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二液式ロケット用圧力センサ
オランダ・デルフトの学生チームは、過酸化水素を推進剤とする二液式ロケットを開発しています。最適な部品を探し求められる中、KELLER Pressureがそこに関わることとなりました。 過酸化水素を推進剤とするロケットは決して新しいものではありません。しかし、この燃料方式は第二次世界大戦や宇宙開発初期以来、ほとんど使われなくなっていました。「私たちは学生レベルで、低コストかつゼロから開発する形でこの燃料を再現したいと思いました。最初は“とにかく飛ばす”ことが目的でしたが、進めるうちに“飛行可能な機体”を設計する段階にまで発展しました」 KELLER Pressureのセンサは2種類使用されています(エンジン内の圧力測定にはM5HB、過酸化水素とエタノールタンクの圧力測定には7LCを採用)。これらのセンサは軽量・コンパクトで、材料の適合性も非常に優れています。加えて技術仕様がオープンに公開されている点も評価頂きました。必要な情報はすべてウェブサイトで確認でき、販売担当に問い合わせなくても、適合判断が可能。使用を決定してからのコミュニケーションもスムーズに行うことができました。 詳細は下記関連リンクから!
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圧力計測における高速な測定とは?センサの動的特性
今日の多くのアプリケーションでは、正確な測定だけでなく、高速な測定も必要とされます。これには測定精度に加え、センサの動的挙動が特に重要になります。決定的な要因は電子回路の限界周波数、サンプリングレート、あるいはそれに類似したパラメータであると認識されがちですが、これは実際には一側面に過ぎず、センサシステム全体を考慮する必要があります。センサにはどれほどの速度が必要なのか?センサの動的特性に真に影響を与える要素とは何か?電子回路だけでなくセンサ設計全体が重要である理由を解説します。ミリ秒単位の速度が求められる典型的なアプリケーション例を紹介し、テスト結果から得られた発見を提供するとともに、ご要望に沿った最適なセンサ選定をお手伝いします。 詳細は下記関連リンクから!
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建設現場での早期リーク検知。圧力・温度データの常時記録・解析とリアルタイムモニター!
建設工事の段階でできるだけ早くリークを発見することは極めて重要です。特に、壁・床・天井に水分が浸入すると、大きな損害を引き起こす恐れがあり、その原因の多くは水道管からの漏水です。 従来の手動による耐圧試験や部分的な目視点検といった方法には限界があります。必要とされているのは、継続的かつ知能的なモニタリングです。 AWOSSA社はデジタルリーク監視により、建設業界向けに強力かつ自律的なソリューションを提供しています。このシステムはリークを早期に検知し、自動でアラートを発信。高額な損害が発生する前に防止を可能にします。 システムの主な機能 〇圧力・温度データの常時記録と解析 〇建設現場でのリアルタイムリーク検知 〇設定値を超えた際のEメールやSMSによる自動通知 〇設定やデータ解析を行う直感的なWebインターフェース システムの仕組み センサは施工期間を通じて常時監視を行い、わずかな圧力や温度の変化も確実に検出します。異常があれば即座に担当者へ通知します。 内蔵バッテリーにより自律稼働が可能で、システムを起動すると自動的に監視を開始します。 詳細は下記関連リンクから!
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水位計とリモートデータ伝送ユニットを用いた雨量観測ステーションが、降水量を継続的に計測・記録!集中豪雨と都市のヒートアイランド現象解決に向けたスポンジシティ構想とは?
ケラー本社近くにある「イノベーションラボ」では「スポンジシティ」が体験できます。ケラー社のセンサを搭載した雨量観測ステーションが、降水量を継続的に計測・記録しています。 スポンジシティとは? スポンジシティの目的は、雨水を現地で一時的に貯留・浸透させ、直接排水するのではなく自然に近い方法で処理することです。土壌や植物がスポンジのように水を吸収し、後に蒸発によって放出します。この考え方は、舗装された都市部よりもはるかに多くの水を吸収できる、未舗装の自然な地表をモデルとしています。イノベーションラボに設置されたような雨量観測ポイントは、こうした都市設計の効果を長期的に評価するための重要なデータを提供します。 ケラー社のセンサが活躍 イノベーションラボでは、雨水を貯めた場所の水位を、水位計36XWを使って高精度に計測しています。36XWは水位だけでなく、水温も同時に測定ができます。収集されたデータは、リモートデータ伝送ユニットARC1を介してクラウドに送信され、ライブ表示されます。また、ARC1は気圧や直射日光下での周囲温度も測定し、植物への日射の影響も把握できるようになっています。
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圧力タイプとそれぞれの意味 ~ 絶対圧、ゲージ圧、シールドゲージ圧、差圧とは?
圧力測定技術の分野では、基準点(基準圧)によって圧力の種類が異なります。 【絶対圧】 絶対圧では、真空を基準としてプロセス圧力を測定します。製造工程において、センサ素子内のダイヤフラムの背面(基準側)を真空にして、その状態のまま密封します。大気圧がダイヤフラムにかかると、センサは気圧(気象学的な大気圧)を測定している状態になります。圧力に関するすべての基本的な物理公式は、絶対圧のデータを基にしています。 【ゲージ圧】 ゲージ圧では、測定対象となるプロセス圧力を大気圧を基準として測定します。つまり、プロセス圧力と現在の大気圧との差を測定します。大気圧は標高や天候の影響を受けるため、常に変動しています。このため、大気圧からの変動が重要なプロセスでは、ゲージ圧による測定が適しています。ゲージ圧センサの測定セルの背面には必ず通気孔があり、センサ素子がハウジング内部で大気圧を基準圧として取り込める構造になっています。ゲージ圧は、圧力センサで最も一般的な圧力の種類であり、ほぼすべてのアプリケーションや産業分野で使用されています。 シールドゲージ圧、差圧に関しては下記関連リンクから!
日本支社
圧力測定のスペシャリスト。スイスならではの品質と正確さで知られています
当社はKELLER Pressure(スイス)の日本支社です。KELLER Pressureは設立以来、スイスのヴィンタートゥールの工場ですべての製品を開発・生産してきた会社で、圧力トランスデューサおよび圧力トランスミッタのトップメーカーであり、ISO 9001の認定を受けています。 中核事業として、年間130万個を超える圧力測定セルを製造・販売しており、5mbar(500Pa)から2000bar(200MPa)までの圧力レンジの製品と、すべての製品で培ってきた豊富な経験により、当社のソリューションは様々な用途に対応できます。 高精度の圧力センサメーカーとして高い評価を得ており、OEMやカスタム製品にも対応。 多数のお客様から喜びの声をいただいております。 お問合せ先:sales.jp@keller-pressure.com






