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Learning at the Bench
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タンパク産生やウイルス産生を目的とした高密度細胞培養システム導入の第一歩:細胞株の継代と凍結保存編
高密度細胞培養システムでは、専用の浮遊細胞株を用いて決められた手順で培養します。安定的に運用するためには、設備と培養技術の双方を適切に整える必要があります。専用の細胞株はとてもデリケートであり、...
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【やってみた】微量・分解RNAによる発現解析の最適解は?RNA-SeqとIon AmpliSeq Transcriptomeを比べてみた
次世代シーケンサでの発現解析に取り組む際、RNAサンプルが「少なすぎる」「分解している」という状況は珍しくありません。特にFFPE(パラフィン包埋切片)由来サンプルや、貴重な臨床検体では、収量が...
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【簡単解説!】遺伝子治療における精製スケールアップのポイント
近年、遺伝子治療の急速な発展により、治療法の開発と実用化に向けた取り組みが活発化しています。 本ブログでは、昨年「Cell and Gene Therapy Insight」誌に掲載された「Pr...
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二軸押出機の基礎⑦:材料供給のポイント
二軸押出機の基礎シリーズでは装置の仕組みや特長、パラメーター設定やその意味、後工程オプションを組み合わせた押出成形について解説していきます。 ▼こんな方におすすめです! 今回は混錬押出プロセスに...
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初心者でも安心!簡単にできる発現ベクターの作り方:人工遺伝子合成サービスの利用法
タンパク質発現実験には発現ベクターが欠かせませんが、一から作るとなると、かなりの手間と経験が必要です(図1)。 図1. 一般的な発現ベクター構築の流れ 研究対象の遺伝子が発現している組織・細胞か...