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【画像処理エンジニアコラム】動作時間保障

アポロ精工株式会社

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用途によっては、動作時間保障をきっちり行わないと「使えない」画像処理があります。 「動作時間保障」にも、更に2種類を紹介します。 例1,検査装置用途 生産ラインの製造タクトタイム以内に処理を終わらせないと、次の検査対象を検査できません。 しかし、画像データが入力されてから、結果を出すまでの遅延時間は、タクトタイム内である必要はありません。 結果に対して、リジェクトする機構までの遅延は許容できます。 この「遅延が許容される」を上手に使って、尚且つ「遅延時間は固定で保証する」を守れば例2より、実現コストが削減できます。 例2,追突防止 自動ブレーキと呼ばれるもの等が説明が楽かと思います。 衝突防止ブレーキなので、検知してから「止まれ」と判定するまでの時間は速ければ速いほど良いです。 しかし、カタログスペックに落とすには制動性能とセットになるので、「最大遅延」として動作速度保証が必要になります。 こちらは、例1よりコストをかけても速度を取ります。 同じ用語でも違う性能を求められるので、要望理解が大切と言うコラムでした。 *ニュースは、弊社メルマガで配信されてます。