【CFD解析】LNGタンクのスロッシング解析
空気と液体を同時に取り扱う混相流モデルに、タンクを時々刻々と変動させる非定常解析!
LNG船の球形タンクは、航行時の船体動揺によりスロッシングと呼ばれる 大きな液体変動が発生し、動揺条件によっては、スワーリングと呼ばれる 液体の回転現象も発生します。 この時、タンク内壁には液体による衝撃荷重が発生し、設計段階で把握する 必要があります。 そこで、設計対応として、流れ解析のシミュレーション、いわゆるCFDを用いて 液面変動やタンク壁面にかかる荷重を予測。 CFDの手法は、空気と液体を同時に取り扱う混相流モデルに、タンクを時々刻々と 変動させる非定常解析です。 液体の変動の時間変化を示す動画では、動揺開始直後の変動は大きくありませんが、 時間が経つにつれ界面の変動が大きくなる様子が確認できます。 また、液体による衝撃荷重の評価のため、液面変動とともにタンク表面の 圧力を求めます。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報
【概要】 ■解析対象:LNGタンク ■解析ソフト:STAR-CCM+ ■解析種別:VOF法(Volume Of Fluid Method) ■解析規模:格子数 約12万セル ■解析目的:タンク動揺による荷重評価 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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関連動画
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取り扱い会社
●120年の歴史を誇る川崎重工グループの研究開発支援企業 ●川崎重工業技術研究所などの研究開発部門との協調による確かな技術力 ●先端技術分野への積極的取り組み