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SPT LabtechとSemarionが提携、細胞アッセイ自動化ワークフローを革新へ
2025年7月9日、SPT Labtechは、ケンブリッジ大学キャヴェンディッシュ研究所発のスタートアップSemarionとの戦略的提携を発表しました。 本提携により、SPT Labtechのfirefly自動分注システムとSemarionのSemaCyteマイクロキャリア技術が統合され、柔軟かつスケーラブルな細胞アッセイの自動化ワークフローが実現されます。 この革新的な連携により、従来困難だった接着細胞アッセイの小型化・自動化が可能となり、効率性や再現性の向上が期待されます。細胞ペインティングなどの画像解析ベースのハイコンテントアッセイにも柔軟に対応可能です。 SemarionのCEO、Jeroen Verheyen氏は、「この提携により、従来にない柔軟でミニチュア化されたワークフローが実現し、創薬プロセスの大幅な加速が可能になります」と語っています。 両社は今後、共同プロトコルの開発、実証データの生成、ワークフロー最適化戦略に取り組み、より適応性の高い細胞ベースの創薬支援ツールを研究者に提供していく予定です。
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comPOUNDの進化:25年にわたる信頼と革新の歩み
あらゆる研究室において、サンプルの完全性は極めて重要です。 弊社comPOUND自動サンプル管理システムは、約25年間にわたり、研究室のサンプルの整理・保管・取り出し方法を変革してきました。日々の重要な作業を自動化することで、研究者が安心して本来の研究に集中できる環境を提供しています。 このシステムの長寿命を支えているのが、独自の空気圧(エア駆動)技術です。この技術により、ロボットによる低温環境下でのトラブルの発生を最小限に抑え、一定の低温環境で安定した動作を実現。必要なときに、必要な場所へ、確実にサンプルを届けます。この革新的な仕組みは、1999年にエディンバラで開催されたSBS会議で初公開されて以来、常に研究現場のニーズに応じて進化し続け、今なお業界標準としての地位を築いています。
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SPT Labtechは、Illumina DNA Prepを、fireflyプラットフォームでの自動化に成功し、Illumina認定メソッドプロバイダーに選定されました
SPT Labtechは、firefly、液体ハンドリングプラットフォームによるIllumina DNA Prep自動化ワークフローが正式に認定され、Illuminaの認定パートナーに選ばれました。 fireflyは、高精度なピペッティングと柔軟性を兼ね備えたコンパクト設計で、再現性とスループットの向上を実現。直感的なソフトウェアとウォークアウェイ運転により、複雑なNGSワークフローの効率化に貢献します。 本認定により、fireflyを使ったIllumina DNA Prepの自動化導入がより安心かつ容易になりました。今後もIlluminaとの連携を通じ、新たなアプリケーションに対応していきます。
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3D細胞培養の進化:MCF7およびHepG2細胞とPeptiMatrixハイドロゲルの混合による自動正容量分注
3D細胞培養は、生体内の組織構造をより正確に模倣した環境で細胞を研究できる手法として、近年ますます注目されています。しかし、3Dモデルの構築には、細胞の成長を支える足場(スキャフォールド)やマトリックスが必要であり、これらの分注は困難を伴うことから、再現性や効率性に課題があります。 これらの課題に対応するために、PeptiMatrix Ltd.はSPT Labtechと連携し、dragonfly discovery液体分注装置によるPeptiMatrixハイドロゲルマトリックスの分注性能を評価しました。 この研究では、高スループットでコスト効率が良く、再現性の高い3D細胞培養アッセイを実現する統合的なアプローチが、創薬および研究の進展をどのように加速するかをご紹介しています。
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Accelerating chemical discovery through high-throughput experimentation: in conversation with Matthew Gaunt
ケンブリッジ大学のマシュー・ガウント教授は、ハイスループット実験(HTE)を活用して従来法では不可能だった化学反応の開発を進めています。HTEにより、大量の反応を並列に実施でき、触媒や基質、添加剤など多くの変数を一度に検討可能です。mosquito(R)などの自動液体分注機を用いて、ナノリットル単位での精密な試薬処理が行われ、384や1536ウェルプレートでの反応設定や分析にも対応しています。研究対象は光レドックス触媒、C–H活性化、核酸(RNA、DNA)化学など多岐にわたり、微量試料でも効率的な探索が可能です。 また、UPLC-MSや高スループットNMRといった分析技術により、定量的かつ高品質なデータ取得を実現。1536ウェルプレートを部分的に使って必要な規模の反応を実施するなど、柔軟な運用も特徴です。将来的には、こうした高品質なデータがAIや機械学習による化学反応予測に不可欠であり、データサイエンスの重要性がますます高まるとしています。
ナノリッター範囲の微量分注・サンプルバイアルの自動管理を得意とする英国のライフサイエンス研究機器メーカー
研究を加速させる独自の技術とアプリケーションへの深い理解をひとつひとつの製品に込め、研究者に新たな選択肢をご提供することを目指しています。 ユーザーフレンドリーな仕様と堅牢性の高いシステムに加え、日本支社の設立により迅速なエンジニアリングサポートも可能になりました。 ナノリッター範囲の微量分注を必要とする下記アプリケーションを得意とし、サンプルコストや時間コストを削減します。 ・各種アッセイの微量化 / 自動化 ・ゲノミクス分野のPCR, qPCR, NGSライブラリー調製の微量化 / 自動化 ・タンパク質結晶化分野の微量化 / 自動化 ・サンプルバイアルの自動管理 経験豊富な担当者および専任のアプリケーションスタッフが国内におります。 各種お問い合わせ、デモ依頼をお待ちしております。