【自動車業界事例】金型部品の離型表面処理 強い非粘着コーティング
無理と思われたタクトタイム短縮。固まりきる前に脱型することで増産。イジェクタピンへの溶融樹脂の付着防止コーティング
ある自動車部品の成形工程で、増産に対応するため成型時間を 短縮したいというご要望でした。 ■お悩み 従来より早い時間で金型から樹脂を脱型しようと試みたところ、 まだ樹脂が十分に固まっておらず、イジェクタピンが刺さって抜け ないというトラブルが発生。そこで樹脂の脱型を良くするコーティング が検討されました。 ■ご要望 この金型は厳しい寸法管理を求められており、 熱歪みなどわずかの寸法変化も許されないという条件のなか、 従来のテフロン(TM)コーティングでは加工温度が 400℃と高く、 寸法精度も十分ではなかったため、選択できませんでした。 ■解決課題 ・生産効率向上 ・不良の低減 ・作業時間短縮 ■解決できたコーティング 『バイコート(R)』 ※どのように解決できたのか。 詳しくはPDFをダウンロードしてご覧頂くかお問い合わせください。
基本情報
■バイコート(R)とは コーティング面に「強靭さ」と「非粘着性」を両立させたのがバイコート(R)です。 バイコート(R)は、金属、セラミックス、化成皮膜といった高い硬度を備えた無機 材料に、フッ素樹脂、シロキサン系樹脂、スーパーエンプラなどの潤滑性・離型 性に優れた有機系材料を組み合わせた複合有機系のコーティングシステムです。 ミクロン単位の寸法精度が求められる金型にも安心して採用でき、確かな離型性 を与えます。 ※バイコート(R)は、bicomponent coating (二種類の表面処理)の略です。 詳しくはPDFをダウンロードしてご覧頂くかお問い合わせください。
価格帯
納期
型番・ブランド名
バイコート|BICOAT
用途/実績例
【用途】 ■ゴムの射出成形金型 ■寸法精度を必要とする金型離型用 ■耐摩耗と滑りを必要とされる部品 ■耐摩耗と非粘着性を必要とされる部品 ■粘着剤および粘着物の離型など ■包装機搬送部のガイド部品
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製造装置や機械部品の性能を最大限に引き出すため、 吉田SKTは数百種類の表面処理技術から、お客様だけの「最適解」を導き出します。 ・粘着トラブルによる生産性低下 ・摩擦による製品品質の不安定化 ・腐食による設備の早期劣化 こうした製造現場の課題に、豊富な実績と確かな技術力で応えます。 1963年、フッ素樹脂加工を開始。 1968年には米国デュポン社(現ケマーズ社)とのライセンス契約を締結し、 自動車から医療、航空宇宙まで、2,000社を超えるお客様の製造革新をサポートしています。 さらに2024年にはPFASフリーコーティングを開発するなど、次世代製品の開発にも注力。 持続可能な製造業の発展に貢献します。 名古屋・東京・山口の3拠点体制で、量産から特注品まで柔軟に対応。 一貫した品質管理体制により、確かな品質をお届けします。 製造現場の課題解決は、表面処理のエキスパート、吉田SKTにお任せください。