圧力タイプとそれぞれの意味
絶対圧、ゲージ圧、シールドゲージ圧、差圧とは?
圧力測定技術の分野では、基準点(基準圧)によって圧力の種類が異なります。 【絶対圧】 絶対圧では、真空を基準としてプロセス圧力を測定します。製造工程において、センサ素子内のダイヤフラムの背面(基準側)を真空にして、その状態のまま密封します。大気圧がダイヤフラムにかかると、センサは気圧(気象学的な大気圧)を測定している状態になります。圧力に関するすべての基本的な物理公式は、絶対圧のデータを基にしています。 【ゲージ圧】 ゲージ圧では、測定対象となるプロセス圧力を大気圧を基準として測定します。つまり、プロセス圧力と現在の大気圧との差を測定します。大気圧は標高や天候の影響を受けるため、常に変動しています。このため、大気圧からの変動が重要なプロセスでは、ゲージ圧による測定が適しています。ゲージ圧センサの測定セルの背面には必ず通気孔があり、センサ素子がハウジング内部で大気圧を基準圧として取り込める構造になっています。ゲージ圧は、圧力センサで最も一般的な圧力の種類であり、ほぼすべてのアプリケーションや産業分野で使用されています。 シールドゲージ圧、差圧に関しては下記関連リンクから!
基本情報
技術情報・アプリケーション例
価格帯
納期
用途/実績例
圧力タイプとそれぞれの意味 ~ 絶対圧、ゲージ圧、シールドゲージ圧、差圧とは?
取り扱い会社
当社はKELLER Pressure(スイス)の日本支社です。KELLER Pressureは設立以来、スイスのヴィンタートゥールの工場ですべての製品を開発・生産してきた会社で、圧力トランスデューサおよび圧力トランスミッタのトップメーカーであり、ISO 9001の認定を受けています。 中核事業として、年間130万個を超える圧力測定セルを製造・販売しており、5mbar(500Pa)から2000bar(200MPa)までの圧力レンジの製品と、すべての製品で培ってきた豊富な経験により、当社のソリューションは様々な用途に対応できます。 高精度の圧力センサメーカーとして高い評価を得ており、OEMやカスタム製品にも対応。 多数のお客様から喜びの声をいただいております。 お問合せ先:sales.jp@keller-pressure.com