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【動画紹介】圧力計の仕組みは?ブルドン管とダイアフラム式の比較

圧力計はさまざまな用途で何百万個も使用されてきました。用途に応じて、ブルドン管やダイアフラム式がなぜ使用されるのか説明します。

圧力計は弾力性のある測定エレメントを備えた圧力測定器で、さまざまな産業用途で何百万個も使用されてきました。圧力計の使用用途に応じて、圧力エレメントはブルドン管やダイアフラムエレメントが使用されています。 ブルドン管式圧力計の場合 (https://bit.ly/3dYEfgo) 、圧力計の内部にある、非円形断面のC型曲面管のブルドン管を介して圧力が測定されます。ブルドン管には「管内移動」と呼ばれる動きがあります。ブルドン管式圧力計は非常に汎用性が高く、ほとんどの用途に使用することができます。 ブルドン管はダイアフラムエレメントに比べて次のような利点があります。 - 0~0.6 barの微圧レンジから0~10,000 barの高圧レンジまで対応できる。 - 校正規定であるクラス0.1までの精度を得られる。 - 製造が容易である。 - 加圧部材との接続や密閉が容易である。材質と圧力負荷に応じて、はんだ付け、溶接、ねじ込みのいずれかの方法で取り付けられます。

WIKA 機械式圧力計のページ

基本情報

ダイアフラム式圧力計は、ブルドン管式圧力計の仕様限界値を超えた時に使用します。 ダイヤフラムエレメントでは、片側に荷重をかけたダイヤフラムの弾性的なたわみを基準値としています このたわみは、ムーブメントを通して回転運動に変換されます。ダイヤフラムエレメントの形状とクランプによる機械的安定性が高いため、振動の影響を受けにくいです。 特に低圧測定にはダイアフラム式圧力計が使用されます。受圧部のダイヤフラムの面積が大きいため、0~16mbarの圧力を測定できます。(特殊タイプのカプセル式圧力計を使用すると、0 .... 2.5mbarまで測定出来ます。) ダイアフラムエレメントは過負荷に対してより高圧への耐圧機能を持ちます。過大圧に対する安全性は、特殊な形状のダイヤフラムベッドによって実現しています。 受圧部にはPTFE、ゴールド、ハステロイなどのさまざまなコーティングを施すことができるため、粘性の高い媒体、腐食性の高い媒体、結晶化した媒体にも使用できます。また、接続フランジが開いているダイアフラム式圧力計は直径が大きいため、圧力ポートの目詰まり防止となります。

価格情報

3,000円~500,000円 製品仕様により価格は変動します。

価格帯

1万円 ~ 10万円

納期

応相談

ご注文後2~3ヵ月

型番・ブランド名

WIKA圧力計器

用途/実績例

詳細については弊社までお気軽に問い合わせ願います。

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製品カタログ

WIKA サニタリー計器 日本語版総合カタログ

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取り扱い会社

「WIKA」はドイツに本社を置く、世界的な計測機器メーカーです。70年以上に渡り、計測機器専門メーカーとして、世界市場で計測機器のトップクラスシェアを維持しています。プラント設備など製造業において広範囲で使用される圧力計・温度計をはじめとする計測機器のヨーロッパシェアNo.1・世界トップクラスメーカーです。現在、全世界40か国以上に展開し、総従業員数9,000名を誇るグローバル企業です。日本支社においては、業績は右肩上がり、大手重工メーカー含め幅広い業界の大手企業と取引実績があります。「計測機器はWIKA」と言われる程にグローバル規模でブランド力が高く、製品力があります。世界40ヶ国以上に拠点があるため、日系企業の海外進出が活発になるにつれて引き合いも強くなり、製品設置後のフォロー含め全て同社で対応できる点が強みです。他競合にはない幅広い製品を揃えているため、顧客のニーズに対して包括的なソリューションを提供する事ができます。

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