コラム ~Digital Metalの工程について(PDF資料付き)
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ヘガネスジャパン株式会社
バインダージェット方式のDigital Metalの工程を説明します。 1. 造形の準備 3D CADデータをどのような配置・姿勢で造形するか決定します 形状データは42㎛ピッチで高さ方向にスライスされます 2.造形 金属粉を42㎛ピッチで平らに敷き形状データに基づきバインダー(のり)を印刷します 造形ボックスとよばれる金属製の箱の中で造形します 3.キュアリング 印刷が完了したら造形ボックスを取り出し、加熱してバインダーを固化(キュア)します 4.クリーニング エアブローするとバインダーで固化した造形品(グリーン体)を取り出せます バインダーで固化しなかった金属粉はほぼ100%再利用できます 5.脱脂 グリーン体を焼結トレーに載せ加熱しバインダーを気化して除去します 6.焼結 脱脂後、造形物を高温真空焼結炉で加熱すると金属粉が拡散接合し金属の物性が得られます 7.後処理 必要に応じてブラストや磨き処理を施して部品を仕上げます - まとめ Digital Metalの工程は造形・熱処理の2ステップ 一連の工程の所用時間は約2日程度
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