新素材として注目！　紙基材フェノール樹脂積層板（厚板)

新素材として注目！　紙基材フェノール樹脂積層板（厚板)

高い強度と絶縁性！ガラス・炭素繊維のＦＲＰよりも安価。材料の見直しに最適！

『紙基材フェノール樹脂積層板』は強度や絶縁性などを保ちつつコストを抑えた、利昌工業で80年以上も売れ続けている樹脂材料（FRP）です。ガラス繊維や炭素繊維のFRPよりも安価に作れます。さらに切削加工性にも優れ、代替材料として利用すれば大きなコストダウンも可能です。 ■溶剤・油などの耐性が高く、折り曲げにも強い ■切削加工性バツグン ■耐熱性は130℃ ■高い絶縁性能（1.0mmあたり44,000ボルト） ※詳しくはカタログをダウンロード、もしくはお問い合わせください。

基本情報

『紙基材フェノール樹脂積層板』は安価かつ高性能を両立するFRP。熱硬化性樹脂である「フェノール樹脂」を含ませた紙を幾重にも重ね、高温をかけながら高圧プレスをして製作します。ガラス繊維や炭素繊維、あるいは化学繊維で強化されたFRPよりも安価で、 3mm厚、25×60mmの試験片の曲げ強度は、98メガパスカル以上もあります。耐熱性は130℃、絶縁性能は1.0mmあたり44,000ボルト、溶剤や油に強く、切削加工性に優れます。さまざまな形状に加工できますので、用途によっては、これまで使用していた高価な材料と替えることでコストダウンが実現します。 ※詳しくはカタログをダウンロード、もしくはお問い合わせください。

価格情報

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納期

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型番・ブランド名

リショーライト　紙基材フェノール樹脂積層板

用途／実績例

絶縁板、絶縁支持物、絶縁スペーサー、各種機械的部品ほか

詳細情報

加工品電気絶縁性、耐熱性、耐薬品性、機械的強度に優れる材料の割には、安価なことから、さまざまな形状に切削加工され、多くの分野に採用されています。
絶縁支持物に採用される例電気絶縁性に優れます。JIS K 6911に基づく「貫層破壊電圧試験」にて、材料1.0mmあたり44,000ボルトの耐電圧性能をもつという結果を得ております。
機械的部品に採用される例電気絶縁性に加え、機械的強度、耐熱性、そして耐薬品性に優れますので、断熱性、耐腐食性、錆び対策、磁化対策といった、金属では不都合な箇所に使用される機械的部品や治具に加工されます。
曲げ強度試験機械的強度に優れます。3mm厚×25×60mmの試験片の曲げ強度は98メガパスカル以上です。(写真は1mm厚)
優れた切削加工性 PS-1121Eは剛性と粘り強さのバランスがよく、微細な加工を施す際にも割れや欠けが少なくなります。写真は理容コーム（ご提供：平尾櫛製作所様）への加工例です。ドライヤーの熱や、整髪料（薬品）に耐える櫛としてプロに愛用されています。
紙基材フェノール樹脂積層管パイプ状にした「積層管」もございます。紙の繊維で補強しておりますので、押し出しや射出成型の管よりも強度に優れます。

ラインアップ（4）

型番	概要
PS-1121E	JIS規格:PL-PEM。汎用品/自然色。紙基材フェノール樹脂積層板の定番で、ベストセラーです。
PS-1122E	汎用品/黒色。PS-1121Eの黒色です。自然色であるPS-1121Eの色調は経時変化で深みが増しますので、黒色を指定されるお客様がおられます。
PS-1111E	JIS規格:PL-PEV。一級品/自然色。吸水率を抑えたタイプです。高湿度条件下での電気的性能が必要な場合は、このタイプをおすすめします。
PS-1152F	難燃性:UL94V-0/自然色