熱設備の脱炭素・低炭素化技術のご紹介【電化・ハイブリッド化】
将来的なエネルギー供給の先行きがつかめない中、ガス燃焼炉をベースとする高効率な「電化」や「ハイブリッド化」への対応を進めています
【熱設備の電化】 将来的なエネルギー供給の先行きがつかめない中、 工業炉メーカーとして複数の選択肢をお客様へご提案できるよう 実績のある熱設備(燃焼炉)をベースに高効率な電化に対応しています。 □電気式熱風発生装置(AH-E)では弊社ガス燃焼式との入れ替えに対応していますので、設備レイアウトの大幅な変更なく電気化いただけます。 【電気式と燃焼式のハイブリッド加熱】 熱設備のオール電化のみならず、燃焼式のメリットも組み合わせたハイブリッド加熱も実績多数。 “グリーン電力の確保・コスト低減・受電容量の確保“等の課題に、燃焼式とのハイブリッドで解決。 電気式の高効率化に加え、ガスバーナーへの廃熱利用を組み合わせた省エネシステムも可能です。 水素ガスバーナーを搭載することでカーボンニュートラル化を実現! 【実検証テストいたします】 法隆寺センターに新設された「熱技術研究所」内にて各種加熱試験を実施しています。 そのなかでも「QCOテスト設備」では4つの熱源で加熱テストが可能! ガス/電気/水素/ハイブリッド熱源でワークに適した熱設備をご提案いたします。
基本情報
【電気式加熱装置】 □ 電気式熱風発生装置(AH-E) 最大250℃の出口温度。弊社ガス式からの入れ替えに対応。 □ 電気赤外線ヒーター(FWヒーター) 最大800℃のヒーター表面温度で広い範囲を均一に加熱。 □ 電気ヒーター式アルミ溶湯保持炉(SEUD) 保持容量は500kg~2000kgまでをラインナップ。 □ 電気式硬化炉(蓄電池用ガラスチューブの樹脂含侵処理後の硬化炉) 均一な加熱と排熱の利用により生産性の向上と省エネを実現。 □ 電気式キュア炉・加硫炉(熱硬化性樹脂・熱可塑性樹脂の熱処理装置) 適した加熱制御・搬送制御をご提案。 【ハイブリッド加熱装置】 □ ハイブリッド式アルミ熱処理炉 「高温加熱ゾーンをガスバーナー」 「低温加熱ゾーンを省スペースで環境負荷の低い電気式」 □ ハイブリッド式加熱炉 「ワーク加熱処理の熱源を電気ヒーター」 「揮発成分の脱臭処理の熱源をガスバーナー」 □ ハイブリッド式アルミ手許溶解保持炉 【テスト炉】 アルミの溶解を「水素バーナー」 溶湯の保持を「電気ヒーター」とする実機ベースのテスト炉
価格帯
納期
型番・ブランド名
電化・ハイブリッド加熱
用途/実績例
□ 電気式熱風発生装置(AH-E) 乾燥炉・加熱炉等、塗装設備、食品加工、各種工業炉 □ 電気赤外線ヒーター(FWヒーター) 加熱炉、表面処理、粉体熱処理、ガラス熱処理、食品加工、各種製造装置 □ 電気ヒーター式アルミ溶湯保持炉(SEUD) アルミ溶湯保持炉。保持容量は500kg~2000kgまでをラインナップ。 □ ハイブリッド式アルミ熱処理炉 自動車部品の熱処理炉 □ ハイブリッド式加熱炉 蓄電池用ガラスチューブの樹脂含侵処理後の硬化炉
カタログ(8)
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水素ガスバーナーによるアルミ溶解テストを実施!(2024年3月)
正英製作所ではカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に対応できる アルミ工業炉の開発に取り組んでいます。 この度、カーボンニュートラルなものづくりを目指すお客様と共同で、水素ガスバーナーによるアルミ溶解テストを実施いたしました。 テスト炉には酸化物の発生が極めて少ない溶解保持炉”SMH型”を採用し、 熱源は溶解用ガスバーナーに水素専焼ガスバーナー「EIS-H2」、溶湯保持を電気ヒーターとしたハイブリッド構成としました。 今回の溶解テストでは事前に行ったLPG燃焼ガスバーナーとの「溶解速度」「アルミ溶湯品質」の比較を実施。 詳細なテスト結果の分析は引き続き進めてまいります。 本テスト炉の詳細は添付資料をご覧ください。 テストの実施に関しましてもお気軽にご相談ください。
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高効率・低NOxを実現、排熱回収型水素バーナーを開発
東京ガス殿、東京ガスエンジニアリングソリューションズ殿と共同で、 国内初となる水素燃焼レキュペレイティブバーナー(排熱回収装置内蔵バーナー)を開発いたしました。(販売は2023年10月を予定。) 排熱を活用して燃料使用量を抑えるとともに、燃焼時の二酸化炭素(CO2)排出量ゼロを実現。 アルミ製造現場の溶解保持炉や熱処理炉、とりべ加熱など、 高温熱を必要とする産業分野の脱炭素化に貢献いたします。
取り扱い会社
株式会社正英製作所では、【水素燃焼】に挑戦中!。 そのほか「各種オリジナルバーナの設計製作」、「安全燃焼システム配管機器」、「食品加熱」、「消煙・脱臭装置」、「塗装関連・熱処理」等の工業炉、「溶解炉・保持炉」等のアルミ工業炉など、あらゆる熱設備をご提案しています。 自社開発の省エネルギー型バーナはもとより、「ガス」と「電気」の其々の特質を生かした【ハイブリッド加熱】もご相談ください。