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ASTM D642-25 規格改定の内容とポイント

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日本ビジネスロジスティクス(JBL)株式会社 藤沢北事業所

ASTM(米国材料試験協会)は、ASTM D642(輸送容器・部品・ユニット荷重の圧縮耐性試験方法)の最新版 ASTM D642-25 を発表しました。今回の改訂は、試験の一貫性と精度を高めることを目的としています。 改訂の背景  •圧縮試験の精度・再現性・信頼性向上  •規格間の整合性強化  •実務での一貫性確保 主な変更点 1.規格間の整合強化に伴う関連規格の追加参照  ASTM D5118(ファイバーボード輸送箱仕様)  ASTM D6804(輸送容器ガイド) 2.可動プラテンの新要件  プラテンを0.5インチ/分の一定速度(12.7 mm ± 2.5 mm / min)で駆動する方法を義務化。この変更は、試験精度を向上させることを目的としている。 3.試験時の方向記録  試験中に試験方向を記録することが必要となった。 4.付録X1(X1.7)の更新  箱のフラップ処理方法を明確化:  「フラップは直接封緘位置に曲げるか、180°に折ってから通常の封緘位置に戻す。」 影響とメリット  •試験精度・再現性の向上  •格間の整合性強化  •包装試験の信頼性向上

当社では最新規格にそった試験を実施しています。ぜひお問い合わせください