リンテック株式会社 事業開発室 公式サイト

低誘電熱硬化型接着シート

5G通信用プリント配線基板に好適な低誘電熱硬化型接着シートを開発しました。

次世代通信技術として注目されている5G通信には、ミリ波と呼ばれる高周波帯が用いられています。5G通信を行うには低伝送損失の積層回路基板が必要となり、基板を構成する層間接着材料には高周波帯域において低誘電率・低誘電損失であることが求められています。 当社では高周波帯域において低誘電率・低誘電正接を示し、伝送損失の低減に貢献する熱硬化型接着シートを開発しました。本接着シートは液晶ポリマーや変性ポリイミド等に対する接着性にも優れており、プリント配線基板用層間接着材料として好適です。

基本情報

・接着シート厚み:10~25μm ・誘電特性  誘電率(Dk) : 2.4(@10GHz)  誘電正接(Df) : 0.0018(@10GHz) *誘電特性値は実測値であり、保証値ではありません。

価格情報

詳しくは、お問い合わせください。

納期

詳細はお問い合わせください

お問い合わせ下さい。

用途/実績例

プリント配線基板の層間接着材料、カバーレイフィルムなど

取り扱い会社

リンテックは、「粘着応用技術」「表面改質技術」「特殊紙・剥離材製造技術」「システム化技術」という四つの固有技術を基盤とし、未来を見据えた新たなモノづくりに挑戦しております。当社の固有技術は、言い換えれば、「さまざまな機能性を有したシート化技術」であり、この技術で多くの顧客のニーズにお応えしております。 さらに、今後必要となる製品を検証し、当社のシート化技術を生かしたモノづくりで市場にアプローチをしていきます。

おすすめ製品