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成形の目ヤニを防止する方法とは?表面処理による改善事例まで紹介

押出成形時に発生する目ヤニを防止。金型への表面処理で製品品質を安定することに成功!

成形の目ヤニとは樹脂やゴムなどの熱可塑性材を成形する際に発生する、 成形品の表面に付着する異物のことを指します。 目ヤニを防止する方法として、金型への材料の残留を防ぐことが必要です。 適切な材料選定や成形条件を検討しても解決できない目ヤニ対策として 離型性にすぐれる表面処理の採用が有効です。 表面処理による目ヤニ改善事例をご紹介します。 ■お悩み  新製品のエラストマー押出製品の試作をされているお客様からのご相談でした。  押出金型への付着で製品が安定して生産できないとのトラブルを解決したい  とのご相談でした。   ■コーティング採用の背景  当初は付着がひどくて製品の形が作れないほどでしたが、弊社の表面処理を  採用いただき一旦は生産が可能な程度に付着を防止できました。  しかし、量産を続ける中で1カ月ほどの使用で目ヤニの付着による不良が発生  することが分かりました。 ■選定した表面処理  『MRSコーティング MRS-102』 ※『MRS-102』の詳細は”PDFダウンロード”いただくかお問い合わせください   表面処理の効果は下記に掲載↓

関連リンク - https://www.y-skt.co.jp/archives/699

基本情報

■選定の経緯と効果  さらなる不良対策のため、MRS-102をご提案。  テストを開始したところ目ヤニは発生するものの金型に付着せずすぐ取れる  ことで、不良の発生を抑えることができ、6カ月間連続でご使用いただくこと  ができました。 ◆MRSコーティング◆(シリコーンコーティング) 【シリーズ特長】 ■MRS-102 溶剤で清掃しても効果が落ちずに持続 ■MRS-014 刃物のような薄さや、しぼ?などの形状を保つ ■MRS-004 フッ素樹脂とも遜?のない、200℃を超える耐熱性 (350℃で16 時間後でも離型) ■MRS-200 80℃以下の加?温度で、樹脂やゴム製品にも加?できる ■離型性(非粘着性)と優れた清掃性 →表面が平滑なため汚れをふき取りやすく、溶剤を使用して掃除しても  離型性がほとんど変わりません  ※弊社耐久テストより ※詳しくは”PDFダウンロード”をクリックいただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。

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型番・ブランド名

MRSコーティング

用途/実績例

■加工採?例 ◆糊付き紙の搬送ローラー 搬送ロールへの糊のくっつき防? 【溶剤で洗浄もOK /拭き掃除しやすい凹凸のない平滑な表?】 ◆フィルムカットテーブル 置き台への付着を防? 【溶剤で洗浄もOK /拭き掃除しやすい凹凸のない平滑な表?】 ◆メジャーカップ 計測物の付着(残存)を防? 【溶剤で洗浄もOK /液切れが良い撥?性/拭き掃除しやすい凹凸のない平滑な表?】 ◆サンドイッチカット刃 刃への付着を防? 【溶剤で洗浄もOK /薄膜で刃の切れ味を変えない】 詳しくはお問い合わせください。

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製造装置や機械部品の性能を最大限に引き出すため、 吉田SKTは数百種類の表面処理技術から、お客様だけの「最適解」を導き出します。 ・粘着トラブルによる生産性低下 ・摩擦による製品品質の不安定化 ・腐食による設備の早期劣化 こうした製造現場の課題に、豊富な実績と確かな技術力で応えます。 1963年、フッ素樹脂加工を開始。 1968年には米国デュポン社(現ケマーズ社)とのライセンス契約を締結し、 自動車から医療、航空宇宙まで、2,000社を超えるお客様の製造革新をサポートしています。 さらに2024年にはPFASフリーコーティングを開発するなど、次世代製品の開発にも注力。 持続可能な製造業の発展に貢献します。 名古屋・東京・山口の3拠点体制で、量産から特注品まで柔軟に対応。 一貫した品質管理体制により、確かな品質をお届けします。 製造現場の課題解決は、表面処理のエキスパート、吉田SKTにお任せください。

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