ザルトリウス・ステディム・ジャパン 公式サイト

4Cell MDCK CD 培地

浮遊培養におけるMDCK細胞増殖およびウイルス感染のための化学組成既知(CD)培地

ワクチン製造用の迅速かつ堅牢なMDCK細胞増殖のために開発された化学組成既知培地です。 すべてのアップストリーム工程および製造スケール向けにMDCK細胞に適した環境を提供します。MDCK細胞を用いると、ワクチン製造用のウイルスを浮遊培養系で生産できるため非常に有用です。

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基本情報

4Cell MDCK CD培地は、化学成分既知、無血清、無タンパク質、動物由来成分フリー、加水分解物フリーの培地で、研究および製造向けです。浮遊状態でのメイディン・ダービー・イヌ腎臓(MDCK)細胞の増殖と感染を目的として設計されています。4Cell MDCK CD培地は、ベンチスケールから製造まで、MDCK細胞の増殖とウイルス感染用に最適化されています。 本製剤はReady to Useで、浮遊培養に適しています。MDCK細胞の増殖とインフルエンザウイルス(H1N1、H3N2)の増殖をサポートし、単一の培地で、すべてのアップストリームのバイオプロセス手順を実現します。

価格帯

納期

用途/実績例

バイオプロセスでは、MDCK細胞は、細胞ベースのウイルスワクチン製造プロセスに従来から使用されてきました。MDCK細胞は、インフルエンザAおよびインフルエンザBウイルスの分離(主に診断目的)において、世界保健機関(WHO)により強く推奨されています。 一方、MDCK細胞は、従来の鶏卵での培養ではなく、細胞を用いて季節性またはパンデミックインフルエンザワクチンを生産する際の主要な細胞株です。

取り扱い会社

ザルトリウス・ステディムは1870 年創業のドイツのザルトリウスと、フランスのステディムの合併により、2007年に設立された「シングルユーステクノロジー(SUT)」のパイオニアです。製薬・バイオ産業を総合的に技術サポートできる企業として、その先端技術が科学機器分野やバイオテクノロジー分野において世界中で高く評価されています。

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