RISC-V デバッグ&トレース
RISC-V コアに対応するデバッガ&トレースソリューション
◆RISC-V開発におけるTRACE32の強み RISC-Vアーキテクチャは、RV32(32ビット)マイコンからRV64(64ビット)アプリケーションプロセッサまで、規模や性能に応じて柔軟に展開できるのが大きな魅力です。 TRACE32なら、小規模なRISC-Vマイコンから、大規模マルチコアSoCまで幅広く対応可能。複雑化するRISC-V開発において、高信頼・高精度のデバッグ&トレース環境を提供します。 ◆TRACE32ができること ・マルチコア/異種コア環境にも対応 ‐ 複数のRISC-Vコアを含むSoC構成でも、単一のデバッグインタフェースで同時に制御・解析が可能 ‐ RISC-Vコアだけでなく、他のアーキテクチャのコア(例:Armなど)も同時にサポート ・トレース機能の充実 ‐ RISC-V専用の各種トレースシステムに対応(例えば、SiFive Nexus, RISC-V Trace Endoderなど) ‐ オンチップ・オフチップ両対応→プログラムの流れをリアルタイムに記録して「見える化」 ‐ 実行タイミングや割り込みの解析、性能評価、バグ特定にも有効!
基本情報
◆基本デバッグシステム デバッガのPowerDebugとターゲット接続用のDebugProbeで構成 ☆PowerDebug -PowerDebugE40(エントリーモデル) -PowerDebugX50(ハイエンドモデル) ☆DebugProbe - ターゲットアーキテクチャ毎に準備。 - マルチコアデバッグ(SMP、AMPまたはその混合)に対応 - 他の追随を許さないブレークポイントのサポート - OS認識デバッグ、ハイパーバイザ認識デバッグ、AUTOSAR認識デバッグに対応 ◆トレース拡張 PowerDebugに拡張して基本デバック機能にトレース機能を追加できます。 3つの製品をラインナップ。 ‐PowerTraceIII :パラレルトレース ‐PowerTrace Serial2 :高速シリアルトレース ‐CombiProbe2 :簡易トレース ◆ロジアナ拡張 ☆トレース拡張に加え、外部デジタル信号を同時に取得可能 ‐トレース信号とロジック信号を同期解析できるため、ハード/ソフト協調の調査にも有効
価格情報
本製品の他にμTraceという製品でもRISC-V RV32をサポートしています。
納期
型番・ブランド名
TRACE32
用途/実績例
主に組込み系マイクロコントローラ、マイクロプロセッサのソフトウェア開発ツール 自動車用や産業用あらゆるマイコン・プロセッサに組み込まれるRISC-V のソフトウェア開発の 効率向上に役立ちます。
詳細情報
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PowerDebug E40 エントリーモデルのデバッガ本体。 シンプルで複雑なデバッグタスク を強力にサポートするパフォー マンスを提供します。 HostPCとはUSB3.0で接続。
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PowerDebug X51 ハイエンドモデルのデバッガ本体。高性能でモジュラー式、将来性の高いデバッグコントローラです。オフチップトレースの拡張が可能。HostPCとはUSB3.0、またはEthernet(2.5Gbit/s)で接続が可能。
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DebugProbe RISC-V 用のデバッグプローブ。 32bit & 64bitそれぞれライン ナップしています。 デバッガ本体(E40またはX51)に 接続し、ターゲットデバイスとの 接続に用います。 基本的なデバッグを実現します。 コネクタ形状の違いの変換アダ プタをオプションで用意します。
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PowerTrace III トレース拡張モジュールです。 デバイスとの接続はパラレルに なります。 また、Aurola/HSSTP等の高速 シリアルトレースにも対応可能。 搭載のトレースメモリは8GByte になります。 トレースデータをHostPCにスト リーミングすることも可能です。 デバッガ X51の拡張ポートに 接続して使用します。
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PowerTrace Serial2 トレース拡張モジュールです。 デバイスとの接続は高速シリアル になります。 Aurola/HSSTP/PCIe Gen2/3/4に 対応しています。 搭載のトレースメモリは8GByteです。 トレースデータをHostPCにストリー ミングすることも可能です。 デバッガ X51の拡張ポートに接続して 使用します。
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CombiProbe2 最大4ビットのパラレル簡易トレース 拡張モジュールです。 搭載のトレースメモリは 512MByteです。 トレースデータをHostPCにストリー ミングすることも可能です。 デバックコントローラE40もしくは X51に接続して使用します。
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Arm/Cortex用パラレル プリプロセッサ パラレルトレース接続時のトレース モジュールとターゲットの間に挿入し トレース時のデータ成形、タイムスタンプ を付加します。 PowerTraceIII等に接続して使用。
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Arm/Cortex用シリアル プリプロセッサ シリアルトレース接続時のトレース モジュールとターゲット の間に挿入しトレース時のデータ 成形、タイムスタンプを付加します。 PowerTrace Serial2等に接続して使用します。
ラインアップ(10)
型番 | 概要 |
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LA-3503 PowerDebug E40 | TRACE32 のエントリーモデル デバッグモジュール |
LA-3507 PowerDebug X51 | TRACE32のハイエンドモデル デバッグモジュール |
LA-3200 Debugger for RISC-V 32-bit(PACK) | RISC-V RV32用デバッグプローブです |
LA-3201 Debugger for RISC-V 64-Bit(PACK) | RISC-V RV64用デバッグプローブです |
LA-2520 PowerTrace III 8GB | TRACE32のパラレルトレースモジュール |
LA-3300 Trace for RISC-V via AUTOFOCUS II(PACK) | RISC-V パラレルトレース用プリプロセッサ |
LA-3321 Trace for RISC-V via PT-Serial 8GB(PACK) | RISC-V 用シリアルトレースモジュール(PACK) |
LA-3321 Trace for RISC-V via Serial PrePro(PACK) | シリアルトレース用プリプロセッサ |
LA-3080 CombiProbe 2 for MIPI20-HS(PACK) | 簡易トレースモジュール |
LA-2821L インストラクションセットシミュレータ | インストラクションセットシミュレータです |
カタログ(3)
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日本ローターバッハでは、TRACE32 の名称で様々な組込みソフトウェアの開発ツール(ハードウェアデバッガソリューション、デバッグ用ソフトウェア、トレースデバイス、シミュレータなど)の販売およびサポートを行っております。