【動画紹介】計器の校正について~校正、検証、調整とは?~
温度計器、圧力計器の校正について紹介します。校正、検証、調整の違いを解説します。
全ての計器は機械的、化学的、設置 運転環境等により経年劣化が生じ、測定値や精度のずれが生じてきます。経年劣化を防ぐことは出来ませんが、校正を行うことで経年劣化の早期発見は可能です。 校正と検証の違いとは何でしょうか? そして、どのタイミングで調整するべきでしょうか? ◆校正とは、国家規格もしくは国際規格にて認証された基準器と校正対象の試験器との測定結果を比較し、どの程度器差があるかを確認することをいいます。校正試験結果が製品仕様の範囲内であれば、試験成績書とともに校正証明書が発行されます。 ◆検証とは、基準とする計測器の器差が公的機関等の規格で規定された範囲内にあるかを確認し、合否判定を行う事をいいます。校正と検証は、表示された値から製品の品質を見極める事を目的としています。測定器自体に手を加える事は認められていません。 ◆調整では検出された測定器差を精度範囲内に抑えるために、測定器に手を加える事が許されています。調整は機器を校正して精度外と判断された際に、精度内におさまる様に機器の調整を行ってから再校正を実施します。
基本情報
法律で定められた期間が経過すると有効期限を失う検証とは異なり、校正の有効期限は、メーカーの指示や品質保証規格の要求事項、社内規定や顧客固有の規定など、実務上の仕様に左右されます。また、医薬品や食品などの公的監督の対象となる製品の製造に計量器を使用する場合にも校正を行わなければなりません。 WIKAの校正ラボでは、測定器の校正、調整、検証を行うことができます。 https://bit.ly/3NrtHGZ 00:00 – 導入 00:04 - 校正 - 調整 – 検証 00:37 - 計器の校正とは? 01:22 - 調整とは? 01:34 - 検証とは? 01:49 - WIKA校正室における校正サービス
価格情報
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納期
用途/実績例
主に一般産業用として、石油化学、半導体、自動車、医薬、食品、機械設備等様々な業界にて使用実績があります。
関連動画
カタログ(10)
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WIKA製品パスポートのご紹介
WIKAは、インテリジェント機能として「WIKA製品パスポート」により標準化されたデータを提供します。 WIKAは、ダイヤル式計測機器市場におけるパイオニアです。 WIKAは、製品群の大半に標準化された製品パスポートを装備しています。 お客様は、機器に表示されたQRコードから直接、製品データや技術文書にアクセスすることができます。 QRコードは、各機器を一意に識別するインテリジェントなシリアル番号に基づいています。 現在、ステンレススチール製の圧力計と機械式温度計にこのインテリジェント機能が搭載されています。 WIKA製品パスポートには、IEC 61406規格に準拠した情報が含まれています。 データシート、操作説明書、証明書、承認などの技術文書も、QRコードからいつでもアクセスできます。 これにより、お客様は必要な情報にいつでも簡単にアクセスでき、個々の機器データを効率的に利用することができます。 WIKAは、50以上の組織が参加する団体であるデジタルデータチェーンコンソーシアム(DDCC)のメンバーとして、インダストリー4.0の普遍的な基準の確立と実施に取り組んでいます。
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IIoTシステムに統合可能なワイヤレスガス密度センサのご紹介
WIKAは、新型のガス密度センサ:GD-20-Wにより、ガス絶縁開閉装置のデジタル化をサポートします。 バッテリーと無線モジュールを内蔵したワイヤレスデバイスは、IIoT環境への容易な統合を可能にします。 このセンサは、LoRaWANネットワークプロトコルを介して、ガス密度、温度、圧力の測定値を伝達します。 このセンサは、3つのパラメータとバッテリーの状態について、警報機能も備えています。 警報機能は、設定された伝送サイクルとは無関係に、限界値に達したことを知らせます。 コンパクトなワイヤレス装置であるGD-20-Wは、SF6ガスまたは代替絶縁ガスを使用する既存の設備の改修に特に適しています。 設置やメンテナンスの手間もかかりません。 バッテリー寿命は、測定および送信速度にもよりますが、10年以上です。 センサは、圧力と温度の値からガス密度を計算します。 20℃における圧力を±0.2%の精度で測定します。 この装置はガス密度を継続的に監視するため、必要に応じた資産のメンテナンスが可能です。
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換気・空調システム向け測定器A2Gシリーズ:新たに追加の3モデル(A2G-500, A2G-520, A2G-540)のご紹介
WIKAは換気・空調システム向け測定器A2Gシリーズに3つのモデルを追加しました。 これらは公共・商業ビルの換気・空調システム向けのWIKAのスマートセンシングラインナップを補完するものです。 モデル A2G-500, A2G-520, A2G-540は、高い測定精度・モジュール構造・堅牢なデザインが特徴です。 新設/既設を問わず、エアハンドリングユニットに簡単に組み込むことができます。 A2G-500は差圧・ゲージ圧・真空を±0.5 %の測定精度で測定します。 A2G-520は換気装置などに使用され、圧力差を測定し、校正係数に基づいて空気流量を正確に計算します。 A2G-540は差圧と空気流量の制御用に使用します。 A2Gシリーズはアナログ/デジタル信号だけでなく、無線(LoRaWAN)を介して制御システムやIIoTクラウド環境に統合可能です。 又、モジュール設計により、ディスプレイ・リレー・追加入出力などのオプションを追加した機能拡張が可能です。 WIKAアプリを使用した操作はシンプルでユーザーフレンドリーです。 耐候性を持ち堅牢で、自動ゼロ点設定によりメンテナンスフリーです。
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汎用アプリケーション用振動式(音叉式)レベルスイッチ TLS のご紹介
WIKAは振動式(音叉式)レベルスイッチのラインアップを追加しました。 このレベルスイッチはあらゆる液体に適しており、高粘度媒体にも適しています。 この新製品は、異なるマーケット分野向けに3つのバリエーションがあります。 TLS-Sは、プロセス産業向けで、ATEX認証付きです。 TLS-Hは、衛生的なデザインで、食品・製薬分野の要求に応えます。 TLS-Cは、特にコンパクトなモデルでOEM用に設計されています。 この振動式レベルスイッチは、音叉を測定エレメントとする機能原理により、取り付け位置に関係なく、容器やパイプラインの正確な限界レベル監視を可能にします。
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衛生(ハイジェニック)アプリケーション向けバイメタル式温度計 TG58SA のご紹介
WIKAの衛生(ハイジェニック)アプリケーション向けバイメタル温度計、モデル TG58SA は製薬産業・食品産業・バイオテクノロジーの要求に応えます。 この TG58SA はASME BPEに準拠した設計で、3-Aサニタリー規格に適合し、EHEDGとATEXの認可を受けています。 このため、この TG58SA は世界的に適用できる柔軟性を備えています。 業界標準の目盛範囲とプロセス接続(クランプ、DIN 11864、VARINLINE)の選択肢もこれを反映しています。 接続に関する情報はすべてレーザーで刻印されています。 さらに、正確な温度測定を保証するために、センサーの有効長がダイヤルに表示されています。 TG58SA は、ステムの先端が半球状になっており、3-AおよびEHEDGに準拠したプロセスセーフな方法で洗浄することができ、CIP/SIPや洗浄プロセスに適しています。 TG58SA の衛生的な特徴は、堅牢なデザインによって補完されています。 TG58SA は、高い耐過温度性を備えており、また風防(飛散防止窓)はUV耐性もあります。
取り扱い会社
「WIKA」はドイツに本社を置く、世界的な計測機器メーカーです。70年以上に渡り、計測機器専門メーカーとして、世界市場で計測機器のトップクラスシェアを維持しています。プラント設備など製造業において広範囲で使用される圧力計・温度計をはじめとする計測機器のヨーロッパシェアNo.1・世界トップクラスメーカーです。現在、全世界40か国以上に展開し、総従業員数9,000名を誇るグローバル企業です。日本支社においては、業績は右肩上がり、大手重工メーカー含め幅広い業界の大手企業と取引実績があります。「計測機器はWIKA」と言われる程にグローバル規模でブランド力が高く、製品力があります。世界40ヶ国以上に拠点があるため、日系企業の海外進出が活発になるにつれて引き合いも強くなり、製品設置後のフォロー含め全て同社で対応できる点が強みです。他競合にはない幅広い製品を揃えているため、顧客のニーズに対して包括的なソリューションを提供する事ができます。