【表面処理解決事例】フィルターケースの熱融着の糸引きを防止
熱溶着型の高温離型と高温でも高寿命を両立!熱耐久性フッ素コーティングで糸ひき軽減と長寿命を実現!
■ご相談 フィルターケースを製品と熱溶着する工程でのご相談でした。 ポリプロピレン製の容器と蓋を熱溶着して製品を作りますが、 PP樹脂は、糸ひきや熱板への付着があり、製品の気密性や美観、 生産効率に悪影響を及ぼします。 そのため、熱溶着板に離型性や耐熱性、耐久性が必要でした。 ■コーティング選定の背景 試作でフッ素樹脂コーティングや接触面積低減フッ素コーティングをご提案。 使用圧力が比較的低いため、離型性が向上し糸ひきや付着が起きにくく なり比較的長寿命にご使用頂けました。 ■コーティングの経緯と効果 さらなる高寿命を目指して弊社より熱時硬度と接触面積低減を両立させた 「CHC-1311」をご提案しました。 実機試験を経てご採用いただき、 摩耗による金属露出が減り長い期間ご使用いただいております。 熱溶着治具でお困りの方はぜひ吉田SKTにご相談ください。
基本情報
■CHC セラミックハードコート 通常のフッ素樹脂コーティングと同等の非粘着性と高温時の塗膜硬度を 両立させた新しいタイプのフッ素樹脂コーティングです。 【特長】 ・PTFE、PFAと同等の非粘着性 ・200℃以上での膜硬度が高い(PTFE比較) ※社内テストによる
価格帯
納期
型番・ブランド名
CHC(セラミックハードコート)
用途/実績例
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製造装置や機械部品の性能を最大限に引き出すため、 吉田SKTは数百種類の表面処理技術から、お客様だけの「最適解」を導き出します。 ・粘着トラブルによる生産性低下 ・摩擦による製品品質の不安定化 ・腐食による設備の早期劣化 こうした製造現場の課題に、豊富な実績と確かな技術力で応えます。 1963年、フッ素樹脂加工を開始。 1968年には米国デュポン社(現ケマーズ社)とのライセンス契約を締結し、 自動車から医療、航空宇宙まで、2,000社を超えるお客様の製造革新をサポートしています。 さらに2024年にはPFASフリーコーティングを開発するなど、次世代製品の開発にも注力。 持続可能な製造業の発展に貢献します。 名古屋・東京・山口の3拠点体制で、量産から特注品まで柔軟に対応。 一貫した品質管理体制により、確かな品質をお届けします。 製造現場の課題解決は、表面処理のエキスパート、吉田SKTにお任せください。