ディフィシル菌
C.difficileの培養検査にご活用ください。
【C.Diff菌選択増菌培地】 本製品は C.difficile 用の選択増菌培地です。 本製品は好気条件下でも C.difficile を選択的に増菌培養することができ、嫌気培養に必要な装置や試薬,予備還元などの作業を簡略化することができます。 自立式の試験管容器を用いておりますので、ハンドリングに優れています。 【C.Diff選択分離培地】 本製品は C.difficile 用の選択寒天培地です。 糞便を直接塗抹することが可能で、アルコール処理を簡略化できます。予備還元済みの状態で個包装しておりますので、速やかに検査をおこなえます。また 1枚ずつの包装されている為、未使用培地の保管性が優れているのも特徴です。
基本情報
ディフィシル菌(C.difficile)は、他の Clostridium 属と性状が異なることから 2016年に Clostridium difficile から Clostridioides difficile に名称が変更されております。 2018年には C.difficile 感染症(Clostridioides difficile infection:CDI)の診断検査に関して、日本化学療法学会・日本感染症学会から「Clostridioides difficile 感染症診療ガイドライン」が提唱されました。 この中で、トキシンBの核酸増幅検査(nucleic acid amphlification test: NAAT)が実施出来ない場合や、院内感染が確認された際に培養検査の実施が推奨されております。 C.difficile を培養検査する際、通常は嫌気条件下にて培養をおこなう必要があります。 培養検査は他の検査方法よりも時間や手間を要するものの、菌株の解析に繋げられます。疫学調査をおこなわれる場合などで積極的に実施いただくことを推奨いたします。
価格帯
納期
用途/実績例
詳細は下記カタログをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。
ラインアップ(2)
型番 | 概要 |
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717598-1 | C.Diff選択分離生培地(1×10) |
717598-3 | C.Diff選択増菌培地 |
カタログ(2)
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関東化学は1944年(昭和19年)の設立以来、総合試薬メーカーとして、試薬、電子材料、臨床検査薬、化成品の4つの分野で厳しい品質管理体制の下、競争力の高い製品を開発し続けています。