易にしています。 旋削における溝入れ、突っ切り、横引きおよび倣い旋削、 ミーリングにおけるスリット加工の各種用途に使用可能。 当製品は、汎用性および塑性変形や逃げ面摩耗に対する耐性に優れ、 長い工具寿命、高い生産性およびプロセス信頼性を実現します。
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倣い仕上げ加工向けカッター「M5460」
ワルターは、Xtra·tec XT 倣い仕上げカッター「M5460」の製品レパートリー を拡張し、発売を開始しました。 当製品(工具径範囲Ø8-32mm)は、エアブロー、MQL(ミストクーラント)または エマルションを使用できる内部クーラント供給仕様となっており、さまざまな 被削材および用途に対応可能であり、切りくず排出性を大幅に改善し、高い 表面品質およびプロセス信頼性を達成。 仕上げ、中仕上げ加工およびハードマシニングの各用途において、鉄系、 ステンレス系、鋳鉄系、難削材および高硬度材(<63 HRC)におけるブリスク などの複雑三次元自由形状および深いキャビティの加工に適しています。 チップは、2コーナー使い研磨級チップにて、2種類の刃形状ならびに鉄系、 鋳鉄系、ステンレス系および難削材向け汎用チップ材種および高硬度材専用 ハイパフォーマンス材種 WHH15Xから選択できます。
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Krato·tec コーティングテクノロジーを採用した先進3枚刃超硬ドリル
ワルターは、3枚刃ハイパフォーマンス超硬ドリル「Xtreme Evo 3 Supreme DC183」の発売を開始しました。 新設計の3枚刃刃形状を持つ当製品は、当社が超硬ソリッド工具向けに 独自開発したKrato·tec コーティングテクノロジーとのコンビネーション により、鉄系、鋳鉄系およびアルミニウムの量産加工において新たな パフォーマンスレベルを発揮します。 新開発のKrato·tec AlTiN 多層コーティングは、一般的な工具と比較して ドリルの破損耐性を約30%高め、工具寿命を約50%延長。 当製品には、5×Dc(完全コーティング、材種 WJ30EZ)および8×Dc(ポイント コーティング、材種 WJ30EY)ドリルがラインアップされており、一般的な 2枚刃ドリルと比較して、より高い切りくず排出量を実現します。
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ワルターの新しいWL17チップ
ワルターは、自動盤および小さな Dmin用の新しいWL17チップにより、 WL倣い旋削加工システムを拡張します。 新しい外径旋削ホルダーW1011-S-PおよびボーリングバーW1210/W1211と ともに使用すれば、従来のWL25チップの利点をより小さな寸法範囲に おいてもご活用いただけます。 12×12mmおよび16×16mmの一般的なサイズの角シャンク付きW1011-S-P ホルダーは、自動盤およびマルチスピンドルマシンでの使用のために 専用設計されています。 当社は、ポジロック機構を備えた自動盤向けの旋削システムと3コーナー使い 旋削チップをレパートリーしている工具メーカーです。WL25旋削チップおよび ホルダー同様に、より小さなこのチップも高い経済性を実現します。 これは、3コーナー使いであることに加え、安定性と高い繰り返し精度(ISOチップ と比較して50%良好)によるものです。加えてすくい面および逃げ面への 精密クーラントが、工具寿命を延長します。
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新しい食いつき部デザインの「Supreme DC166」
プレミアム工具メーカーのワルターの新しい「Supreme DC166」をご使用に なれば、標準ドリルはどのような利点を提供することができるかをご納得 いただけることでしょう。 内部クーラント仕様のこの超硬ドリルは、アルミニウムおよびその他の 非鉄金属の加工のために専用に開発されたもので、次のような特長があります。 フルート、マージン部、逃げ面などのドリルの重要な表面は、すべて ポリッシュ仕上げとなっています。これにより摩擦が低減されて粘性の高い 被削材の溶着を防ぎ、ドリルの工具寿命とプロセス信頼性を改善します。 当製品の新しい食いつき部デザインは、構成刃先の形成を防止し、切りくず 排出性とクーラントの供給を改善します。
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ワルター製品の今後の取り扱いに関するお知らせ
当社は、オーエスジー株式会社(以下OSG)との業務提携契約を2023年末 にて終了させることといたしました。 当社とOSGとの間においては、1982年より日本国内におけるチップ交換式 超硬ミーリング工具の製造および販売に関して業務提携を開始し、 OSG-WALTERブランド工具として現在までの40年余りにわたってご愛顧 いただいておりましたが、事業環境および当社における販売戦略の変化に 対応するため、今般提携関係を終了させることといたしました。 今後につきましては、当社において、日本国内における販売組織および 流通ネットワークをさらに強化し、既存顧客への当社製品およびサービス の提供の継続ならびに新規顧客へのさらなる事業展開を図ることにより、 ユーザーの生産性向上に引き続き貢献してまいる所存です。
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【新製品リリースのお知らせ】Tiger・tec Gold 旋削加工用チップ材種「WKP01G」および「WPP05G」
ワルターは、Tiger・tec Gold 旋削加工用チップに、加工時間を20-30%短縮する 2種類のハイパフォーマンスチップ材種「WKP01G」および「WPP05G」を追加し、 発売を開始しました。 「WKP01G」は、高い切削速度にて使用できる鉄系および鋳鉄系ワークの 仕上げ加工向け専用材種です。仕上げ加工向けに好適なホーニング量を 持つ切れ刃により高い表面品質を実現するとともに、表面処理された きわめてスムースなチップすくい面により、摩擦を大幅に減らしています。 「WPP05G」は、高い切削速度における鉄系ワークの中荒加工用途に 設計された材種です。両材種とも、連続切削および軽断続切削用途向けであり、 特に高い引張強度(900-1400N/mm2)を持つワークの加工に適切です。
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【新製品リリースのお知らせ】新コーティングテクノロジーを用いた X·treme Evo Plus『Supreme DC180』超硬ドリル
ワルターは、超硬ドリル製品ファミリーであるX・treme Evo Plus 「Supreme DC180」を2023年4月中旬より順次発売開始しております。 このドリルは、当社がソリッド工具向けに専用開発したコーティング テクノロジーKrato・tecが用いられる最初の製品となります。 本工具は内部クーラント仕様であり、エマルション、油性クーラントおよび MQLにて使用できます。 「Supreme DC180」は、3×Dc(DIN 6537 K)および5×Dc(DIN 6537 L)において、 Φ3-20mmを標準レパートリーし、さまざまな用途に対応します。
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【新製品リリースのお知らせ】 Xill・tec超硬エンドミルファミリー「Advance MC230」および「MC233」の製品レパートリー拡張
ワルターは、パワフルかつ汎用的に使用できるXill・tec超硬エンドミルファミリー 「Advance MC230」および「MC233」の製品レパートリーを拡張し、 2023年4月中旬より順次発売を開始しております。 今回の製品レパートリー拡張では、工具径2-25mm、刃長1-5×Dc、2-8枚刃の Xill・tecエンドミルが追加されています。 また、Xill・tecのベーシックファミリーである「Advance MC230」に加え、 新たな刃形状であるXill・tec「Advance MC233」ファミリーも追加されました。 Xill・tecエンドミルは、刃数および刃長に応じた不等ピッチ・不等ねじれ切れ刃、 そしてワルターが Xill・tecエンドミルのために特別に開発したTiAlNコーティング材種 「WK40TF」のコンビネーションにより、同じ切削速度および被削材において、 従来工具と比較して約30%長い工具寿命を達成可能です。
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【新製品リリースのお知らせ】高硬度材旋削加工向けコーティング「CBN」チップ材種「WBH20C」
ワルターは、自社開発した旋削加工向け「CBN」チップ材種「WBH20C」の 発売を開始しました。 「WBH20C」は、HiPIMSコーティング法を用いてワルターがハードターニング 用途に独自開発したコーティング「CBN」チップであり、ISOチップおよび WL倣い旋削加工システム用チップをレパートリーしています。 また、TiAlN+ZrN被膜の密着性にきわめて優れ、コーティング前処理プロセスと 合わせて特許出願済みです。 新コーティング材種は、高純度「CBN」ときわめて優れた被膜密着性を持つ HiPIMS PVDコーティングのコンビネーションにより、プロセス信頼性と 耐摩耗性の両面で最高レベルのパフォーマンスを発揮し、明るいゴールド色の コーティング最外層により、容易な摩耗の検知が可能です。 ※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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【新製品リリースのお知らせ】超硬マイクロドリル『Supreme DB133&DB131』
ワルターは、『Supreme DB133&DB131』の製品レパートリーを大幅に拡張し、 発売を開始しました。 超硬マイクロドリル「Supreme DB133」は、小径穴あけ加工向けに特別に 設計された主切れ刃およびフルート形状により、短い切りくずを適切に 排出しながら高い精度の穴あけ加工を実現し、さまざまな被削材において 汎用的に使用可能です。 さらに、深穴加工においては、刃形状、先端角、および工具径公差(p7/h7)の 好適なマッチングが図られたマイクロパイロットドリル「Supreme DB131」との コンビネーションにより、きわめて高い表面品質、工具寿命およびプロセス 信頼性を実現します。 ※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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【新製品リリースのお知らせ】肩削りカッター「M5137」&チップブレーカー「G27」
ワルターは、肩削りカッター「Xtra・tec XT M5137」の製品レパートリーを拡張し、 発売を開始しました。 当製品は三角形両面使いネガチップを用いる 90°アプローチ角の肩削りカッターで あり、6コーナー仕様チップにより高い経済性を達成しつつ、特別な設計により、 ネガチップを用いるカッターでありながら斜め沈み、ヘリカル沈みおよびポケット 加工も可能なユニークさを合わせ持つミーリング工具です。 今回、「M5137」のチップレパートリーに新しく汎用型チップブレーカー「G27」が 加わりました。 チップの「G27」は、強化された切れ刃により、不安定なクランプ、断続切削、 鍛造黒皮など比較的難しい加工の状況においても使用できます。 ※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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【新製品リリースのお知らせ】ワルターの新しい超硬エンドミル『Supreme MD340&344』
ワルターの超硬エンドミル『Supreme MD340&344』は、鉄系ワーク用の 新しい2つの工具です。 「Supreme MD340」は、鉄系ワークの荒加工、フル溝加工あるいは ダイナミックミーリング用に開発。3、4または5枚刃を取り揃えた 製品レパートリーにより、汎用的に使用可能です。 また、特殊な先端刃形状の4枚刃「Supreme MD344」は、90°沈み加工、 ランピング加工、あるいはプランジ加工用に設計されています。 どちらの鉄系ワーク専用工具も、当社独自のTiAlNおよびZrNコーティングで 多層コーティングされ、最高レベルの鉄系ワーク加工を実現しています。
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【新製品のお知らせ】Tiger tec Gold ミーリング加工用材種『WKK25G/WSM35G』
ワルターは、Tiger・tec Goldの製品レパートリーを拡張するPVDコーティング材種 『WKK25G/WSM35G』の発売を開始しました。 「WKK25G」は、鋳鉄系ワーク加工用材種であり、最高クラスのプロセス信頼性を発揮。 「WSM35G」は、オーステナイト系ステンレスおよびニッケルベース合金などの 難削材に汎用的に使用でき、良好な加工の状況や湿式加工において、長い工具寿命を 達成します。 用途としては、航空機産業におけるインコネルやチタンなどの部品加工、 自動車産業におけるエンジン・ターボチャージャーの加工が挙げられます。
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【新製品のお知らせ】Xtra・tec XT フェースミルカッター『M5011』
ワルターは、Xtra·tec XT フェースミルカッター『M5011(アプローチ角 75°)の 発売を開始しました。 荒加工用チップに加えてワイパーチップをレパートリーしており、荒加工および 仕上げ加工の両方に使用でき、プロセスコストおよび工具点数を削減可能。 径範囲50-160mmにおいて2種類の刃数仕様をレパートリーし、最大切り込み深さは 8mmです。少数刃仕様工具ではチップ座に超硬シムを用いています。 また、超硬シムにより、万が一の際にカッターボディを損傷から保護し、 長期間にわたってご使用いただけます。
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【新製品のお知らせ】標準品および特殊品の両方に対応する超硬ドリル『Advance DC165』
ワルターは、非鉄金属の加工に特化した超硬ドリル『Advance DC165』の 発売を開始しました。 当製品は、ストレートフルートデザインのドリルであり、ツイストドリルにおける プロファイルのねじれがないため、幅広い径範囲において面取り刃やザグリ刃などを 備える特殊段付きドリルにも好適。 ポリッシュフルートにより確実に切りくずを排出するとともに構成刃先の発生を抑え、 アルミニウムなどの非鉄金属ワークおよび鋳鉄系ワークの加工に適しています。
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【新製品のお知らせ】HU チップブレーカー-Tiger・tec Gold 荒加工用ネガ片面使い旋削チップ
ワルターは、重荒加工向けネガ片面使い旋削チップブレーカー『HU3/HU5/HU7』の 発売を開始しました。 「HU7」はネガランド付き直線切れ刃により、高い送りおよび最大17mmまでの 大きな切り込み深さに対応する鉄系および鋳鉄系ワーク向けチップブレーカーであり、 鍛造黒皮や重断続切削など難しい加工の状況においても安定性を発揮。 「HU5」は曲線切れ刃およびオープンなブレーカー溝デザインにより、 ソフトな切削アクションおよび低い切削抵抗を実現します。 また、「HU3」はノーズR部のV型チップブレーカーにより、小さな切り込み深さ および鍛造ワークなどの取り代が変化する加工においても、好適な切りくず処理を 可能にします。
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【新製品のお知らせ】先端角180°の超硬パイロットドリル『Supreme DC118』
ワルターは、先端角180°の超硬パイロットドリル『Supreme DC118』の発売を 開始しました。 当製品は、一般的な超硬ドリルとは異なる180°の先端角を持ち、凸面や 傾斜面など非平面への穴加工に好適なドリルです。 ダブルマージンにより、食いつき後のドリルは良好にガイドされ高い直進性を 発揮し、切れ刃肩部には異常摩耗から切れ刃を保護するチャンファーが 設けられ、工具寿命を大幅に延長。 また、15°ねじれ角により優れた剛性を発揮し、非平面での穴加工において 高い精度および安定性を実現します。
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【新製品のお知らせ】優れた加工品質および工具寿命の鉄系ワーク向けタップ『Supreme TC130』
ワルターは、鉄系および鋳鉄系ワークの止まり穴加工用切削タップ 『Supreme TC130』の発売を開始しました。 当製品は、ストレートフルート形状の止まり穴加工用切削タップであり、 鉄系および鋳鉄系ワークの加工において短い切りくずを生成し、 高いプロセス信頼性を実現。 また、食いつき部にさらえ刃を配置した特別な刃形状でねじ山を 仕上げることにより、工具寿命に至るまでねじ表面品質を高く維持します。 これにより、加工面品質の低下による工具交換を強いられていた場面において、 高いねじ品質を継続して工具寿命の延長を可能にします。
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【新製品情報】旋削加工用 MP6 ポジチップブレーカー
ワルターは、鉄系ワーク向け中加工用ポジチップブレーカー『MP6』の発売を開始しました。 当製品は、中加工用途におけるポジすくい角と荒加工用途における安定型切れ刃の 特長を合わせ持つ、ポジ旋削チップブレーカーです。 オープンなブレーカー溝により、薄肉ワークなどの加工においてもビビりを防止。 切り込み深さが大きい場合においても低い切削抵抗にて加工でき、突き出しが長く 不安定な内径旋削加工などにも好適です。 また、Tiger·tec(R) Gold材種 WPP10G/WPP20G/WPP30Gにより、幅広い鉄系旋削加工 アプリケーションにおいて、高い工具寿命およびパフォーマンスを発揮します。
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【新製品情報】チタン加工用多刃仕様超硬エンドミル『Supreme MD177 』& 『Supreme MD173』
ワルターは、チタン合金加工用7枚刃超硬エンドミル『Supreme MD177』および 『Supreme MD173』の発売を開始しました。 これらのエンドミルは航空宇宙産業向けに開発され、チタン合金に加えて 鉄系およびステンレス系ワークにおいても優れたパフォーマンスを発揮します。 一般的な超硬エンドミルとは異なる刃形状を採用しており、不等ピッチ7枚刃 によりビビりを最小化し、きわめて高い生産性およびスムースな加工を実現。 両エンドミルのコンビネーションにより、チタン合金および鉄系、ステンレス系 ワークにおいて、良好な加工面品位を達成し、プロセス信頼性を実現します。
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『Tiger・tec(R) Gold WSP45G』を全ミーリング工具向けにフルラインアップ
ワルタージャパン株式会社は、工具材種『Tiger・tec(R) Gold WSP45G』の 製品レパートリーを、当社のチップ式ミーリング工具全体に拡張完了し、 2022年4月中旬より順次発売を開始しました。 当製品は、当社独自のコーティングテクノロジーによる特別な被膜構造を 持ち、靭性と耐摩耗性のバランスが取れた材種となっています。 今回のレパートリー拡張完了により、当社の全ミーリングカッターにおいて、 大幅な工具寿命延長、より高い切削条件、さらなるプロセス信頼性など、 当製品の利点をご活用いただけます。
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【新発売のお知らせ】ねじ切りカッターの新たなテクノロジー“DeVibe”
ワルターは、ねじ切りカッター「Supreme TC620」に新しいビビり抑制テクノロジー “DeVibe”仕様の新製品を追加し、本年4月中旬より発売を開始しました。 「Supreme TC620」は、ねじ切りカッターの切れ刃に間隔を持たせた 複数刃列デザイン仕様の工具です。 複数刃列デザインにより、切削抵抗を最適化してたわみを抑え、良好な円筒度、 高い刃当たり送りおよび少ない径補正所要数にて、長い工具寿命を実現。 また、内部クーラント仕様の工具は、確実な切りくず排出およびさらなる工具寿命の 延長に寄与します。
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【発売開始】Accure・tecレパートリーをねじ込み式工具向けに拡張
ワルターは、突き出しの長い加工に対応する防振テクノロジーAccure・tecを用いる ミーリング加工用アダプターの製品レパートリーを拡張し、発売を開始しました。 今回発売開始となったAccure・tecミーリング工具用アダプター『AC060』は、 当社独自のねじ込みヘッド交換式工具ScrewFit用防振アダプターであり、 ScrewFit サイズ T18、T22 および T28 向けアダプターを標準レパートリーしています。 テーパー付き二面拘束のScrewFitは、ねじ込み式工具でありながら一体型工具と同等の 安定性を発揮し、高いプロセス信頼性および表面仕上げ品質を実現します。 【特長】 ■幅広いScrewFitレパートリーにおいて、小径工具への適用を簡単な工具交換にて可能 ■長い突き出しや薄肉形状ワークの加工において、ビビりの回避が必要な金型加工に特に好適 ■Accure・tecアダプターは、高い振れ精度(<5μm)、従来比最大3倍の切り込み深さ、 低い加工ノイズ、工具および機械主軸の大幅な寿命延長を達成 ■さまざまなマシンインターフェースに適合
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【発売開始】UF4 チップブレーカーの製品レパートリー拡張
ワルターは、溝入れ加工用多機能チップブレーカー『UF4』の 製品レパートリーを拡張し、発売を開始いたします。 『UF4』は、中程度の送り領域における溝入れ、横引き旋削、端面溝入れ および突っ切り加工に対応するチップブレーカーです。 新製品として、3-6mmのチップ幅にて、1コーナー使いのGX24…F…Sおよび DX18…F…Sブレーカーがレパートリーに追加しました。 【特長】 ■1コーナー使いチップは、反対側の切れ刃とワークピースとの干渉を防止 ■取り付けるツールホルダーにより最大32mmの溝入れ深さまで加工できる ■大ロットの量産加工から小ロットの単品加工まで幅広く対応 ■良好な切りくず処理およびに優れた表面品質を達成 ■独自のTiger・tec Silverコーティングチップ材種により、 高い経済性および長い工具寿命を実現
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アルミ加工用ハイパフォーマンス超硬エンドミル『Supreme MD266』の発売を開始
当社は、航空宇宙産業などにおけるアルミニウム加工向けに専用開発された 超硬エンドミル『Supreme MD266』の発売を開始しました。 工具径Φ2-25mmにおいて、中心刃および首下付きノンコート仕様の エンドミルを2枚刃または3枚刃仕様から選択でき、非鉄金属ワークの 荒、中仕上げおよび仕上げ加工に汎用的に使用可能。 エンドミルの切れ刃終端部は、仕上げ加工時におけるパス間の段差発生を防ぐ バックR付き仕様となっており、壁面および深いポケットの加工に好適です。 【特長】 ■非鉄金属ワークの荒、中仕上げおよび仕上げ加工に汎用的に使用可能 ■仕上げ加工時におけるパス間の段差発生を防ぐバックR付き仕様 ■構成刃先の発生を最小化して長い工具寿命および高いプロセス信頼性を達成 ■特に30°ねじれ角の専用刃形状によりビビりの少ないスムースな加工が可能 ■高い汎用性と高いパフォーマンスを同時に実現するハイエンド工具
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PCDカッター『MP060/MP160/MP260』の発売を開始
ワルターは、ろう付けPCDカッターの新製品であるフェースミル「MP060」、 肩削りエンドミル「MP160」、ドリルエンドミル「MP260」の発売を開始しました。 これらの製品は、アルミニウム、アルミシリコン合金、マグネシウム、 マグネシウム合金、プラスチックおよび繊維強化プラスチックなどの 非鉄金属ワークを高い能率で加工。工具はすべて内部クーラントに対応し、 エマルションおよびMQLが使用可能です。 またPCDカッターは、長い工具寿命、良好な加工面品質、高い経済性などの 優れた特長があり、耐摩耗性に優れる専用PCD材種「WDN20」は、内部クーラント および低抵抗かつビビりの少ない微小刃形状との組み合わせにより、超硬工具と 比較して大幅に長い工具寿命および精密かつ高い表面品質を実現します。
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新非鉄金属向け超硬エンドミル『Advance MC267』の発売を開始
ワルターは、アルミニウム合金および銅合金など非鉄金属の加工に特化して 専用開発した超硬ソリッドエンドミル『Advance MC267』の発売を本年5月より 開始しました。 当製品は、工具径範囲1-20mmのエンドミルを標準レパートリーし、非鉄金属の 汎用ミーリング加工用途に幅広く対応するとともに、電子部品製造などにおける 小径加工にも対応。 工具は中心刃付き2-3枚刃で、さまざまな工作機械において荒加工および 中仕上げ加工に使用でき、45°ねじれ角刃形状とビビり防止切れ刃の コンビネーションにより、高い安定性およびプロセス信頼性を実現します。 また、本工具の特殊品は短納期プログラム「Walter Xpress」にて、3週間の 製造納期で製作可能です。
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航空宇宙産業へのスマートソリューション
ワルターは、航空宇宙産業向けに未来の加工ソリューションを開発する新たな プロジェクトをスタートさせました。 一例として、このプロジェクトではランディングギアシリンダーなどの航空宇宙 産業において安全を担保する部品にフォーカスしています。 離陸・降着に際してきわめて大きな力が作用するランディングギア部品の製造には 金属切削加工アプリケーションのほぼすべての手法が用いられます。 ワルターは、当社テクノロジーセンターにて、WFL社製M35MILLTURN複合加工機を用い、 ランディングギアシリンダーの全加工工程を開発。 高い切削条件、高い表面品質、高い精度という目標をすべて達成するとともに、 わずか2回のクランプ段取り替えで加工を完了でき、非加工時間を大きく短縮しました。