低誘電率&低誘電正接プリント配線板材料
基地局アンテナ、高速サーバー・ルーターといった大容量・高速通信機器用のプリント配線板材料です。
基本情報
利昌工業では、低誘電率&低誘電正接プリント配線板材料として、ガラス布基材PPE樹脂(ポリフェニレンエーテル)銅張積層板をラインナップしております。このPPE材料の表面にVLP(Very Low Profile)銅箔を配することで、さらに伝送特性を高めたタイプもございます。さらにハロゲンフリーのガラスエポキシタイプもございます。
価格帯
納期
型番・ブランド名
リショーライトプリント配線板用銅張積層板
用途/実績例
高速サーバー・ルーター、GPSアンテナ、ダウンコンバーター、ETCなどの車載機器、デジタル放送用機器、半導体検査機器、携帯電話基地局関連(アンテナ・パワーアンプ)ほか。アンテナ基板で多くの採用実績があります。
詳細情報
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CS-3376B 〇用途 高多層用(マルチレイヤー製作用) 高速サーバー・ルーター 〇特長 ε=3.4/ tanδ=0.004(1GHz) ガラス転移温度=220℃(DMA) 板厚精度に優れます。 プリプレグの粉落ちがほとんどなく、不良低減に寄与します。
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CS-3376C 〇用途 両面板用途 携帯電話基地局関連(アンテナ・アンプ) GPSアンテナほか 〇特長 ε=3.3/tanδ=0.003(1GHz) ガラス転移温度=185℃(DMA) 板厚精度に優れます。
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CS-3376CN 〇用途 両面板用途 携帯電話基地局関連(アンテナ・アンプ) GPSアンテナほか 〇特長 ε=3.1/tanδ=0.001(1GHz) ガラス転移温度=185℃(DMA) 板厚精度に優れます。 ※VLP(Very Low Profile)銅箔を配し、さらに伝送特性を高めたタイプもございます。
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CS-3376CX 〇用途 両面板用途 携帯電話基地局関連(アンテナ・アンプ) GPSアンテナ ダウンコンバーターほか 〇特長 ε=3.2/tanδ=0.003(1GHz) ガラス転移温度=185℃(DMA) 板厚精度に優れます。 ※VLP(Very Low Profile)銅箔を配し、さらに伝送特性を高めたタイプの品番はCS-3376CWになります。
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CS-3387S 〇用途 多層板用途 携帯電話基地局関連(アンテナ・アンプ) 光通信用途ほか 〇特長 エポキシ樹脂を使用したハロゲンフリー低誘電率基板材料です。 ε=3.9/tanδ=0.008(1GHz) CTE(α1)が40ppm/℃と低く、スルーホール信頼性に優れます。
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CS-3376G 〇用途 携帯電話基地局関連(アンテナ・アンプなど) 〇特長 ε=3.1/tanδ=0.003 ガラス転移温度=200℃(DMA) 基材にEガラスを採用することで、低価格化を実現しました。
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CS-3388 〇用途 両面板用途 携帯電話基地局関連(アンテナ・アンプなど) ダウンコンバーター 〇特長 ε=3.5/tanδ=0.003 ガラス転移温度=185℃(DMA) 吸水率が低いため、環境の変化による誘電特性の変化が小さい材料です。 ハンドリング(取扱い)性に優れるので、基板の薄型化が可能です。 コストパフォーマンスに優れます。
ラインアップ(7)
型番 | 概要 |
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CS-3376B | ε=3.4。PPE樹脂プリント配線板材料。多層プリント配線板材料です。 |
CS-3376C | ε=3.3。PPE樹脂プリント配線板材料 |
CS-3376CN | ε=3.1。PPE樹脂プリント配線板材料 |
CS-3376CX | ε=3.2。PPE樹脂プリント配線板材料 |
CS-3387S | ε=3.9。ハロゲンフリーエポキシ樹脂プリント配線板材料。多層プリント配線板材料です。 |
CS-3376G | ε=3.1。PPE樹脂プリント配線板材料 |
CS-3388 | ε=3.5。PPE樹脂プリント配線板材料 |