故障ツリー分析ツール「FaultTree+」
ISO26262機能安全対応でなぜFTA+の専用ツールが必要なのか? それはずはり、カットセット分析ができるからです。
1.Excelでできること、できないこと Excel(又は他のOfficeツール)でもFT図は作成できます。 しかし、Excelで書いたFT図はカットセット分析等の安全分析や 定量評価ができません。 システムレベルでの評価においてもモデルの安全性評価に対する 説明ができません。 2.専用ツールでないとできないこと カットセット分析、共通原因故障、従属故障、 システマティック故障等は専用ツールでないと表現が困難です。 Enterprise版では共同作業の際にリビジョン管理ができます。 DOORS等の外部ツールと連携し、共同作業時の変更管理を行なうこともできます。 3.ExcelとFTA+、その使い分け 共通原因故障が存在しない複雑ではないFT図では 比較的容易に作成できて、追加コストもかからないExcelが適しています。 ASIL C以上、又は共通原因故障などの直感的に判別できないモデルを 表現する場合は分析機能が充実なFaultTree+が適しています。 ISO26262対応では必ずカットセット分析ができることを条件に ツールをご検討する必要があります。
基本情報
FaultTree+ は英国Isograph社の主要製品であり、1986年から開発を始め、現在全世界で12,000サイトに導入されています。 【FaultTree+の基本構成】 1.フォールトツリー分析 2.イベントツリー分析 3.マルコフ分析 4.ワイブル分析 【FaultTree+の主な機能】 1.カットセット分析(Cut Set) 2.共通原因故障の表現(CCF) 3.βモデルに対応 4.複数のFT図を一つの画面で管理、自由にマージ。 5.データの共有、再利用が可能なライブラリー機能
価格情報
永久(買取)ライセンス、年間ライセンス、短期ライセンスがございます。 ライセンス期間によって価格が異なりますので、詳しくはお問合せください。
価格帯
100万円 ~ 500万円
納期
2・3日
用途/実績例
ISO26262関連では国内の主要自動車OEM、Tier1、Tier2様等 70社以上にご導入頂いております。 その他、鉄道RAMSや大型プラントの信頼性解析等にも使われています。
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取り扱い会社
当社は、各種プラント、工場等の設備・資産を管理・運営するための「設備保全 管理システム」を開発・販売しています。 現在、このシステムは、センサー情報やタブレット端末からの入力情報等のIoT 技術および機械学習等のAI技術を利用した故障予知機能や自動スケジューリング機能を有するシステムへと大きく進化する 過程にあります。 また、最近のDXの流れの一環で、工場の製造プロセスおよび研究開発の現場での デジタル化・自動化を行い現場の作業を効率化しようという流れが強まっています。 当社もこの流れの中で、研究開発の現場の効率化を目指すソルーションであるラ ボ管理システムLIMS(Laboratory Information Management System、ワークフローとデータ追跡・データ管理・データ分析・および電子実験ノート統合などの機能を備えた、ソフ トウェア)の提供をしています。