HA Ultrogel樹脂
研究開発規模から製造に至るまで、生体分子を分離するためのヒドロキシアパタイト・アガロース複合樹脂
基本情報
HA Ultrogelヒドロキシアパタイト樹脂は、架橋アガロース・ビーズと、アガロース・メッシュに取り込まれたヒドロキシアパタイトの微結晶で構成されています。 粒径サイズは、60 ~ 180 μmの範囲です。 HA Ultrogelのアガロース部分は、強アルカリ性の条件下でエピクロルヒドリンによって化学的に安定化されます。これによって、多糖鎖間にグリセロール・ブリッジが形成され、樹脂に優れた剛性と、pHやイオン強度の変化および高温に対する安定性をもたらします。 HA Ultrogelは、再生と浄化のために、0.1M NaOHを用いて定期的に処理することができます。 HA Ultrogelの多孔性はアガロース・ゲルに匹敵し、球状タンパク質の排除限界は5,000,000ダルトンです。このマクロな多孔性によって、分離中の分子ふるい効果が回避されます。 樹脂は、20%エタノール含有の1 M NaClで出荷され、広範なパッケージ・サイズで入手可能です。ご要望に応じて、特定の製造要件を満たすための特殊なパッケージもご利用可能です。
価格帯
納期
用途/実績例
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ザルトリウス・ステディムは1870 年創業のドイツのザルトリウスと、フランスのステディムの合併により、2007年に設立された「シングルユーステクノロジー(SUT)」のパイオニアです。製薬・バイオ産業を総合的に技術サポートできる企業として、その先端技術が科学機器分野やバイオテクノロジー分野において世界中で高く評価されています。