バイコート 『NYK-01』と『NYK-01-C』の違いは?
吉田SKTのオリジナル表面処理、バイコート(R)(Bicoat)『NYK-01』『NYK-01-C』の違いをご紹介します。
『NYK-01』『NYK-01-C』は、どちらも吉田SKTの加工するバイコートの品番です。 『NYK』シリーズはニッケル系金属被膜にフッ素樹脂を複合した表面処理です。 『NYK-01』と『NYK-01-C』の違いは主に、表面粗さの違いになります。 表面粗さは、各々基材の表面加工状態によって異なりますが、通常は『NYK-01-C』の方が粗い表面で仕上がります。 そのほかに『NYK-01-A』や『NYK-01-D』など表面粗さ調整の違いによりさまざまな品番があります。 バイコートでは、頭のアルファベット3文字の部分(NYK)で、無機系表面処理の種類を、 後半の数字2文字で、有機系表面処理の種類を表記しております。 01は、01シリーズとして、フッ素系処理を表しております。 ※詳細はお問い合わせください。
基本情報
【バイコート(R)とは?】 バイコートは無機材料の表面処理技術と有機材料の表面処理技術を 組み合わせることにより、"潤滑+離型+耐摩耗"という理想的な 機能を達成したコーティングシステムです。 【主なバイコート(R)のタイプ】 ■NYK-01 ・ニッケル系金属被膜にフッ素樹脂を複合した表面処理 ■NOO-01 ・クロム系金属被膜にフッ素樹脂を複合した表面処理 ■TYS-03 ・金属基材中の鉄イオンと反応させた化成被膜中にフッ素樹脂を複合した表面処理 ■NYN-11 ・アルミナ被膜にふっ素樹脂を複合した表面処置
価格帯
納期
型番・ブランド名
バイコート|BICOAT
用途/実績例
【用途】 ■射出成形金型 ■寸法精度を必要とする金型離型用 ■耐摩耗と滑りを必要とされる部品 ■耐摩耗と非粘着性を必要とされる部品 ■粘着剤および粘着物の離型など
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製造装置や機械部品の性能を最大限に引き出すため、 吉田SKTは数百種類の表面処理技術から、お客様だけの「最適解」を導き出します。 ・粘着トラブルによる生産性低下 ・摩擦による製品品質の不安定化 ・腐食による設備の早期劣化 こうした製造現場の課題に、豊富な実績と確かな技術力で応えます。 1963年、フッ素樹脂加工を開始。 1968年には米国デュポン社(現ケマーズ社)とのライセンス契約を締結し、 自動車から医療、航空宇宙まで、2,000社を超えるお客様の製造革新をサポートしています。 さらに2024年にはPFASフリーコーティングを開発するなど、次世代製品の開発にも注力。 持続可能な製造業の発展に貢献します。 名古屋・東京・山口の3拠点体制で、量産から特注品まで柔軟に対応。 一貫した品質管理体制により、確かな品質をお届けします。 製造現場の課題解決は、表面処理のエキスパート、吉田SKTにお任せください。