ニュース一覧
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【ロボットシステム導入事例】ウインナー自動整列供給システムを公開しました
ウインナーソーセージの製造現場の包装工程では、多くは人手に頼っています。その工程は、(1)ウインナーを1本ずつ曲がり方向を揃えて規定本数を並べる(2)専用冶具を使用しウインナーを袋に入れる、または深絞り真空包装機に機械の動作速度に合わせ、ウインナーをポケットに投入する、という手間のかかる作業でした。本システムはその工程を完全自動化したものです。省人化と労働環境改善に効果を発揮しています。詳しくは関連製品からご覧ください。
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重労働だった真空包装フィルムに、部分肉を入れる作業の負荷を大幅に軽減できる装置「オートバッガー」
食肉(牛・豚)加工場での真空包装用フィルム詰め作業を自動で行える装置「オートバッガー」(特許出願中)を開発し、主にミートパッカーを対象に今秋販売を開始した。オートバッガーは牛や豚の部分肉のサイズをレーザースキャナーで3 次元計測、瞬時に肉の体積を演算、続いてロボットで肉の大きさに合った真空包装フィルムのサイズ選択と袋詰め、袋の供給を連続で行う。処理能力は毎分16 ~ 17 ショット、同じ部位を連続処理する場合は毎分12 ~ 13 ショット。袋のサイズは3 種類に対応する。袋詰めでは肉の大きさに合わせてメインのコンベヤと2 本のサブコンベヤを個別にコントロールできるフィンガーコンベヤを採用。これによってロボットが肉に袋をかぶせやすくなり、きれいな袋入れを実現した。同社によれば、この装置の導入によって17 袋/分処理の場合で1 人当たりの労働生産性は約3 倍アップするという。また従来の人手作業では6 人もの人員が必要だったが、投入と次工程の真空包装機への移載の2 人のみでオペレーションが行えるようになる。さらに自動化で肉に手が触れる時間が短くなるため、食品安全の観点からもメリットが大きい。