液体クロマトグラフィー用モバイルフェーズヒーター
【カラム効率を高めると同時に個々のサンプルの保持時間の再現性が向上】セミ分集および分集HPLCシステムのプレヒートを実施
Timberline社製モバイルフェーズヒーターは溶媒の温度をコントロールすることによりセミ分集および分集HPLCシステムのプレヒートを行うために使用されます。加温された溶媒を使用することにより移動相粘度が下がり、カラム効率を高めると同時に個々のサンプルの保持時間の再現性が向上します。特にDNA、RNAのような分子の大きな化合物では高温条件にすることで物質移動速度が改善し、ピーク形状や分離が向上する傾向にあるため有効です。 【特長】 ◆コンパクト ◆安全 ◆トラブルレス 【仕様】 ■制御温度範囲:室温+5℃~90℃ ■温度安定性:±0.1℃ ■サイズ ・ヒーター:134mmHx220mmWx343mmD ・コントローラー:83mmHx204mmWx229mmD ■配管部材:316SSもしくはハステロイC ■電源:120VAC
基本情報
モバイルフェーズヒーターは、セミ分取用または分取用HPLCにおいて移動相を加熱するために使用されます。高いカラム温度で操作する利点はたくさんあります。高温で操作することによって移動相粘度を下げることがカラム効率を高めることができることが示されています。また、カラム温度を制御すると、個々のサンプル成分の保持時間の再現性が向上します。より高いカラム効率を達成し、保持時間安定性を維持することは、分取HPLCシステムのより高い収率をもたらします。 温度制御コントローラーはヒートブロックと分離されており、このことによりトラブルを低減しています。コントロールユニットは実測値と設定値を表示し、コイル内部の温度を設定値の±0.1℃で制御することができます。温度がヒューズの定格を超えると、コントロールユニットはヒーターへの電源を遮断し、実験室とカラムを過度の温度から保護します。
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Timberline Mobile Phase Pre-Heater
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