アンバー15(Ambr15)細胞培養装置 Generation2
セルラインの開発とプロセス最適化向け バイオリアクターシステム
アンバー 15 Generation 2は、実験室規模のバイオリアクターの性能を再 現する、ハイスループットな「自動 マイクロスケール バイオリアクターシステム」です。本機のシステムは、シングルユースのベッセル、自動化ワークステーションおよび利便性を高めたソフトウェアにより構成されています。無菌操作用の標準的なバイオセーフティー・キャビネットに設置できるよう設計されており、24連または48連のマイクロバイオリアクター培養を、並列でモニターおよび制御します。 バイオ医薬品の製法がより複雑になり、培養プロセスの高密度化が進行することによって、世界中の科学者が、新たな要求に適した”クローン・培地・プロセスの開発”という、これまでになく大きな課題に直面しています。 アンバー 15 Generation 2システムは、培養の成否を左右する機器性能の 強化、フレキシビリティの向上を実現し、ユーザーの声を反映した新機能を搭載。上記の課題解決に役立ち、科学者による研究の加速を支援します。
基本情報
● 新機能により、以下のようなアプリケーションの性能が向上 - クローン選定 - 培地およびフィードの最適化 - 培養プロセスの高密度化 - 細胞治療分野アプリケーションでの培地交換、継代 ● 新しい可変デッキによりオペレーターの拘束時間が短縮され、オペレーターの作業効率の向上 ● 新しいアンバー クローンセレクション ソフトウェアは、ベストクローン決定の作業が容易に ● 新しいGeneration 2のリキッドハンドラーは、より速く精度の高い操作が可能。多元的な実験計画法(DoE)の液の混合や添加の複雑な作業が可能 ● アンバー 15は業界標準のマイクロバイオリアクターシステムで、世界中の研究施設で使用されている ● 代謝物分析装置の併設により、クオリティ・バイ・デザイン(QbD)に則した開発アプローチを実現 ● アンバー 15は、施設スペース、資金、労働力などに加え、培地および消耗品の量を大幅に節減するため、実験あたりの費用を削減 ● アンバー 15は現場におけるより優れたクローンの選定、より多くの培地の選別、より速いプロセスの最適化に貢献
価格帯
納期
用途/実績例
アンバー 15は、以下のような様々な用途でのボトルネックが解消されたマイクロスケールモデルとして使用されています。 ● クローンセレクション ● 培地、フィードおよび初期プロセスの最適化 ● パフュージョン様条件下でのスクリーニング アンバー 15は業界標準のマイクロバイオリアクターシステムで、モノクローナル抗体および組換えタンパク質などのバイオ医薬品の開発に広く使用されています。 アンバー 15は、細胞治療や遺伝子治療、二重特異性抗体、次世代ワクチン、抗体薬物複合体(ADC)など、より新しい手法の開発を加速するために用いられることが多くなっています。
関連動画
カタログ(6)
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国内ウェビナー_お使いの細胞株に最適な培地選択をサポートするCHO培地とプロセス開発ソリューション
CHO細胞の性能を最大限に引き出すためにはクローンごとに最適な培地を選び、更にプロセスパラメーターを最適化することが求められます。ザルトリウスでは、CHO-DG44, K1, S, GSといった主要なCHO細胞株のFed-batch培養に適した基礎培地とフィードを複数種類揃えております。本ウェビナーでは、これらCHO培地、自動マイクロバイオリアクターAmbr15、実験計画法ソフトウェアMODDEを組み合わせ、短期間で培地スクリーニングからプロセス最適化まで行った事例をご紹介後、お使いの細胞株に最適な培地選択およびプロセス開発を、弊社ドイツ研究所にて受託するBenchmark Studyサービスについてもご案内させていただきます。 【セミナー概要】 ▪ 開催日程:2025年3月6日(木) 15時~(約40分) ▪ 開催方法:ウェビナー録画放送【日本語・無料】 当日のご参加が難しい方もまずはご登録ください。 後日、視聴用URLを送らせていただきます。 ※ご同業他社様、並びにご所属先のメールアドレス以外でのご参加については、誠に申し訳ございませんがご遠慮いただいておりますのでご了承ください。
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【終了】イノベーションフォーラム2023『ザルトリウスによるpDNA|mRNA製造プロセスの簡素化』
【こちらのイベントは終了いたしました。】 ※オンデマンド配信の予定は現在ございませんのでご了承ください。 mRNA医薬品は、新たな創薬モダリティとして注目を集めています。ザルトリウスでは、大腸菌の培養、pDNAの精製、IVT反応、mRNAの精製、凍結保管など、mRNAの製造プロセスを幅広くカバーする技術を有しております。 本フォーラムでは、『pDNA|mRNAの製造プロセス』、『ザルトリウスの製造プラットフォーム』、『アプリケーション事例』といったトピックスを中心に、ゲストスピーカーもお招きし、講演および参加者の皆様からのご質問および交流を通じて、有意義な議論の場をお届けいたします。 特別講演 神戸大学 大学院 内田 和久様 定 員 【会場参加】35名 ※申込多数の場合は抽選となります。 【オンライン参加】200名 ※同業他社・調査会社の方からのお申込みなどは参加をお断りする場合がありますので、予めご了承ください。
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【録画ビデオお送りします】完全自動化されたセルライン開発のワークフロー
こちらのウェビナーの参加は終了しています。 視聴をご希望の方はお問い合わせにてご連絡ください。 後日録画ビデオのURLをお送りいたします。 Ambr 15は10-15mLの培養液量を24連、ないし48連で実施できる業界標準のマイクロバイオリアクターシステムです。培養後、清澄化や簡易精製のサンプル数が検体数と同数となり、作業律速となる課題がありましたが、Ambr の次工程のロボット装置StreamLink CC 15がブレイクスルーとして登場しました。こちらの製品の利点|スループット性を中心に、本Webinarでは2部制にてご紹介いたします。 【セミナー概要】 2023年6月1日 (木)15時~(約40分) ウェビナー録画放送【日本語・無料】 ※ご同業他社様、並びにご所属先のメールアドレス以外でのご参加については、誠に申し訳ございませんがご遠慮いただいておりますのでご了承ください。
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【録画ビデオお送りします】プロセス強化のチャレンジに必要な設備要件とは
こちらのウェビナーの参加は終了しています。 視聴をご希望の方はお問い合わせにてご連絡ください後日録画ビデオのURLをお送りいたします。 昨年から引き続きSartoriusでは「プロセスを強化する」ための様々な提案とそのチャレンジに適したソリューションを示してきました。 前年の3部作から一歩踏み込み、2022年1回目の本ウェビナーではコストや設備についての考え方についていくつかの例を取り上げながら議論を展開していきます。 とくにコストに響いてくる培地をどのようにマネジメントしていくか、どうやって設備をデザインしていくかなどが議論の中心になります。 なおこちらのウェビナーは海外ウェビナー「Overcoming Facility Constraints Posed by Process Intensification」の日本語版としてお伝えします。 ▪ 開催方法:ウェビナー録画放送【日本語・無料】
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【録画ビデオお送りします】11/2【毎週火曜 日本開催】プロセス強化シリーズ全3回~第2回:プロセス強化の試みをサポートするハイスループットバイオリアクター
こちらのウェビナーの参加は終了しています。 視聴をご希望の方はお問い合わせにてご連絡ください後日録画ビデオのURLをお送りいたします。 各々強化されたプロセス全体の中においてもとくに培養プロセスの成否がその後の生産性、品質、収率に大きく寄与してきます。 そのため培養のプロセス開発やプロセス最適化の役割は非常に重要な位置づけとなっており、さらにこれらのアプローチを生産用のバイオリアクターと紐づけて実施していく必要があります さらに検討数が増加する一方でコストと作業の削減が求められる中、これを叶えるシステムが当社のアンバーシステムです。 2020年からパフュージョン(灌流)培養が可能なモデルも好評をいただいており、第2弾においてはこの特長、利点を余すことなくお伝えいたします。 【学べる要素】 ▪進化したプロセス開発のアプローチ ▪多連で並行実施する利点 【開催方法】 ウェビナー録画放送 【日本語・無料】 ※第1回から第3回まで連続ですべて当日にご参加いただいた方には弊社より特製ノベルティを送らせていただきます。
取り扱い会社
ザルトリウス・ステディムは1870 年創業のドイツのザルトリウスと、フランスのステディムの合併により、2007年に設立された「シングルユーステクノロジー(SUT)」のパイオニアです。製薬・バイオ産業を総合的に技術サポートできる企業として、その先端技術が科学機器分野やバイオテクノロジー分野において世界中で高く評価されています。