熱に強い素材とは?ポリマー・樹脂を中心にご紹介
高分子ポリマー・樹脂・プラスチック中で熱に強い耐熱性の高い素材をご紹介します。
熱に強い素材は、高温に対して安定性を持ち劣化などが少ない、あるいは全く起こらない素材を指します。 ・ポリイミド(PI) 非常に高い耐熱性を持つ樹脂で、極めて広い温度範囲で使用できます。 特に高温下での性能が求められるエレクトロニクス、航空宇宙、自動車産業で広く使用されています。 ・ポリベンジミダゾール(PBI) PBIは非常に高い耐熱性を持ち、条件によっては500°C以上の高温条件でも安定しています。航空宇宙、防火用途などで使用されます。 ・ポリエーテルエーテルケトン(PEEK) 耐熱性が高く、高温環境での耐久性に優れています。 化学耐性や機械的な性能も優れているため、航空宇宙、自動車産業、医療機器など多岐にわたる分野で利用されています。 ・ポリエーテルスルホン(PES) 高い耐熱性と耐薬品性を持つ樹脂で、自動車産業、医療機器、電子部品などで使われます。 ・シリコーン樹脂(Silicone Resin) 耐熱性に優れ、広い温度範囲で使用できます。耐候性、耐薬品性も持ち、電気絶縁性にも優れています。 電子部品、防水コーティング、高温シール材料などで広く使用されます。
基本情報
・フルオロポリマー(Fluoropolymers): フルオロポリマーはフッ素を含むポリマーの総称で、PTFE、PFA、FEP、ETFEなどが含まれます。 これらは非常に高い耐熱性と非粘着性を持ち、電気絶縁性や耐薬品性にも優れています。
価格情報
お気軽にお問い合わせください。
納期
型番・ブランド名
PBIコーティング・PIコーティング
用途/実績例
これらの樹脂は、高温や厳しい条件下での使用が必要な様々な産業や部品に向けて開発されています。 熱に対して耐性があることに加えて、それぞれが異なる特性を持つため、用途に応じて適切な樹脂を選択することが重要です。
関連動画
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロードこの製品に関するニュース(109)
-
◆株式会社吉田SKT◆ NEW 「PFASフリー非フッ素系高性能潤滑コーティング『FFLCシリーズ』」を公開しました。
新しく開発された『FFLCシリーズ』は、非フッ素系の高性能潤滑コーティングです。 このコーティングはPFASを使用せずに、フッ素樹脂コーティングに匹敵する優れた潤滑性能を提供します。 特に高温環境下(200℃-250℃)での摩擦摩耗耐久性が向上している点が大きな特長です。 詳細は、ぜひ資料をダウンロードいただくか、製品サイトおよび関連サイトをご覧ください。
-
◆株式会社吉田SKT◆ NEW 「PFAS不使用の非フッ素高性能潤滑コーティング『NFLCシリーズ』」を公開しました。
新しく開発された『NFLCシリーズ』は、非フッ素系の高性能潤滑コーティングです。 このコーティングはPFASを使用せずに、フッ素樹脂コーティングに匹敵する優れた潤滑性能を提供します。 特に高温環境下(200℃)での摩擦摩耗耐久性が向上している点が大きな特長です。 詳細は、ぜひ資料をダウンロードいただくか、製品サイトおよび関連サイトをご覧ください。
-
◆株式会社吉田SKT◆ NEW 「ポリウレアコーティング 『CD8900』 リリース情報」を公開しました。
耐磨耗・騒音防止!常温で加工できる。 全て常温硬化タイプのポリウレアコーティングです。 硬度約70°で柔軟性が高く、耐摩耗性に優れます。 『ポリウレアコーティング CD8900』は、 耐摩耗性・防音性に優れ、液体・気体を除く、 どんな素材にも加工ができる常温硬化タイプのコーティングです。 詳しくは製品サイトをご確認ください。
-
◆株式会社吉田SKT◆ NEW 「金属も樹脂も!低温で加工できるコーティング『セーフロンLF+』」を公開しました。
■従来の帯電防止フッ素樹脂コーティングのデメリット ・高温焼成(400℃程度)が必要 ・金属への適用のみ ・色調の選択肢が少ない ・機械的強度が低い ■セーフロンLF+の特長 ・低温加工可能(100℃以下) ・金属・樹脂への適用 ・色調バリエーション ・高い摩擦係数と機械的強度 ・帯電防止性能は従来のセーフロンと同等 詳しくは製品サイトをご確認ください。
-
◆株式会社吉田SKT◆ NEW 「半導体装置部品のひずみを低減した帯電防止フッ素樹脂コーティング」を公開しました。
半導体装置に使用される薄肉のアルミ部品へ帯電防止コーティング! 焼成による歪を低減できる帯電防止フッ素樹脂コーティング 事例をご紹介します。 採用されたコーティング 【セーフロンLF+の特長】 ■低温加工可能(100℃以下) ■金属・樹脂への適用 ■色調バリエーション ■高い摩擦係数と機械的強度 ■帯電防止性能は従来のセーフロンと同等 詳しくは製品サイトをご確認ください。
取り扱い会社
製造装置や機械部品の性能を最大限に引き出すため、 吉田SKTは数百種類の表面処理技術から、お客様だけの「最適解」を導き出します。 ・粘着トラブルによる生産性低下 ・摩擦による製品品質の不安定化 ・腐食による設備の早期劣化 こうした製造現場の課題に、豊富な実績と確かな技術力で応えます。 1963年、フッ素樹脂加工を開始。 1968年には米国デュポン社(現ケマーズ社)とのライセンス契約を締結し、 自動車から医療、航空宇宙まで、2,000社を超えるお客様の製造革新をサポートしています。 さらに2024年にはPFASフリーコーティングを開発するなど、次世代製品の開発にも注力。 持続可能な製造業の発展に貢献します。 名古屋・東京・山口の3拠点体制で、量産から特注品まで柔軟に対応。 一貫した品質管理体制により、確かな品質をお届けします。 製造現場の課題解決は、表面処理のエキスパート、吉田SKTにお任せください。