コーティング技術 「テフロン/フッ素樹脂」
コーティング技術の中で、樹脂コーティングに分類される「テフロン/フッ素樹脂コーティング」について詳しく解説します。
【コーティングの種類と特長】 ■PTFEコーティング 連続使用温度が260℃と最も高く、耐熱性のほか、非粘着性、低摩擦性などにも優れています。 ■PFAコーティング PTFEと同じ連続使用温度260℃です。 熱溶融粘度が低く、防食用コーティングや非粘着性コーティングとして使用されています。 ■FEPコーティング 耐熱性は200℃とPTFEより低くなります。 滑らかな表面のピンホールの少ない被膜を得ることができます。 【コーティングの特性】 ■非粘着性 付着性の強い粘着物に対しても付着しないか、付着しにくい性質です。 ■撥水・撥油性 表面に水や油がついても良く弾きます。 ■耐熱性・耐寒性 樹脂の中では耐熱性が高く、高温(260℃)に耐えます。 ■低摩擦性 滑りやすく潤滑性に非常に優れています。 ■耐薬品性 酸やアルカリ等の化学薬品に侵されたり、腐食することがほとんどありません。 ■電気特性 絶縁耐力(絶縁破壊の強さ)、体積抵抗率、表面抵抗率は大きく、電気絶縁性に優れます。 ※詳しくはPDFをダウンロード頂くか、お問い合わせください。
基本情報
■採用分野 ・自動車部品分野 ・半導体分野 ・航空宇宙分野 ・化学工業分野 ・医療医薬分野 ・一般工業分野 ・食品工業分野 吉田SKTはテフロンコーティングの工業用指定工場です。 【吉田SKTの特徴】 ■全国3工場での加工 愛知県名古屋市をメイン工場に、東京都荒川区、山口県美祢市と全国3工場で フッ素樹脂加工が可能です。 ■1個から量産まで柔軟に対応します 量産品はもちろん、たとえば工場にひとつしかない機械のいち部品であっても、 用途や使用環境に合わせた加工をご提案いたします。 ■細かな精密品から大型タンクまで施工できます 最先端の分野で活躍する精密部品から、深さ6mのタンクまで、さまざまなモノ に自社設備で加工できます。 詳しくはPDFをダウンロード頂くか吉田SKT公式サイトをご覧ください。
価格情報
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納期
用途/実績例
■テフロンコーティングの使用用途 食品用機器・・・練り機、ロール、焼き型など 産業用非粘着分野・・・攪拌機、遠心分離機、ヒートシーラ、成形用金型、ロール類 化学プラント・・・配管、タンク類、バルブ、ポンプ類など 半導体製造装置・・・めっき治具関係、はんだ治具、半導体製造ライン等 潤滑関係・・・ベアリング、ピストンリング、精密機器部品、エスカレーターガイド等 OA機器・・・定着ロール、分離爪など 絶縁関連・・・各種電極、精密機器部品、碍子など 航空宇宙産業機器・・・成形用部品など
関連動画
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取り扱い会社
製造装置や機械部品の性能を最大限に引き出すため、 吉田SKTは数百種類の表面処理技術から、お客様だけの「最適解」を導き出します。 ・粘着トラブルによる生産性低下 ・摩擦による製品品質の不安定化 ・腐食による設備の早期劣化 こうした製造現場の課題に、豊富な実績と確かな技術力で応えます。 1963年、フッ素樹脂加工を開始。 1968年には米国デュポン社(現ケマーズ社)とのライセンス契約を締結し、 自動車から医療、航空宇宙まで、2,000社を超えるお客様の製造革新をサポートしています。 さらに2024年にはPFASフリーコーティングを開発するなど、次世代製品の開発にも注力。 持続可能な製造業の発展に貢献します。 名古屋・東京・山口の3拠点体制で、量産から特注品まで柔軟に対応。 一貫した品質管理体制により、確かな品質をお届けします。 製造現場の課題解決は、表面処理のエキスパート、吉田SKTにお任せください。