異種金属接合技術『AKROSE(R)』を応用した金属被覆技術開発
【新製品】めっきに替わる金属被覆技術で部品のマルチマテリアル化をサポート!
『AKROSE(R) (アクローズ(R))』は、当社の強みである冷間圧造技術によって素材を成形した後、 その素材同士(複数個)をプレス加工により強固に接合させる技術です。 日東精工はこの度、AKROSE(R)を応用した金属被覆技術を開発いたしました。 従来のめっきによる表面被膜形成を、異種金属部材の接合に代替することが 可能です。めっき処理に要した環境負荷や処理時間・コストを削減します。 また、「被膜金属の形状・膜厚の自由度が高い」「耐摩耗性が大きい」 「適用できる材料が多い」等、様々なメリットがあります。 ※『AKROSE(R)』は、「AKROS」(最高)+「CLOSE」(密着・塞ぐ)の 意を込めています。 【特長】 ■めっき処理に要していた環境負荷の低減・処理時間 およびコストの削減 ■形状・膜厚の自由度の向上 ■耐摩耗性の向上 ■適用できる材料の拡大 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報
【技術概要】 AKROSE(R)を応用することにより、従来のめっきによる表面被膜形成を 異種金属部材の接合に代替することができます。 このAKROSE(R)被覆技術は、AKROSE(R)により素地金属と被覆金属とを プレスで塑性変形させて接合するものです。 つまり、素地金属の表面に皮膜金属を析出させて被覆構造を得るめっき 処理に対し、AKROSE(R)被覆技術では部材同士を強力に密着させて機械的 に接合することで被覆構造を得ます。 接合後に被覆金属に切削などの追加工を行い、形状や被覆金属の厚みを 整えた製品を完成させることも可能です。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格帯
納期
用途/実績例
■めっき処理工程を廃止したい場合 ■被膜金属の厚み・形状を部位ごとに調整したい場合 ■被膜金属の耐摩耗性を向上したい場合 ■めっき処理が困難な金属(アルミニウム等)を、被膜させたい場合 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
関連動画
カタログ(9)
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クリンチングスタッドボルト「JOISTUD(R)(ジョイスタッド(R))-FH」を開発!
日東精工株式会社は、圧入後に頭部が締結部材から突出しない 頭部埋込み型のクリンチングスタッドボルト「JOISTUD(R)-FH」の販売を2024年12月1日より開始します。※本製品につきましては、既に特許を出願しています。 クリンチングスタッドボルトは自動車業界を中心に多くの業界で採用されており、製品の高機能化が進み部品点数が増加する現在、小型化や省スペース化が求められています。また、市販品の低頭のクリンチングスタッドボルトには、高い締付けトルクで締結した際や外力を受けた際に頭部が変形や陥没するという不具合が発生する場合がありました。 このような背景から、これまで当社で培われた工業用ファスナー(ねじ)の製造技術や金型製造技術を活かして研究を重ねた結果、締結時の安全性が高く締結部材への圧入後に頭部が突出しない頭部埋込み型クリンチングスタッドボルト「JOISTUD(R)-FH」を開発しました。新製品「JOISTUD(R)-FH」は、従来品と同様に締結部材に圧入するだけで締結部材からの頭部の突出を抑制し、かつ締結時の軸力による頭部の陥没を軽減することで、お客様のモノづくりを強力にサポートしてまいります。
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ゆるみ止めねじ「NCグリップ(R)」を新発売!
日東精工株式会社は、ゆるみ止めねじ「NCグリップ(R)」を開発しました。2024年11月1日より受注を開始いたします。 【製品概要】 ■マイクロカプセル化したエポキシ樹脂をねじ部にコーティングした 接着タイプのゆるみ止めねじ ■ねじ込み時にマイクロカプセルが破壊され、エポキシ樹脂が にじみ出て硬化することでゆるみを防止 ■小ねじ・タッピンねじ等、全てに塗布加工が可能 【特長】 1.硬化時間が大幅短縮 2.ゆるみ止め効果を堅持
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高精度・高機能NXドライバT3シリーズ 低トルクモデル「NX008T3/SD600T」を追加
日東精工株式会社は、高精度・高機能ねじ締めドライバ:NXドライバT3シリーズに 低トルクモデル1機種を新たに追加し、2024年8月1日より受注開始をいたします。 本製品は、M2、M3クラスの小径ねじサイズに対応する0.2Nmから0.8Nmまでの 低トルク帯用のねじ締めドライバです。 NXドライバT3シリーズのデータ収集機能やフィールドネットワーク機能などを実装し、 ECU基板をはじめ、家電製品や精密機器のねじ締めなど、低トルク帯のねじ締めに おいても簡単にIoTに対応することが可能となります。 当社では、今後もねじ締め品質の更なる向上を目指して各種高機能モデルの開発を 積極的に行ってまいります。
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協働ロボット用ねじ締めユニット PD400シリーズ 一部機種をCEマーキング対応仕様に!
日東精工株式会社は、協働ロボット用ねじ締めユニット:PD400シリーズの 2機種を、新たにCEマーキング仕様にアップデートし、2024年2月1日より 販売いたします。 発売以来ご好評をいただいております「協働ロボット用ねじ締めユニット:PD400シリーズ」のうち、 2機種をCEマーキング対応仕様にアップデートしました。 EU域内で製品を上市する場合、機械として完成した製品には、CEマーキングおよび自己宣言書 (D eclaration of conformity)の発行が、また部分的に完成した機械には、 組込宣言書(Declaration of incorporation)の発行が必要です。 PD400シリーズはEU機械指令(2006/42/EC) における「部分的に完成した機械 (partly completed machinery)に該当します。 このたび、欧州市場から要望の多いユニバーサルロボット用およびテックマンロボット用の 2機種に組込宣言書を準備しました。
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カップ形状による弾性力で高いゆるみ止め効果を発揮!フランジ型ゆるみ止めボルト「カップボルト(TM)」をリリース
日東精工株式会社は、ばね座金と平座金を組込んだボルトからの置き換えを可能とする フランジ型ゆるみ止めボルト「カップボルトTM」をリリースしました。 この高いゆるみ止め効果を発揮する新製品「カップボルトTM」は、現在特許出願中です。 また、本製品は、製造元である株式会社協栄製作所(当社グループ会社) と当社の双方で販売いたします。 小径ねじから太物ボルトに至る製品ラインアップの拡張はグループ化による シナジー効果を具現化したものであり、これからも締結部品総合メーカの 強みを活かしたモノづくりを展開してまいります。
取り扱い会社
もっともっとお客様のお役に立ちたい。 世界のモノづくりを支える 日東精工の技術。 日東精工は、工業用ファスナー(ねじ)、自動組立機械、計測制御、洗浄・検査機器を手掛けるという他社にはないユニークな存在です。 ねじの一貫生産だけでなく、ねじ製造用工具・ドライバービット・ねじ締め機・組立装置・計測機器・洗浄装置・検査装置も製造販売しているトータルファスニング企業です。 私たち日東精工は締結技術や組立技術、計測技術をもとに、3つの事業本部に加え、メディカル事業も創設し先進的な製品を開発しています。 そのフィールドは国内・国外を問わず大きく広がり、家電、自動車をはじめ、産業界の発展を支え、人々の豊かな暮らしをサポートしています。 これからもお客様にとって価値ある製品を創造し、お客様とともにモノづくりの新しい未来へ挑戦していきます。