M-Labs製 ARTIQ(量子情報実験用制御システム)
光響取り扱い製品 M-Labs製 ARTIQ(量子情報実験用制御システム)
基本情報
ARTIQは、Pythonをベースとした高水準のプログラミング言語を搭載しており、複雑な実験の記述を支援します。これは、ナノ秒のタイミング分解能とサブマイクロ秒のレイテンシーを持つ専用のFPGAハードウェア上でコンパイル・実行されます。 FPGA(コアデバイス)上で動作するタイムクリティカルなコード(カーネル)は、リモートプロシージャコール(RPC)機構を使用して、コンピュータ上のPythonコードと容易にインタフェースされます。 FPGAの設計は移植性に優れているため、さまざまなラボのセットアップに対応でき、ハードウェアの陳腐化にも対応できます。 非リアルタイムデバイス用のARTIQドライバは、異なるオペレーティングシステムを搭載したリモートマシン上で実行することができます。 このプロジェクトには、グラフィカル・ユーザー・インターフェース、実験スケジューリング・システム、実験、デバイス、パラメータ、結果用のデータベースも含まれています。 採用される技術は、Python、Migen、MiSoC/mor1kx、LLVM、llvmliteです。
価格帯
納期
型番・ブランド名
ARTIQ(量子情報実験用制御システム)
用途/実績例
・オープンソース ARTIQのもう一つの目標は、プラットフォームに依存しないオープンソースのハードウェアとソフトウェアの開発を通じて設計の再利用を促進することにより、量子物理学機器の設計フローの合理化と簡素化を図ることです。 ・Sinara hardware 最初のARTIQコアデバイスは、M-Labs内で作られたハードウェアを使用していました。 ARTIQシステムの品質、機能、拡張性を向上させ、Sinaraデバイスファミリーを開発してきました。 これは、再現性、オープン性、柔軟性、モジュール性、十分なテスト、そしてARTIQ制御ソフトウェアによる十分なサポートを備えたターンキー制御ハードウェアを提供します。