SPT Labtech Japan株式会社 公式サイト

  • 製品ニュース

Accelerating chemical discovery through high-throughput experimentation: in conversation with Matthew Gaunt

SPT Labtech Japan株式会社

SPT Labtech Japan株式会社

ケンブリッジ大学のマシュー・ガウント教授は、ハイスループット実験(HTE)を活用して従来法では不可能だった化学反応の開発を進めています。HTEにより、大量の反応を並列に実施でき、触媒や基質、添加剤など多くの変数を一度に検討可能です。mosquito(R)などの自動液体分注機を用いて、ナノリットル単位での精密な試薬処理が行われ、384や1536ウェルプレートでの反応設定や分析にも対応しています。研究対象は光レドックス触媒、C–H活性化、核酸(RNA、DNA)化学など多岐にわたり、微量試料でも効率的な探索が可能です。 また、UPLC-MSや高スループットNMRといった分析技術により、定量的かつ高品質なデータ取得を実現。1536ウェルプレートを部分的に使って必要な規模の反応を実施するなど、柔軟な運用も特徴です。将来的には、こうした高品質なデータがAIや機械学習による化学反応予測に不可欠であり、データサイエンスの重要性がますます高まるとしています。

関連リンク

Accelerating chemical discovery through high-throughput experimentation: in conversation with Matthew Gaunt
CHEMISTRY WORLD 内の記事へのリンクです

関連カタログ

創薬・ゲノミクス研究 ラボオートメーションカタログ

総合カタログ

SPT Labtech自動分注機 微量化・半自動化 事例集

技術資料・事例集