ニュース一覧
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嬉しいお問い合わせ
先日の商談お問い合わせで、とても嬉しい事がありました。 弊社が過去に開発した、ある映像を数値化するソフトウェアについてです。 お問い合わせは、「来期予算で一部改良をお願いしたいので、予算申請用にお見積りして欲しい」でした。 お見積り依頼が嬉しいのは、ビジネスをしている以上当然ですが、今回は経緯が嬉しかったので、ご紹介させて頂く事にしました。 過去に開発させて頂いたときは、ご依頼部門も「研究所」で、ある映像の数値化するソフト開発でした。 初納品してから、2度ほど数値化手法の改良をお手伝いさせて頂き、「欲しい数値がとれるようになったので」と、そのソフトを使って研究を続けて頂いていたようでした。 今回は、その時の研究所の方も同報でしたが、ご依頼があった方は、事業部で実際にモノづくりをご専門にされている方だったのです。 弊社も画像処理部は真剣に開発しましたが、そこで得られる数値に事業化できるほどの重要な意味がある事は、今回のお声がけで知りましたしすでに、その数値を反映させた製品が世の中に出ている事を知って、とても嬉しくなりました。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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国際画像機器展2021
2021年12月1日~3日まで、パシフィコ横浜で開催される「国際画像機器展2021」に、今年も出展致します。 夏の「画像センシング展」、冬の「国際画像機器展」は、画像処理開発を手がける会社として、数少ない「色々な用途を持つ」画像処理で困っている方達の声を聞ける機会なので、大切にしてます。 開発専門としてご要望を知る事で、習得すべき課題解決法を準備できる為です。 例えば、より優れたセンサーが開発され、それを搭載したカメラが発売されます。 その性能向上と同時にカメラから出力されるI/F規格(現時点で最速CoaXPress)も、より高速になります。するとその後段になる「画像処理」も、より高速処理をを求められます。 前段で処理まで行う「エッジコンピューティング」や「スマートカメラ」は熱と電源の問題です。重い計算は後段で実現される事が求められでしょう。 どこで処理するか?答えはありません。適材適所。画像処理も用途で活躍する場所が変わります。 今年は、どんな展示物が見られるのか?出展社でもありながら、他社様の展示物にもワクワクしてます。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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半導体メーカー
社内の「コミュニケーションタイム(毎週1回定例)」で、流行っているのがランキング当てクイズです。 その中で、最近「2020年半導体メーカーランキング(TOP10)」がお題になりましたので、TOP10でKITが仕事上で関連している(ユーザーとして使用している)メーカー名をご案内します。 ランキング1位でもあり、ユーザーとしても、ダントツ1位はインテルです。 これは、大本命で意外性もないのですが、パソコン用CPUだけでなく、FPGAでも一番お世話になってます。 ランキングが上昇中のNVIDIA。弊社の中でも使用率が上がってます。 ランキングの上昇は、AI用で伸ばしているとの事ですが、元々得意だった画像処理チップとしても、性能が向上しGPUボードとして利用させて頂いてますが、本来の性能を引き出すには、まだ仕組みを理解している必要があり、開発会社としては腕の見せ所です。 半導体部品として、購入させて頂き弊社で部品実装している額で考えると、ダントツ1位がFPGAでしたので、このテーマを出題した担当は狙い通りだったようです。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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頭の体操
タイトル負けしそうですが、昨年から長く続く「会議室での会議」からWEB会議にシフトして、メリット&デメリットの話から「WEB会議での進め方」を確立する。にスイッチしなければならなくなりました。 WEBでもあまり困らない事は「報告会議」。WEBでやりにくいのが「仕様決め会議」特に社内での勝手知ったる相手との「仕様決め」でなく、お客様との仕様決め会議では、お客様にとっての優先順位と、実現する側にとっての作業量(難易度も同義)とは、比例関係に無い事が多いので、そのすり合わせ目的の会議です。 WEB時代になってからは、画面に見えない方が「???」とこちらの発言がスムースに伝わっていない事も、その逆も情報発信側はわからない事が課題です。 その対策として、会議前の「会議用資料」に沢山の枝葉をつけて資料を用意してみた事もありました。 しかし、枝葉が多いと重要な点がボケたり枝葉の議論になってしまい、幹が曖昧のままだったり。 タイトルの「頭の体操」は、当日の事前資料つくりと、当日の進行にとても苦労するので、この表現になりました。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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「画像処理学習セット」プレゼントキャンペーン
メルマガ常連の方、お待たせしました。 年に2度の定例化した「画像処理学習セット」のプレゼントキャンペーンが間もなく、受付開始になります。 イプロス様サイトを使って、9月9日~10月10日までの1ヵ月間がキャンペーン受付期間になります。 キャンペーン期間中限定で、「画像処理入門書(全ページ版)」の無料ダウンロードと、ダウンロードされた方を対象に、画像処理学習用ソフト「IPキット3」を抽選で10名様に無料プレゼント致します。 このソフトは、市販もしております(1万円程度)。 日本テクノセンター様主催の「画像処理セミナー」では、この「画像処理入門書」と「IPキット3」を使って、傷の検出アルゴリズムを考える。などの実習などを行っております。 講義ですと、「何処が解らない?」を対面なので確認できますが、資料でどこまでお伝えできるかを考えながら、「今回初」の資料も追加しました。 キャンペーン開始は、イプロス様サイトのチェックをお願いします。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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画像処理の高速化
今回は、弊社でも新人教育レベルの高速化のお話です。 彼らに共通する教育カリキュラムの一番初めが「画像処理の定石」を、深く覚えてもらいます。 このフェーズが済むと、例えば例題として9×9の平滑化フィルタをプログラミングして下さい。が次のテーマです。このプログラムは1日あれば完成するでしょう。 次に自分で作成したソフトの「処理部」の実行速度を測ってもらいます。 社内で、この教育用に作成した同処理プログラムが2種類あります。2種類の違いは、汎用性のあるもの。と速度最優先にしたものです。 さて、評価フェーズです。 自分のソフトが、上の両方のリファレンスより遅いのか、その中間か?を自己評価します。 そこで、何が違うのか?を考えさせます。 まずは、ソースコードを見ないで考え、それで閃いた事があれば、閃きを机上検討して、どの程度高速化できるか予測してもらってから「試して良いよ」と、実験させます。 初歩は、アドレスの飛ばし方、中級は計算回数を減らすテクニック。 日々勉強が続きます。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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大規模FPGA
FPGAの規模を示すのに、ASICゲート換算で表現していた時代は終わったようです。 Logic Cellと呼ばれる論理回路(実際にはLUT)とFF(フリップフロップ)がセットになったものを1として、それが何ブロック入っているか?が一つの規模の指標です。 それでも、何百万Cellと言う単位ですから、部品価格を別にすれば、実現したい回路が入らない事は、滅多にないです。 乗算などの従来Logic Cellを消費した回路は、別にDSPブロックが用意されてます。 FPGAの強みである、内臓メモリもMbクラスです。 そこで、いわゆる論理回路以外にCPU(現在TOP2の両メーカー様ともARM)を内臓した、SoCFPGAがロジック回路と同一シリコン上に搭載されてます。 開発エンジニアの立場としては、CPUはメリットがとても多いですが、I/Oピンが減る事を忘れずに。近々発表されている他のハードウェアアクセラレーターは、突き詰めるとASSP(特定機能に特価したLSI)に戻るような感覚がありまが、とても興味をもって実デバイスが手に入る日を楽しみにしてます。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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兄弟会社
弊社の所属する「テクノホライゾングループ」には、色々な業種の会社が集まってます。 「イメージング」でも、これまでは、光の入り口の光学系。 それを受光してデータするカメラメーカー、カメラの出力を取り込むキャプチャーボードと、そのキャプチャーされたデータを処理する弊社担当の画像処理メーカーが、集まってました。 この度、ここに同じ画像処理を主業務とする兄弟会社が加わってくれました。 驚いたのは、直接顔合わせせずにメール文だけでも、普段の社内の会話と同じ会話ができる事です。 それぞれの画像処理コア技術は同様目的なのに、その技術を使った利用産業分野が異なる事がわかりました。 どんな広がりになるか、ワクワクしています。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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マニュアル
弊社初の「画像つなぎライブラリ」を、発売開始しました。これまで、26年間「特定用途に特化した、用途向けカスタムチューン」したものを開発してきたので、「汎用」となる事の苦労を痛感してます。 具体的には「操作説明書」「API仕様書」などのドキュメント特定用途と同じなので、問題ありませんでした。それでも「操作説明書」に「カメラを動かす事」などの部分が、社内での多重チェックでは「当然の前提条件」になってしまっている事が、お問い合わせなどからわかってきました。 現時点では、ソフトの機能そのものの問題は1件もありませんが「説明不足」を補う為に「設定ガイドライン」などのドキュメントを追加し、インストーラーを更新して、ドキュメント類もより多く展開するように改定しました。 説明も読まずに使える事が、一番理想ですが、提供している処理そのものが、かなり特殊なので、これは今後も経験を積んでいきたいと考えています。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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データシートとアプリケーションノート
弊社の開発では、一般売りしていないLSIを採用する事珍しくありませんが意外な苦労があります。 アプリケーションノートが無く、どのレジスタにどんな順番でセットすると、欲しいデータが得られるのか?がわからない為です。 これは特定ユーザー様が大量購入前提の場合、LSIの提供側が密にサポートをされる為、アプリケーションノートより先にデバイスがリリースされる事があるからです。 また、半導体メーカー様から特殊なLSIの「リファレンスボード」の開発でも、同様な事があります。 この場合は、開発時にはお客様に質問すると欲しい情報を得られるので大きく困りませんが、評価実験を行っている際に(半導体設計上の)想定外動作の際のデバイスの振る舞いなどは、質問してもすぐには回答を頂けない事もあります。 「リファレンスボード」を使う側も作る側も経験して思う事は、今のFPGAメーカー様の評価ボードはかなり優れたものになっていると考える次第です。 弊社製品では販売終了しておりますが、FPGAやPCIブリッジチップの評価ボードを販売していた時代が懐かしくもあります。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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光の波長
画像処理屋の隣の技術「光」について書かせて頂きます。専門分野外なのですが光の波長関連の画像処理開発の依頼が多くなったと感じるのでご紹介です。 光の波長の違いで「色」が変わります。一番知名度が高いカラーは「R,G,B」カラーだと思いますが、今回は可視光カラーの話ではありません。波長の違いで、透過率や反射率が異なる事を利用した話です。 具体的には、赤外や、紫外です。名前の通り、人間に見える「可視光」の範囲を超えた光です。赤より外なので、「赤外」紫より反対側に外なので「紫外」です。 波長が異なる事で透過率が変わるので、「可視光では同じ明るさ」に見えてしまう対象物も「赤外」光源を使って、赤外感度が高いカメラ(必要によって可視光カットフィルタも使用)を使うと、人間には見えなかった差が得られます。 それらの波長は、S/Nが低いから「ノイズ除去をして」とか、赤外の映像と可視光の映像を、足したり引いたり(そんな単純ではないですが)してみてくれる?と、目的物の検出に使ったりします。 足したり引いたり、検出したり。が画像処理屋のメインになります。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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画像処理ソフト当選者発表
画像処理ソフトの抽選が終了しましたので、発表致します。(過去の当選者の方は、今回も抽選対象外とさせて頂いております) この為対象応募者が多数となり、結果当選者を5名増員し、15名の方を当選とさて頂きました。 このソフトウェアは、弊社直販か、ベクター様サイトにてライセンス販売させて頂いてます。直販のみ、CD-ROM販売とさせて頂いております。 ご興味がありましたら、「試用版」として動作を無償で試せますので、ダウンロードして使ってみて下さい。(試用版は、一部機能に制約をつけてます) (当選者発表は、社名及び苗字のイニシャルを順不同で記載します) I社H様、S社M様、D社O様、T社S様、B社O様、E社U様、D社M様、K社O様、H社N様、R社N様、M社H様、S社M様、K社N様、T社S様、T社K様 以上、15名の方に、イプロス登録先社名及びセクション宛てに発送させて頂きます。 ベクター様からの購入時には、購入者情報を取得できない為サポート不可であることを、ご了承下さい。 次回のキャンペーンは、今年秋を予定としております。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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画像処理学習セット、キャンペーン
年2回開催の「画像処理学習セットプレゼントキャンペーン」が無事終了させて頂きました。 前回反省の「ダウンロード」と申し込みは別(お問い合わせボタンがプレゼント申し込みボタン)とのご案内が足りず、画像処理教科書ダウンロード者数は206名、お問い合わせ(申し込み)数は、21名でした。 この教科書と抽選プレゼントの「IPキット3」を使った日本テクノセンター様主催の「画像処理セミナー」(2021年3月25日予定)も緊急事態宣言の2週間延長をうけて開催延期(開催時期未定)となりました。 大変残念ながら「画像処理の裾野を広げる」活動が止まってしまっております。 この二つの事情を考え、今回も二度目の例外として、「教科書ダウンロード」の方も抽選の対象者に含ませて頂きます。 当選者の社名とイニシャルをメルマガ等で発表させて頂き、発送させて頂きます。 次回のキャンペーンは、秋(9月~10月)を予定しております。 次回キャンペーンまで待てずに必要な方は、恐縮ですが、ご購入をお願いいたします。弊社の直販及びVector様サイトでも販売されてます。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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大きなものから小さなものまで
年2回開催の「画像処理学習セットプレゼントキャンペーン」が無事終了させて頂きました。 前回反省の「ダウンロード」と申し込みは別(お問い合わせボタンがプレゼント申し込みボタン)とのご案内が足りず、画像処理教科書ダウンロード者数は206名、お問い合わせ(申し込み)数は、21名でした。 この教科書と抽選プレゼントの「IPキット3」を使った日本テクノセンター様主催の「画像処理セミナー」(2021年3月25日予定)も緊急事態宣言の2週間延長をうけて開催延期(開催時期未定)となりました。 大変残念ながら「画像処理の裾野を広げる」活動が止まってしまっております。 この二つの事情を考え、今回も二度目の例外として、「教科書ダウンロード」の方も抽選の対象者に含ませて頂きます。 当選者の社名とイニシャルをメルマガ等で発表させて頂き、発送させて頂きます。 次回のキャンペーンは、秋(9月~10月)を予定しております。 次回キャンペーンまで待てずに必要な方は、恐縮ですが、ご購入をお願いいたします。弊社の直販及びVector様サイトでも販売されてます。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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展示会初披露
先日、テクノホライゾンフェアに弊社も出展いたしました。 6月には「画像センシング展」に出展予定です。 展示会で「昨年と変わったものは無かったよ」と言う方を、よくみかけます。 折角時間の都合をつけてきたのに、収穫なしでは勿体無いと思います。 「見つけて頂く努力で解決」と考え、「本展示会初披露」を意識してデモ展示してます。 今回は、QRコード読取(用前処理)が、それにあたります。 前回までの展示では、読めなかったような「より斜めに置かれたコード」と、「より明るさ変動した場合対応」を新しい機能として展示しました。 「これまでのバージョンでも読めた」コードには、赤い枠で囲ってアピールし、「今回の追加機能で読めるよになった」コードには、青い枠で囲ってアピールしました。 コードの角度を変えたり照明を変えたりする事で枠の色が変わります。色がチラチラするところが新機能との境界です。 実際現場で使うときには、この枠は不要ですが、展示会だからコソ「前回との違い」をアピールする事も大切なエンジニアの仕事と考えています。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。
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閃きと詰め
「画像処理アルゴリズムの開発」という仕事内容については「具体的にどんなスキルが必要で、どんな仕事の進め方ですか?」と聞かれる事が珍しくありません。 また、「数学の知識が重要ですか?」とも聞かれます。 「閃き」の能力が一番大切と説明します。 しかし、会社が仕事として行うには、全員が「閃きマン」でも成立しません。 閃きタイプの人は「詰めが甘い」ことが多いからです。 会社ですから「組織」です。スポーツと同様に、それぞれの方のポジションがあり、ポジションに応じた能力(能力に応じたポジション配置)を組み合わせ て強いチームにします。 何度か、視点を変えて紹介したと思いますが「閃く」能力を教える方法を弊社は知りません。趣味ではなく仕事ですから、長所を伸ばして頂く必要はありますが、短所を克服する必要はありません。 複数の異なる長所を持った人が集まって、「画像処理の開発」を実現しています。
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【第190号】「エンジニアの為のエンジニア発信」雑情報メールマガジン配信のお知らせ
_/_/_/_/ I N D E X _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ・エンジニアコラム………………… 人間のタスクスイッチ ・KIT情報発信…………………… 良い話と悪い話 ・編集後記…………………………… にまいもりのひとり言 高い確率で役立つ話が混じってる? 「エンジニアの為のエンジニア発信」雑情報メールマガジンを発行しています。 エンジニアが何気に発言する情報が、あれ?と言う時に役立つかもしれません。 関連情報や成功事例、失敗事例、たまには苦労話と言う愚痴、雑情報が参考になれば幸いです。 メールマガジンご希望の方は、お手数ですが弊社ホームページのお問い合わせフォームよりリクエストをお願いいたします。 バックナンバーも公開中です。