再加工しやすく優れた離型性!CASコーティング
剥離再加工の際、従来の溶射と比較して基材を傷めず再加工が可能なコーティング
【特長】 CASは、高い硬度と優れた離型性を両立したコーティング技術です。 従来のコーティング技術では難しかった丸みをおびた凸面形成を実現し、粘着物や樹脂の離型性を向上させます。 また、従来の溶射と異なり、基材を傷めず再加工が可能なため、メンテナンス性にも優れています。 【CASと溶射の違い】 ■ 従来の溶射技術の特性 ・高温で溶かした金属やセラミックを吹き付けることで凸面を形成し表面がギザギザとした形状 ■ CAS技術の特性 ・丸みをおびたセラミックの凸面を形成できる 【CASの5つの特長】 ・ 優れた離型性 ・ 広い加工性 ・ 用途に合わせた凸面選択 ・ 多様な離型材料のラインナップ ・ 再加工が容易 を実現した、画期的なコーティング技術です。 詳細は関連リンクをご確認ください。
基本情報
【CASの5つの特長】 ■優れた離型性 - 従来の溶射やサンドブラストによる粗面化と比べ、飛躍的な離型性を発揮 - 粘着テープや樹脂などの付着を抑え、製品の汚れを軽減 ■広い加工性 - 金属やセラミックを溶融状態で吹き付ける必要がないため、基材へのダメージは最小限 ■ 用途に合わせた凸面の選択 - 凸面の大きさを3タイプから選択可能で、用途や離型性能の要求に応じて最適な処理を提案 ■ ニーズに応じた離型材料の選択 - フッ素系・シリコーン系の離型材料をラインナップし、使用環境に応じて最適な材料選定が可能 ■ 再加工が容易 - 従来の「溶射+コーティング」では基材ごと削る必要がありましたが、CASはコーティングのみの剥離が可能 - 基材へのダメージを最小限に抑え、再利用回数を増加!
価格帯
納期
用途/実績例
【用途】 ・工業用金型の離型処理(樹脂成形・ゴム成形など) ・粘着テープ使用工程での離型対策 ・搬送ローラー・スライド部品の非粘着コーティング
取り扱い会社
製造装置や機械部品の性能を最大限に引き出すため、 吉田SKTは数百種類の表面処理技術から、お客様だけの「最適解」を導き出します。 ・粘着トラブルによる生産性低下 ・摩擦による製品品質の不安定化 ・腐食による設備の早期劣化 こうした製造現場の課題に、豊富な実績と確かな技術力で応えます。 1963年、フッ素樹脂加工を開始。 1968年には米国デュポン社(現ケマーズ社)とのライセンス契約を締結し、 自動車から医療、航空宇宙まで、2,000社を超えるお客様の製造革新をサポートしています。 さらに2024年にはPFASフリーコーティングを開発するなど、次世代製品の開発にも注力。 持続可能な製造業の発展に貢献します。 名古屋・東京・山口の3拠点体制で、量産から特注品まで柔軟に対応。 一貫した品質管理体制により、確かな品質をお届けします。 製造現場の課題解決は、表面処理のエキスパート、吉田SKTにお任せください。