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高誘電率&低誘電正接プリント配線板材料

高周波基板のコンパクト化に貢献

 携帯電話やカーナビといった移動体通信機器には、高周波部品が多く使用されています。これらを搭載する基板を小型化するためには、基板材料の誘電率を高くするのが効果的です。  これを受けて利昌工業ではε=10という特性を持つ高誘電率プリント配線板材料を開発しました。tanδ=0.003という低損失特性もあわせ持ちますので、高周波基板の小型化に貢献します。

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基本情報

 高誘電率と低誘電正接の特性をあわせ持つ基板材料としては、テフロン樹脂をベースとしたものがあります。しかし、この材料は柔らかく取扱いが困難で、かつ多層構造の基板を形成し難いなどの問題があります。  そこで利昌工業では、得意とするガラス布基材PPE樹脂(ポリフェニレンエーテル)プリント配線板材料に、高誘電率&低誘電正接の機能を付与することで、これらの問題を解決しました。  銅張積層板に加え、同様の機能をもつ、プリプレグ、接着シート、樹脂つき銅箔など、多彩なラインナップを取り揃えております。

価格帯

納期

型番・ブランド名

リショーライトプリント配線板用銅張積層板

用途/実績例

アンテナ、センサーなど高周波部品の小型化、部品内蔵基板など。

詳細情報

ラインアップ(5)

型番 概要
CS-3396 銅張積層板
ES-3346 多層化用プリプレグ
CD-3396 樹脂つき銅箔
AD-3396 層間接着用シート
CC-3396 コア材用基材レス銅張板

高誘電率&低誘電正接 ガラス布基材PPE樹脂プリント配線板材料

技術資料・事例集

低誘電率PPE樹脂プリント配線板材料 CS-3376G

技術資料・事例集

リショーライト PPE樹脂 5G通信用プリント配線板材料

技術資料・事例集

取り扱い会社

当社の基本となる技術は、積層技術(Laminating Technology)と、注型技(Casting Technology)であります。この二つの技術を深く掘り下げ、多角化を進めております。汎用商品にあってはラーストワン企業になるべく、徹底した合理化を追求するなど自助努力を続けております。

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