ニュース一覧
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Digital Metal AB株主変更のお知らせ
去る7月12日、Höganäs AB社はその子会社であるDigital Metal ABの保有株式すべてを米国のMarkforged 社へ移転することに合意した、との発表が成されました。この取引は2022年の第三四半期に完了する予定です。 国内におけるDigital Metalの営業活動は当面の間、これまで同様ヘガネスジャパン株式会社にて担当する予定ですので、どうぞご安心ください。 万一、ご不明の点がございましたら弊社営業担当者よりご説明いたします。 担当: 宮本政博 masahiro.miyamoto@hoganas.com Digital Metal社発表 https://digitalmetal.tech/news-and-media/news-flow/ Markforged社発表 https://markforged.com/resources/news-events/markforged-to-expand-into-mass-production-of-end-use-metal-parts-through-digital-metal-acquisition
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(期間限定)Digital Metal 造形キャンペーン!
ヘガネスジャパンでは、Digital Metalの造形が初めてで、2022年7月末までに発注いただけるお客様に限り、受託造形を費用50%オフで提供いたします。この機会にバインダジェット3Dプリンティングをお試しください。 造形目安を確認のうえ、必要情報をご連絡ください。ご希望の表面仕上げや寸法精度などを確認し費用を見積ります。 ◆造形目安 造形サイズ50mmx50mmx50mm程度(応相談) 最小穴径0.2mm、最小肉厚0.3mm この他、形状によってはお受けできない場合があります ◆必要情報 2D図面または3Dデータ(STLまたはSTEP形式、お客様にてご用意ください) 数量 材料 316L 17-4PH(SUS630相当) Ti-6Al-4V、DM625(Inconel625相当) DM718(Inconel718相当) DM247(MAR247相当) DM D2(SKD11相当) DM Cu(純銅) DM4140 (AISI4140相当)から選択 不明な点はお問い合わせ下さい。
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Digital Metalの造形材料にDM 4140(AISI4140相当)追加
DM4140は鉄をベースにクロム・モリブデン・マンガンを添加した低合金鋼でAISI4140相当の材料です。自動車業界からの要望を受けて開発されました。 DM4140は高強度、高焼入れ性、高靭性を有し、熱処理後の寸法変化が少なく寸法精度に優れています。DM4140は自動車や機械の 歯車、コネクティングロッド、締結要素(ボルトとナット)、カップリング、シャフト 等の高強度部品 として 広く使用が想定されています。 DM4140の準拠規格 : ISO22068 (2014); MPIF #35 (2018); AISI4140; 42CrMo4; 1.7225; SS2244 DM 4140仕様(焼結後) --------------------- 引張強さ 880MPaMPa 降伏強さ 640MPa 伸び 6% HRB 95 相対密度 96% DM 4140仕様(熱処理後) --------------------- 引張強さ 1600MPaMPa 降伏強さ 1400MPa 伸び 3% HRC 47 相対密度 96%
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コラム ~SNS使ってますか? LinkedInでDigital Metalの情報にアクセス
皆さんはSNS使っていますか?FaceBookやLINEなどの色々ありますね。 Digital Metal社は「LinkedIn」というビジネス向けSNSで様々な情報を発信しています。 ・ユーザー様における活用事例 ・新材料の紹介 ・装置のアップデートや新開発品の紹介 ・展示会やフォーラムなどのイベント情報 記事は最新の動画や写真が使われています。 英語ですが翻訳機能がついていているので日本語で読めます。 最近は私のプレゼンもLinkedInからの引用が増えています。 私も時々ですが記事をあげています。 記事はLinkedInで「digital metal」と検索すると見つかります。 「フォロー」ボタンを押すとプッシュ通知を受けられ便利です。 SNSに抵抗がある方も「LinkedIn」ぜひお試しください。
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Digital Metalの造形材料にDM 718(インコネル718相当)追加
DM 718はニッケルベースの超合金で耐熱性に優れるインコネル718相当の材料です。Digital Metal バインダジェット金属3Dプリンタ用に開発されました。 高温で高い強度と耐食性を示すDM718は、航空宇宙、タービン、ロケットエンジン、ターボポンプ、および同様の高温環境、ならびに極低温用途で広く使用されています。 インコネル材は一般に切削加工が困難な合金として知られていますが、バインダジェットのDigital Metalは設計制約の少ない自由な造形が可能です。 DM718の強度は金属組織であるγ”析出物に主に由来しています。このことが、一般に溶接が困難とされる高γ析出物強化合金と比較し、DM718の溶接性を向上させています。 DM 718仕様 --------------------- 引張強さ 1MPaMPa 降伏強さ 700MPa 伸び 15% HRC 34 相対密度 98%
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Digital Metal 3Dプリンティング向けコントロールパネル、DMS-LNX 1.0を発表
100万点を超える3D造形品を手掛けてきたDigital Metalはその経験を通じ、3Dプリンティング工業化のカギは全プロセスの自動化である、と早い段階で気づいていました。 トータルシステムサプライヤとしてDigital Metalは、バインダジェットを工業化・量産用途の確立された技術として可能性を最大限に発揮したいと考えています。 自動除粉装置 DPS1000、クローズド粉末処理装置 PPS1000の2つの新装置とDMS-LNX 1.0の発表により、Digital Metalは自動化生産の目標に向かって進んでいます。 DMS-LNX1.0コントロールパネルインターフェイスは、Digital Metalのファクトリオートメーションの開発パートナーであるSiemensと共同開発されました。 DMS-LNX 1.0の主な特長 ◆進行中の造形プロセスのモニタリング ◆装置のアラートを受信する機能 DMS-LNX 1.0の詳細は下の問い合わせ先までお願いします Digital Metal担当: 宮本 masahiro.miyamoto@hoganas.com
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Digital MetalとEtteplan 積層造形向け設計パートナーシップを締結
従来の製造技術から積層造形(AM)への移行にはAMに最適化した設計が必要です。 この度、世界的なエンジニアリング企業Etteplanとバインダジェット3DプリンタのDigital Metalはパートナーシップを締結。両社は3DプリンタユーザのAMへの移行をお手伝いします。 パートナーシップにより、利用者はDigital Metalに最適な設計から3Dプリンタでの部品製造・量産までカバーする提案を受けられます。 Digital Metal クリスチャンCEO「Etteplanの世界クラスの設計陣が設計から製造までカバーする提案を提供します」 Etteplan「我々は長年AMに取り組んでいます。 Digital Metalとの相乗効果が楽しみです」 お問い合わせはヘガネスジャパンまで Etteplan事業概要 ・ソフトウェアおよび機器組込ソリューション ・産業機器やプラント向けソリューション ・技術文書ソリューション 本社はフィンランド、欧州、中国に3500人超の専門家を擁す 2020年の売上高約350億円 NASDAQヘルシンキ上場 www.etteplan.com
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Digital Metalの造形容量と造形速度がアップします!
この度、Digital Metalのバインダジェット金属3Dプリンタ DM P2500の造形容量と造形速度がアップしました。 DM P2500の造形を行うエリア(プリントボックス)の容量が従来の2,500cccから3,900ccへ拡大しました。容量が10,000ccのボックスもオプションで選択可能です。現行の2,500ccモデルも改造によって新プリントボックスに対応可能です。 DM P2500の従来の造形スピードは最速260cc/h、標準で100cc/hでしたが、最速500cc/h(標準200cc/h)のオプションが選択可能になりました。プリントボックスと同様、現行モデルのプリンタも改造によって最速500cc/hに対応可能です。 まとめ ・造形容量が従来の標準2,500ccから約1.5倍の3,900ccにアップ。オプションで4倍の10,000ccにアップできます。 ・造形速度は従来の標準100cc/h、最速260cc/hから、オプションにより標準260cc/h 、最速500cc/hにアップ可能です。 ・これらは導入後のプリンタにも適用可能です。 カタログは追って改訂します。
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おかげさまでDigital Metalの造形点数が100万点を達成しました
このたびDigital Metalの金属3Dプリンタによる部品の造形点数が100万点に達しました。 これもひとえに、Digital Metal 3Dプリンタを支持いただいているお客様のおかげです。 ここに感謝申し上げます。 なお、この記録はDigital Metal社にて造形した数量をカウントしており、お客様で造形した数量は含んでいません。 実際には、より多くの3D造形品が世の中に送り出されています。 Digital Metalの3Dプリンタは、 ・欧州、北米、日本、アジアの各地域で使用されております ・寸法精度 +/-0.5%または+/-50ミクロンを実現可能です ・部品表面の面粗度は平均Ra=6ミクロンと良好です ・毎時100cc - 260ccと高速度の造形です ・純銅、耐熱合金、チタン合金、ステンレス鋼など、7種類の材料をラインアップ ・部品製造実績は100万点を超えています ・量産での部品供給実績もあります(30アイテム・多いアイテムで年間約4万点以上の生産実績) Digital Metalは、これからもお客様の価値創造に貢献することで実績を伸ばしてまいります。
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Digital Metal 国内初の純銅部品を出荷!
先日 より、Digital Metalの新材料「DM Cu」で造形し焼結された純銅部品の国内向けの出荷が始まりました。 「DM Cu」は2021年3月にラインナップに加わった、その名が示す通り銅材料です。99.9%の純度を有します。 純銅は熱交換器、ヒートシンク、IHヒータ等の用途で広く使用されますが、3Dプリンティングおいて造形が困難な材料としても知られています。 これは、最も普及しているレーザPBFの3Dプリンタでは、銅がレーザ光を反射してしまい、造形が難しいことに起因します。 バインダジェットのDigital Metalは、材料を溶融しない固相焼結を採用しており、バインダ(のり)で造形した後、材料に適した条件で焼結します。 弊社では焼結後の相対密度 95%を実現しており、CIP(冷間等方圧縮)やHIP(熱間等方圧縮)で更に高密度も実現できます。 金属材料メーカ・ヘガネスグループに属するDigital Metalならではの開発力を示すニュースです。 お問い合わせ先 ヘガネスジャパン株式会社 宮本 masahiro.miyamoto@hoganas.com
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三菱重工工作機械様 Digital Metal導入で3Dプリンタのサービス・販売ラインアップ拡大
三菱重工グループの三菱重工工作機(MAT)様が Digital Metalの3Dプリンタ導入によりサービス・販売ラインアップを拡大される、というニュースを紹介します。 MAT様は、歯車機械システムやレーザ加工機などのトップメーカーで、DED方式の金属3Dプリンタ LAMDAを開発されるなど3Dプリンティングにも力を入れています。 発表によるとMAT様が従来から造形サービスを提供しているLAMDAシリーズにBJT方式のDigital Metalが加わることで、幅広い造形ニーズに応え造形物に応じた最適な製造法および装置の提案・提供が可能になるとのことです。 また、MAT様はDigital Metal社と同社製装置の国内販売契約を締結しており、今後Digital Metalの3Dプリンタの販売、導入後のアフターサービスにも幅広く対応していくとのことです。 詳細情報 http://www.mhi-machinetool.com/index.html 試作・造形サービス http://www.mhi-machinetool.com/support/printing_service.html
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モータ設計サポート強化~ダブルステータ・シングルロータ型アキシャルギャップモータ
モータ設計サポート可能なタイプを新しく追加しました。 アキシャルフラックスモータの設計サポートを再始動! ★今回新たに追加したサポート ・ダブルステータ・シングルロータタイプ 日本国内では、作り込みや冗長性の観点から、本構造のご要望が多く 従来タイプに加えて、設計サービスをスタートしております。 ◆設計例◆ ・参考として弊社での設計例をご用意しておりますので、 ご興味ある方は是非お問合せ下さい。 ・JMAG利用者には、JMAGモデルやCADモデルを進呈可 お問合せより、ご用命ください。 ★継続サポート ・シングルステータ・シングルロータタイプ ・YASAタイプ 電磁気設計上での特性の優位性有 詳細をご希望の方は、是非お問合せ下さい!
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コラム ~アキシャルギャップモータの魅力 ≪パンケーキ構造の高トルク扁平モータ ダブルステータ・シングルロータ型≫
自動車電動化に伴い、弊社では小型扁平モータ向けの引き合いが増えています。 扁平モータ=アキシャルギャップモータ。今回はこちらを取り上げようと思います。 このモータは構造ごとに特徴が異なるので、3タイプを少しずつご案内して参ります。 1 ダブルステータ・シングルロータ型 2 シングルステータ・シングルロータ型 3 YASA(Yokeless And Segmented Armature)型 今回はお客様からお問合せが多い ≪ダブルステータ・シングルロータ≫の機械構造上の特徴です。 このタイプは両側2つのステータでロータを挟み固定する構造で、以下の特徴があります。 ・各ロータとステータ間の磁気吸引力が相殺され安定 ・両ステータでロータを挟む為、固定方法の単純化 ・冗長性向上 機械的強度をより向上させたい時に、有効なタイプとしてご推奨しております。 →次のコラムはダブルステータ型のモータ特性についてご紹介予定です。 ★モータ設計技術支援も実施中 https://premium.ipros.jp/hoganas/news/detail/61838/
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コラム 「無料DL可」~軟磁性複合材の魅力って?Ver.3 ≪圧粉磁心『Somaloy(R)』の最終特性への道のり≫
軟磁性コラム3回目です。 軟磁性複合材『Somaloy(R)』が主に採用・検討されてる鉄心用途例です ■ モータ(小型化・高パワー密度) 駆動用・補機用等 各種モータ、アクチュエータ等 ■ パッシブコンポーネント(高周波化での小型化・低損失化) リアクトル・チョークコイル これらの圧粉磁心は、粉体特性・構造・製造条件に起因し最終特性(電磁気・機械)が変わってきます ◆ベース鉄粉(粒径・絶縁被覆) + 添加剤(潤滑剤) ◆コア製造条件(圧縮成形・熱処理) ※詳細は資料をご覧ください 先回お伝えの『Somaloy(R)』特徴を活かしつつ圧粉磁心の最終特性(電磁気・機械)を得る為には、 お客様との連携が必要不可欠と考え、技術支援を充実させています ▼SMCスクール ▼アキシャルギャップモータの電磁気設計サポート ▼各種技術相談 →前回コラム https://www.ipros.jp/news/detail/63516 →次回コラムテーマは欠点と克服法の予定です ★ご要望・ご質問をぜひご連絡下さい jumpei.ikeda@hoganas.com
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コラム ~軟磁性複合材の魅力って?Ver.2 ≪『Somaloy(R)』はどんな特徴? モータ用途1≫
軟磁性コラムの2回目は特徴と用途です。 皆様からお問合せ頂く一例としてよく「モータの小型化(高パワー密度化)を目指すも、従来の積層鋼板では実現が難しい」と伺います。 弊社が先駆けて開発・製造中の軟磁性複合材『Somaloy(R)』はこの様な課題を解決する為のポイントがあります。 前コラムのキーワードを思い出して頂けますか? 高純度・異形状・絶縁被覆 です。 ◆高純度純鉄ベースなので ・圧縮性が高く、高透磁率(高密度)化が可能 ◆異形状鉄粉なので ・ネットシェイピングにより後加工無しで複雑形状も可能 ・成形時に絡みやすく、圧縮後強度がUPしハンドリング性がUP ◆一粒ずつに絶縁皮膜を施すので 渦電流損が低く、特に高周波数域で高効率化の実現 ◆伴い、3次元に磁路設計が可能になり、形状自由度が劇的に向上 『Somaloy(R)』はモータの小型化(高パワー密度化)のヒントになります。 ★もう少し詳しい説明をご要望・問合せはこちらへ! jumpei.ikeda@hoganas.com ★下記より『Somaloy(R)』の情報資料をダウンロード下さい