表面粗さ基準片 『E125』
ブラスト加工面の粗さを即!目視で!比較!ISO規格対応の高耐久基準片
表面粗さ基準片 『E125』 は、グリットまたはショットブラスト加工された鋼材表面の粗さを、 基準片と比較することで直感的かつ信頼性高く判定できる試験片です。 1枚の基準片で、複数の粗さレベルを比較できる設計とし、 グリット用:25、60、100、150 µm ショット用:25、40、70、100 µm 用途や現場条件に応じて選べるバリエーションを揃えています。 本製品はニッケル合金製で高耐久性を持ち、日常の現場使用に耐える頑強さを備えています。 粗さ比較を目視で行う方式のため特別な装置を必要とせず、迅速かつ手軽に粗さレベルを判断できるのが特長です。 また、ISO 8503-1、ISO 8503-2、SSPC PA17、ASTM 等の国際規格に適合しており、国内外の検査要求にも対応しています。
基本情報
モデル: E125-1:グリットブラスト用 E125-2:ショットブラスト用 〖適合規格〗 AS 3894.5, ASTM D 4417 A, IMO MSC.215(82), IMO MSC.244(83), ISO 8503-1, ISO 8503-2, SSPC PA 17
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
応相談
型番・ブランド名
エルコメーター 125
用途/実績例
ブラスト処理を伴う防食・塗装現場での“目視確認”を補強するツールとして広く活用できます。 例えば、造船・橋梁・プラント設備など、表面処理が塗膜性能を左右する現場では ブラスト直後に基準片と比較して粗さが仕様内に収まっているかをその場でチェックできます。 測定機器を持ち出す前段階として、粗さレベルの目安を即座に判断できるため手戻りの削減や無駄な再処理を防ぐ効果があります。 施工前の打合せ段階で基準片を用いて、「この粗さが良い/悪い」の視覚基準をチーム内で共有することで認識の統一と誤差抑止につながります。 さらに、粗さ測定機器(プロファイルゲージなど)での正式測定と併用することで、 基準片での予チェック → 精密測定という流れを構築でき、現場のスピードと信頼性を両立した管理体制の構築が可能です。 『E125』 の導入により、ブラスト後の表面が“十分な粗さ”を備えているかを即断できる環境が整い、塗装の付着性・耐久性を高める第一歩として活用いただけます。
関連動画
ラインアップ(2)
型番 | 概要 |
---|---|
E125----1 | グリットブラスト加工粗さ基準片 粗さ値(μm):25、60、100、150 |
E125----2 | グリットブラスト加工粗さ基準片 粗さ値(μm):25、40、70、100 |
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロードおすすめ製品
取り扱い会社
英国、欧州に最先端の生産設備と精鋭の開発エンジニアで構成される専門チームを擁するElcometerは、 塗膜検査、コンクリート検査、金属探査分野の第一人者として業界をリードしてきました。 世界的に定評のあるElcometerの製品は、英国、米国、シンガポール、オランダ、フランス、ドイツの販売拠点、 ならびに世界各国の販売代理店を通じ、あらゆる地域でお求めいただけます。