ワイヤー・チューブのエッチング装置
UV処理より強く、ブラストや研磨より弱い処理が可能。 細長いワークの加工に適し、小型でランニングコストが安い。
・機械的な強度が弱いワークに加工可能 ・非接触処理により、ワークにダメージを与えない ・液体を使用しない ・金属だけでは無く樹脂にも加工可能 ・プロセスに必要なのはArガスと水のみ ・粉塵や廃棄物を出さない ・クリーンルームにも設置可能(真空ポンプは除く) ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。
基本情報
減圧化のガラス管の中にプラズマを発生させ、そのプラズマ中にワークを通し、表面処理をする事によりコーティングの密着性を向上させます。 ワークは装置前後の送り出し及び巻き取りローラーにより供給されます。 高周波電源によりプラズマを発生させる為、放電が安定しております。 主な消耗品はArガス、冷却水、ワークのシール用パッキンになり、 ユーザーレベルでのメンテナンスや段取り替えが可能となります。 ※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。
価格情報
※詳しくはPDFをダウンロードしていただくか、お気軽にお問い合わせください。
納期
型番・ブランド名
RPP-10C
用途/実績例
以下の用途に優れた効果を発揮します。 ・樹脂同士の密着及び接着力の向上 ・表層の粗化 ・クリーニング ・コーティング前処理 例えば) 1.φ0.5mm程度のワイヤーに対して (1)表面に付着した異物除去 ※バフ処理するとすぐに切れてしまう →非接触の処理の為、切断の心配がありません (2)コーティング前処理に使用 →Arプラズマの為、表面に付着している有機物を綺麗に除去出来ます (3)外側に樹脂を付けるので密着性を上げたい →プラズマを強くする事により、クリーニングだけではなく表層を軽く粗化する為密着性が向上します 2.樹脂製チューブに対して (1)表面をエッチングしたいが、柔らか過ぎて加工出来ない →非接触処理の為、樹脂を変形させることはありません (2)吸湿の問題があり、薬液で処理が出来ない →ガスを使用する為、吸湿の心配がありません (3)コーティングの密着性を上げたい →樹脂に対しても粗化が可能な為、密着性が上がります 現在自動車用燃料チューブの密着性向上にて使用されております。