生体分子間相互作用解析システム『Octet Systems』
BLIとDip and Readアッセイによるハイスループット結合親和性測定。カイネティクス解析、定量、特性分析を加速させます。
Octet Systemsは、バイオレイヤー干渉法(Bio-Layer Interferometry:BLI)とDip and Readアッセイによって、生体分子間の相互作用をラベルフリー、リアルタイムに測定・解析が可能なオートメーションアッセイシステムです。従来のSPR法のボトルネックを解消し、ハイスループット、多様なサンプルへの対応、Easy to useを実現します。Octetシステムは5機種がラインアップされており、サンプル数・アプリケーション・ご予算等に応じて最適なシステムの選択が可能です。 【特長】 ■ハイスループットなアッセイ方式により、多検体アッセイ、実験条件の最適化が容易 ■細胞ライセートなどのクルードなサンプルを未精製の状態で測定することが可能 ■高濃度のDMSO溶液を含むバッファーを用いて低溶解性サンプルの測定が可能 ■煩雑なセットアップとシャットダウン作業、メンテナンスが不要 ■Dip and Readアッセイにより、測定後のサンプルを回収・再利用することが可能 ※詳しくは関連カタログをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
基本情報
【アプリケーション】 ■カイネティクス解析: アフィニティ(結合親和性:KD)だけでなく、カイネティクス(結合速度定数:Ka, 解離速度定数:Kd)の測定が可能です。 (例:タンパク質、抗体、核酸、糖鎖、ペプチド、低分子化合物等のスクリーニングおよびキャラクタライズ) ■定量: タンパク質の濃度定量を迅速・簡便・低ランニングコストで行うことが可能です。プロトコールの完全自動化により、手技を大幅に減らし、高精度な定量を実現します。 (例:発現ライブラリーのスクリーニング、培養条件の最適化、精製チェック) ■特性分析: 最適な抗体の選定、アッセイ系構築のための至適パラメーターの迅速な検討が可能です。 (例:エピトープビニング、抗体アイソタイピング、抗体ペアのスクリーニング)
価格帯
納期
用途/実績例
※詳しくは関連カタログをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。訪問もしくはオンラインでの紹介も承っております。 【お問い合わせ先】 ザルトリウス・ジャパン株式会社 BioAnalytics Tel: 03-6478-5200 E-mail: ForteBioJP@Sartorius.com
関連動画
カタログ(8)
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Octet Webinar On-Demand『Octetシステムによる定量測定の基礎』
Octetシステムは、カイネティクス解析だけでなく、Binding Rateをもとにした生体分子の特異的な定量測定で多くの採用実績があり、ELISAやHPLCと比べ、簡便・短時間、かつ高精度の定量測定が可能です。 発現ライブラリーのスクリーニング、培養条件の最適化、精製チェックなどのOctet定量分析は、バイオ医薬品開発におけるプロセスの簡略化に繋がり、開発フロー全体を加速させることも可能になります。 Webinar On-Demandの視聴をご希望の方は、下記の「詳細・申込み」よりお客様情報をご記入ください。お申込み完了後の画面にOn-Demand 視聴リンクが表示されます。Webinar発表スライドは下記の関連カタログよりダウンロードが可能です。
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【新製品】拡張可能なラベルフリー・リアルタイム 生体分子間相互作用解析装置Octet Rシリーズ
ザルトリウスより、モジュール式ラベルフリー・リアルタイム 生体分子間相互作用解析装置Octet Rシリーズが新発売されました。将来的なスループット要求の増加に合わせてアップグレードが可能なため、初期費用が抑えられます。 Octetシリーズは、マイクロ流路が存在しないバイオレイヤー干渉法を採用しているため、メインテナンスが簡単で、ラボの生産性を向上させ、コストを削減し、実験のタイムラインを短縮します。
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ForteBio Webinar On-Demand『新型コロナウィルス(COVID-19)感染症治療法・ワクチン開発に向けたOctetによる研究開発促進 オンラインセミナー』
世界保健機関(WHO)は、2020年3月11日に新型コロナウィルス(COVID-19)感染症がパンデミックに至っているとの認識を示しました。現在、この感染症のための治療法研究・ワクチン開発の迅速化が求められています。治療薬やワクチン開発を加速するためには、多くの候補からの迅速なスクリーニングや、可能性が高い候補を決定可能にする、最新の分析技術が重要です。 Octetシステムでは、生体分子間相互作用のリアルタイムアッセイを可能にするBLI技術と、複数サンプルの同時測定により、ハイスループットに候補のスクリーニングや評価を行うことが可能です。そのためOctetシステムのデータは、COVID-19の生物学的研究やワクチン・治療開発に関連した、ブレークスルーをもたらす多くの論文で取り上げられています。 ■終了致しました(2020/10/20) 【更新情報】 Webinarの視聴をご希望の方は、下記の「詳細・申込み」よりお客様情報をご記入ください。お申込み完了後の画面にOn-Demand 視聴リンクが表示されます。Webinar発表スライドは下記の関連カタログよりダウンロードが可能です。
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ForteBio Webinar On-Demand『抗体医薬品・診断薬開発に活用する Octetシステムによる効率的な抗体スクリーニングアッセイ オンライン基礎セミナー』
免疫法やファージディスプレイ法で作製された多数の抗体の中から、優れた抗体をいかに効率的にスクリーニングするかは、抗体開発のワークフローで最も重要なステップの一つです。従来より使用されてきた親和性をもとに解析するELISA法では、低親和性抗体を高レベルで発現するクローンと、高親和性抗体を低レベルで発現するクローンを判別することができないため、カイネティクス情報をもとに解析する手法が有効になります。 Octetシステムは、ELISA法では難しいとされる高親和性抗体を産生するクローンの特定が可能になります。抗体医薬品・診断薬開発において、より初期のステージでカイネティクス情報を得ることは、その後のプロセスの簡略化に繋がり、開発フロー全体を加速させることが可能になります。 ■終了致しました(2020/11/17) 【更新情報】 Webinarの視聴をご希望の方は、下記の「詳細・申込み」よりお客様情報をご記入ください。お申込み完了後の画面にOn-Demand 視聴リンクが表示されます。Webinar発表スライドは下記の関連カタログよりダウンロードが可能です。
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ForteBio Webinar On-Demand『抗体医薬品および診断薬開発に役立つ Octetシステムによるエピトープビニングアッセイオンラインセミナー』
標的タンパク質のエピトープ領域の特性解析は、多数のクローンが同じエピトープを共有しているのか、または標的タンパク質の異なる領域を認識しているのか、を判定することができ、抗体開発のための詳細な情報を得ることが可能です。各抗体が結合した抗原領域またはエピトープに基づいて抗体を分類するエピトープビニングは、抗体医薬品および診断薬の開発に有効なアッセイです。 Octetシステムは、生体分子間相互作用のリアルタイムアッセイと複数チャンネルの同時測定により、ハイスループットなエピトープビニングアッセイを実現し、抗体開発を加速させることが可能です。 本セミナーでは、エピトープビニングアッセイの概要と有用性の説明、およびOctetシステムによるアプリケーションの実例をご紹介します。 ■終了致しました(2020/9/29) 【更新情報】 Webinarの視聴をご希望の方は、下記の「詳細・申込み」よりお客様情報をご記入ください。お申込み完了後の画面にOn-Demand 視聴リンクが表示されます。Webinar発表スライドは下記の関連カタログよりダウンロードが可能です。
取り扱い会社
ザルトリウスは、1870 年に設立されたバイオ医薬品研究・バイオ医薬品業界に貢献する世界のリーディングカンパニーです。 ザルトリウスのラボ用製品/サービス事業部は、革新的なラボ用機器および消耗品を提供することで、医療業界や様々な業界の研究開発や品質管理に従事する研究者や技術者のニーズに応えます。 当社の製品・技術は、お客様の業務をよりシンプルにし、研究の加速や業務効率の改善に貢献できるように設計されています。 ※バイオ関連製品は、以下のURLからご確認ください。 https://premium.ipros.jp/sartorius-stedim/