溶着とは?樹脂溶着の1つ、熱板溶着と非粘着性表面処理について解説
溶着の種類と方法や熱板溶着のデメリットの解決に欠かせない非粘着性表面処理もご紹介します。
■樹脂溶着とは 樹脂溶着は、樹脂を熱によって接合させる方法の一つです。 ■溶着の種類と方法 ・超音波溶着 超音波振動を利用して接合する方法 ・振動溶着 振動による摩擦熱で接合する方法 ・高周波溶着 高周波による自己発熱で接合する方法 ・レーザー溶着 レーザー光で熱を発生させて接合する方法 ・熱板溶着 加熱した熱版で溶融させて接合する方法 ■熱板溶着のメリット・デメリット 熱板溶着は、部品の大きさに広く対応でき立体的な形状であっても しっかりと溶着でき、気密性を重視する部材の接合に適するメリットが あります。 一方で、電子部品などが入っていると溶着できないことや、 溶着した際に余肉が出る点、ヒーターへの樹脂のはりつきや 糸引きなどのデメリットがあります。 ■熱板へのはりつきや糸引きを防止する表面処理 デメリットの一つである、熱板への樹脂のはりつきや 糸引きを防止する方法として、表面処理があります。 表面処理についての詳細は資料をダウンロード頂くかお問い合わせください。
基本情報
■CHC技術とは CHC(セラミックハードコート)は、通常のフッ素樹脂コーティングと 同等の非粘着性と高温時の塗膜硬度を両立させた新しいタイプのフッ素 樹脂コーティングです。 ■表面処理採用事例 ?フィルターケースの熱溶着工程での高温離型と高温寿命を両立した事例 ?熱溶着板への加工による離型効果がPTFEコーティングの3倍持続させた事例 ?樹脂製品溶着板へのフッ素コーティングの「はがれ」「ふくれ」問題を解決した事例 ?PTFEコーティングで解決しない接着剤の付着や高温でのはがれを解消した事例 ■特長 ・PTFE、PFAと同等の非粘着性 ・200℃以上での膜硬度が高い(PTFE比較) ※社内テストによる ■用途 ・樹脂溶着着板 ・樹脂成型型 ・ヒータープレート ※詳しくは”PDFダウンロード”をクリックいただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格帯
納期
型番・ブランド名
CHC(セラミックハードコート)
用途/実績例
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取り扱い会社
製造装置や機械部品の性能を最大限に引き出すため、 吉田SKTは数百種類の表面処理技術から、お客様だけの「最適解」を導き出します。 ・粘着トラブルによる生産性低下 ・摩擦による製品品質の不安定化 ・腐食による設備の早期劣化 こうした製造現場の課題に、豊富な実績と確かな技術力で応えます。 1963年、フッ素樹脂加工を開始。 1968年には米国デュポン社(現ケマーズ社)とのライセンス契約を締結し、 自動車から医療、航空宇宙まで、2,000社を超えるお客様の製造革新をサポートしています。 さらに2024年にはPFASフリーコーティングを開発するなど、次世代製品の開発にも注力。 持続可能な製造業の発展に貢献します。 名古屋・東京・山口の3拠点体制で、量産から特注品まで柔軟に対応。 一貫した品質管理体制により、確かな品質をお届けします。 製造現場の課題解決は、表面処理のエキスパート、吉田SKTにお任せください。