【酸化エチレンガス処理装置】EOG除害装置【EOCSシリーズ】
EOG滅菌設備より排出されるEOGガスを最大1ppm以下の濃度まで無害化が可能。高い除害効率と省エネ性を両立した排出ガス処理装置
酸化エチレンガス/エチレンオキシドガス(以下、EOG)を 無害化し大気放出するための排出ガス処理装置です。 【EOCSシリーズの特長】 ◇ 高い除害効率 ・EOG濃度を最大1ppm以下まで除害することができる ◇省エネルギー ・高温の処理済み排ガスを一部再循環させることにより省エネを実現 ・専用設計のバーナを適切に制御するエコ運転システム ◇ 優れた安全性 ・各種インターロックおよび複数の安全監視により安全性を確保 ◇使いやすさ ・燃焼安全機器・温度制御機器を標準装備とした簡単な運転操作 ・滅菌器側からの信号による自動運転が可能 ◇多様な組み合わせ ・滅菌装置だけでなくエアレータ室や局所排気等のEOGを含むガスの同時処理が”EOCS”1台で可能 ◇設計自由度が高い ・熱源は電気式またはガス燃焼式が可能です ・処理量が最小0.1m3/minから設計可能です *熱交換器を使用せず低コスト化をはかりながら 排ガスを一部循環させる省エネルギー化仕様の 『排ガス循環型触媒式』もラインナップしています。
基本情報
例)触媒併用式の実例(処理量: 5m3/min ) ・処理量 :EOG20%=最大5m3/min(最小0.1m3/minから設計可能) ・概略寸法:W3,400mm×L5,400mm×H3,200mm(+排気筒3,000mm) ・装置重量:約6,500kg ・処理温度:280~350℃(自動制御) ・熱 源 :ガスバーナー ※お客様の仕様・条件に合わせた設計が可能です。
価格帯
納期
型番・ブランド名
EOCS
用途/実績例
【用途】 EOG排ガス処理(滅菌機より排出される排ガスの除害処理装置) エアレータ室や局所排気等のEOGを含むガスの同時処理 【実績】 日本国内(寒冷地、塩害対策等の対応実績あり) 海外(異電圧・海外規格への対応実績あり) ※仕様等詳細についてはお気軽にお問い合わせください。
カタログ(3)
カタログをまとめてダウンロードこの製品に関するニュース(2)
-
水素ガスバーナーによるアルミ溶解テストを実施!(2024年3月)
正英製作所ではカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に対応できる アルミ工業炉の開発に取り組んでいます。 この度、カーボンニュートラルなものづくりを目指すお客様と共同で、水素ガスバーナーによるアルミ溶解テストを実施いたしました。 テスト炉には酸化物の発生が極めて少ない溶解保持炉”SMH型”を採用し、 熱源は溶解用ガスバーナーに水素専焼ガスバーナー「EIS-H2」、溶湯保持を電気ヒーターとしたハイブリッド構成としました。 今回の溶解テストでは事前に行ったLPG燃焼ガスバーナーとの「溶解速度」「アルミ溶湯品質」の比較を実施。 詳細なテスト結果の分析は引き続き進めてまいります。 本テスト炉の詳細は添付資料をご覧ください。 テストの実施に関しましてもお気軽にご相談ください。
-
高効率・低NOxを実現、排熱回収型水素バーナーを開発
東京ガス殿、東京ガスエンジニアリングソリューションズ殿と共同で、 国内初となる水素燃焼レキュペレイティブバーナー(排熱回収装置内蔵バーナー)を開発いたしました。(販売は2023年10月を予定。) 排熱を活用して燃料使用量を抑えるとともに、燃焼時の二酸化炭素(CO2)排出量ゼロを実現。 アルミ製造現場の溶解保持炉や熱処理炉、とりべ加熱など、 高温熱を必要とする産業分野の脱炭素化に貢献いたします。
取り扱い会社
株式会社正英製作所では、【水素燃焼】に挑戦中!。 そのほか「各種オリジナルバーナの設計製作」、「安全燃焼システム配管機器」、「食品加熱」、「消煙・脱臭装置」、「塗装関連・熱処理」等の工業炉、「溶解炉・保持炉」等のアルミ工業炉など、あらゆる熱設備をご提案しています。 自社開発の省エネルギー型バーナはもとより、「ガス」と「電気」の其々の特質を生かした【ハイブリッド加熱】もご相談ください。