オールインワン分注システム firefly
NGSライブラリー調製・PCR/qPCRのワークフロー、様々なシーンで活躍!
◆ 異なる分注ヘッドを搭載 ・96ch / 384ch / 8連 / 16連 チップ対応、マルチチャンネル分注ヘッド (apricot-head) ・独立 3 or 6 ch 非接触分注ヘッド(dragonfly-head) NGSライブラリー調製において、サンプルトランスファー、ミキシング、上清除去(ビーズ精製)は、チップ式の分注ヘッドで、バッファー・酵素など多種の試薬の添加は、非接触型分注ヘッドで対応することにより、低デッドボリューム、大幅なチップ消費量の削減、高速化、省スペース化(必要チップラック数の削減)が可能となります。 また、dragonflyヘッドは、200nL から分注できるため、微量化プロトコルも実行できます。 また、一般的なドラッグディスカバリーにおけるスクリーニングにも、対応します。 コンパクト設計(W 660xD560xH800 mm)で、研究室のスペースの問題にも貢献します。 スクリーニング、ハイスループット。高粘性・高粘度対応可 NGSライブラリー調製、DNA/RNA抽出・精製などアプリケーションに。
基本情報
■ マルチチャンネルピペッティングモジュール 分注容量:0.5 ~ 125 uL ■ 非接触型ディスペンスモジュール 分注容量:200 nL ~ 4 mL ■ デッキレイアウト 上段:マイクロプレート8枚分 下段:チップラック8個分 底段:プレート温調モジュール、シェーカーモジュール リザーバー冷却モジュール 各1個 ■ 本体サイズ(mm):W660 x D560 x H800 ■ 重量:約120 kg
価格情報
お選びいただくオプションにより変動致します。 詳細は価格表をもとに担当者がご説明しますので、お気軽にお問い合わせください。
価格帯
1000万円 ~ 5000万円
納期
応相談
用途/実績例
NGSライブラリー調製等。 対応しているライブラリー調製キットについては、お気軽にお問合せください。 リンクからも確認できます。
関連動画
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SPT LabtechとSemarionが提携、細胞アッセイ自動化ワークフローを革新へ
2025年7月9日、SPT Labtechは、ケンブリッジ大学キャヴェンディッシュ研究所発のスタートアップSemarionとの戦略的提携を発表しました。 本提携により、SPT Labtechのfirefly自動分注システムとSemarionのSemaCyteマイクロキャリア技術が統合され、柔軟かつスケーラブルな細胞アッセイの自動化ワークフローが実現されます。 この革新的な連携により、従来困難だった接着細胞アッセイの小型化・自動化が可能となり、効率性や再現性の向上が期待されます。細胞ペインティングなどの画像解析ベースのハイコンテントアッセイにも柔軟に対応可能です。 SemarionのCEO、Jeroen Verheyen氏は、「この提携により、従来にない柔軟でミニチュア化されたワークフローが実現し、創薬プロセスの大幅な加速が可能になります」と語っています。 両社は今後、共同プロトコルの開発、実証データの生成、ワークフロー最適化戦略に取り組み、より適応性の高い細胞ベースの創薬支援ツールを研究者に提供していく予定です。
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SPT Labtechは、Illumina DNA Prepを、fireflyプラットフォームでの自動化に成功し、Illumina認定メソッドプロバイダーに選定されました
SPT Labtechは、firefly、液体ハンドリングプラットフォームによるIllumina DNA Prep自動化ワークフローが正式に認定され、Illuminaの認定パートナーに選ばれました。 fireflyは、高精度なピペッティングと柔軟性を兼ね備えたコンパクト設計で、再現性とスループットの向上を実現。直感的なソフトウェアとウォークアウェイ運転により、複雑なNGSワークフローの効率化に貢献します。 本認定により、fireflyを使ったIllumina DNA Prepの自動化導入がより安心かつ容易になりました。今後もIlluminaとの連携を通じ、新たなアプリケーションに対応していきます。
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3D細胞培養の進化:MCF7およびHepG2細胞とPeptiMatrixハイドロゲルの混合による自動正容量分注
3D細胞培養は、生体内の組織構造をより正確に模倣した環境で細胞を研究できる手法として、近年ますます注目されています。しかし、3Dモデルの構築には、細胞の成長を支える足場(スキャフォールド)やマトリックスが必要であり、これらの分注は困難を伴うことから、再現性や効率性に課題があります。 これらの課題に対応するために、PeptiMatrix Ltd.はSPT Labtechと連携し、dragonfly discovery液体分注装置によるPeptiMatrixハイドロゲルマトリックスの分注性能を評価しました。 この研究では、高スループットでコスト効率が良く、再現性の高い3D細胞培養アッセイを実現する統合的なアプローチが、創薬および研究の進展をどのように加速するかをご紹介しています。
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Norwegian Sequencing Centre enhances multiomic workflows with automated liquid handling
Norwegian Sequencing Centre(NSC)は、オスロ大学病院に所在し、プロテオミクスやゲノミクスなどの分野における、ラボ自動化の重要性を実践を通じて実感していました。近年、弊社fireflyを含む、リキッドハンドリングソリューションのシステムを導入し、日々の業務やハイスループットの課題に対応するためのワークフローを大幅に向上させました。これらの自動化により、作業効率は改善され、試薬の使用が最適化され、エラーのリスクも低減しています。 NSCの自動化の取り組みでは、下記の要素が重要な選定要素となりました。 ・コスト ・効率性 ・ユーザビリティ ・サービスサポート など、ほかさまざまな条件を考慮し、自動化されたワークフローに最も適したシステムとして、弊社のシステムが導入されました。 今後、自動化の重要性はさらに高まると考えられており、コア施設にとって不可欠な要素となるでしょう。NSCの取り組みは、他の研究機関にとっても参考となり、自動化の利点を最大限に活用するための一つのモデルとして期待されています。詳細のニュースを、関連するリンクから記事を是非参照してください。
取り扱い会社
研究を加速させる独自の技術とアプリケーションへの深い理解をひとつひとつの製品に込め、研究者に新たな選択肢をご提供することを目指しています。 ユーザーフレンドリーな仕様と堅牢性の高いシステムに加え、日本支社の設立により迅速なエンジニアリングサポートも可能になりました。 ナノリッター範囲の微量分注を必要とする下記アプリケーションを得意とし、サンプルコストや時間コストを削減します。 ・各種アッセイの微量化 / 自動化 ・ゲノミクス分野のPCR, qPCR, NGSライブラリー調製の微量化 / 自動化 ・タンパク質結晶化分野の微量化 / 自動化 ・サンプルバイアルの自動管理 経験豊富な担当者および専任のアプリケーションスタッフが国内におります。 各種お問い合わせ、デモ依頼をお待ちしております。