アモルファスモールド変圧器
更新時期を迎えた変圧器との取り替えで50パーセントの省エネ。
待機電力に相当する「無負荷損」を大幅に低減した、省エネ性能に優れる配電用変圧器です。 変圧器の容量は、その施設で想定される電力使用量のピークにあわせて決定されます。従って、夜間や休日、あるいは季節によっては、この容量とのかい離が大きくなります。 特にオフィスビルなどでは、変圧器の平均負荷率、つまり最大電力量に対する平均電力量の比率は、30パーセント程度とされていますから、変圧器の待機電力が最大の電力使用量となっている時間帯が、かなりの割合を占めていると考えられます。 そこで、更新時期を迎えた30年前の変圧器を、リショーアモルファスモールド変圧器と取り替えていただけば、50パーセントの省エネと、年間8トンの二酸化炭素削減が実現します。
基本情報
鉄心にアモルファス合金を採用することにより、変圧器の待機電力に相当する「無負荷損」を大幅に低減しました。 これにより、2014年4月にハードルが上がった、変圧器のトップランナー基準をクリアしました。 コンパクト可にも配慮しましたので、取り替え時のスペース問題にも対応できると考えております。
価格帯
納期
用途/実績例
高圧受配電設備を構成する機器として採用されます
詳細情報
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省エネ効果の比較 更新時期を迎えた30年前の変圧器と比較して、50%の省エネ効果があります。 グラフの「無負荷損」が変圧器の「待機電力」に相当します。 比較条件は、容量500kVAの変圧器を例にとり、負荷率を特定機器の基準負荷である40%に設定しました。
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原子配列のイメージ 〇アモルファスとは アモルファスとは「規則性がない」という意味です。 通常の金属の原子配列は、写真(a)のような規則性を持った結晶構造ですが、アモルファス合金は、鉄などの合金を、溶かした状態から急速に冷却して作られる金属で、原子配列は(b)のように不規則な非晶質です。
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アモルファス鉄心の特長 アモルファス合金を変圧器の鉄心に採用すると、次のような効果が発揮され「無負荷損」(待機電力)を大幅に低減することができます。 〇鉄心に磁束が通る際の損失(ヒステリシス損)が小さい。 〇電気抵抗が大きく、渦電流損が小さい。
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負荷損と無負荷損 変圧器の損失は「負荷損」と「無負荷損」に大別されます。 「負荷損」は、変圧器の「巻き線」に負荷電流が流れることにより発生します。その大きさは負荷電流の2乗に比例し、電力の使用量に応じて発生する損失です。主に巻き線(銅線)で生じるため「銅損」ともいいます。 「無負荷損」は、主に変圧器の鉄心で発生します。受電状態では常に発生しますので、一種の「待機電力」といえます。「鉄損」ともいいます。
カタログ(1)
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高圧進相コンデンサ「モルコン」 150キロバール品をニューリリース
「モルコン」は、コンデンサ素子をエポキシ樹脂で完全個体絶縁した高圧進相コンデンサです。公共施設を中心に多くのご採用を賜っております。 これまで100キロバールが最高容量でしたが、市場で必要とされる容量の平均が150キロバールであることから、これに対応すべくラインナップを充実させました。 試作品が完成したあと、4年をかけて信頼性を検証し、このたび、満を持してのニューリリースとなりました。
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フィルムデータ入稿から最短12時間で出荷 リショーマルチQRS
利昌工業の滋賀工場では、特急料金を承り、4層から8層の多層銅張積層板を、内層回路のフィルムデータ受け取りから出荷まで、最短12時間で製造する体制を整えております。 QRS(クイック・レスポンス・システム)と名付けたこのシステムは、構築・運用からすでに10年が経過しましたが、さらにパワーアップしてお応えしております。 詳細を添付資料にまとめておりますので、ご一読いただきたく、ご案内申し上げます。