機械加工負荷を熱流センサでリアルタイム監視!予兆保全で生産性向上
加工点の摩擦熱をリアルタイム監視!温度より早く加工完了を検知。設備予兆保全に新たな手段を!
熱流(プロセス)は温度(結果)の先行指標。 機械加工するときに、加工点で発生する摩擦熱エネルギーの流れを測ることで 設備や刃具の状態監視や異常検知の早期化(予兆保全)ができます。 < 熱流センサ「Energy flow」の活用事例 > ▼事例概要: トルクコンバータを機械加工する際の 摩擦熱による熱流と温度を計測 ▼背景: これまで加工状態の監視は、温度センサや振動センサが用いられてきました。 しかし、加工完了タイミングや異常発生の正確なリアルタイム検知に限界があります。 予期せぬ刃具破損による設備のドカ停を予防するため 実績、経験、加工数を目安として、早めに保全することが一般的です。 ▼評価結果 熱流センサと熱電対を刃具近接に設置して 加工時の摩擦熱がアームへ伝わる熱流の波形を測定しました。 熱流センサでは熱電対よりも早く「加工完了」を検知できることが確認されました。 加工状態をリアルタイムで監視する手段として 高感度な熱流センサの活用は有効であることを基礎実証できました。 ※詳しくはPDF資料をダウンロードいただくか、お問い合わせください。
基本情報
【『Energy flow』の製品特長】 ■微小な熱流も計測可能な高感度性 ■加圧状態でも計測可能な高耐圧性 ■湾曲させた状態でも計測可能なフレキシブル性
価格帯
納期
用途/実績例
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トヨタ自動車株式会社の事業開発領域では、長年のクルマづくりで培った技術やノウハウを活かした技術ソリューション事業を展開しています。 温度変化のメカニズム解明で必須となる「熱流束(heat flux)」を高感度で簡便に計測できる熱流センサ「Energy flow」は、トヨタがクルマ開発の現場で活用している内製センサです。 脱炭素社会に向けた高効率な熱エネマネのシステム/部品の開発には欠かせないアイテムとなっており、自動車業界をはじめ、様々な業界のお客様にお使いいただいております。 ご用命の際は、当社までお気軽にお問い合わせください。