熱から冷水を作り出す仕組み
「打ち水の原理」を活用し、【熱】から【冷水】作り出します。その技術(仕組み)を分かり易く説明いたします。
通常の物理現象では、熱から直接的に冷水を作ることは難しいとされています。熱とは物体のエネルギーの形態であり、エネルギーは保存されるため、熱を冷やすには、エネルギーを別の形態に変換する必要があるためです。 熱は高温から低温へと自然に流れる仕組みから、熱を取り除くことによって物体を冷却することが出来るため、例えば熱源から水を通して熱を取り出し、それを別の物体に伝達させて温度を下げることにより冷水を作り出すことが可能となります。
基本情報
詳細については、下記情報ご確認ください。
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用途/実績例
下記HPにて実績例など確認ください。 http://solar.yazaki-group.com/
詳細情報
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◆【打ち水の原理】を活用! 液体の物質が気体になるときには、周囲から熱を吸収する必要があり、その際にやりとりされる熱のことを気化熱(蒸発熱)と呼びます。「打ち水」をすると、水が蒸発するときに、接している地面から気化熱を奪います。そのことで地面の温度が下がり、涼しく感じます。 気化熱は液体が接している場所で絶えず発生します。熱が蓄えられやすいコンクリートやアスファルトに比べ、保水性の高い土や濡れた芝生などが涼しく感じるのは、このためです。 この打ち水の原理を活用し、【熱】から【冷水】を作り出します。
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◆すぐに水は蒸発するの? 普通の生活(大気圧:1気圧)では、水は100℃で沸騰し蒸発します。ですが、気圧が下がるほど水が沸騰する温度は低くなります。例えば富士山の山頂では気圧が3分の2程度しかないため、水は100℃になる前(約87℃)に沸騰します。 そして特殊な容器内にて、真空に近い気圧にすると、水は5℃で蒸発するようになります。この性質を利用し、低い温度でも水を蒸発させることが出来るため、その気化熱を使って冷たい水を生み出します。
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◆冷水を作るための【打ち水】の【水】は無限に必要なのか 打ち水した水は、雲になり雨となって地上に戻ります。 太陽の熱(熱源)により、水が蒸発してし、蒸発して気体となった水が冷やされて雲となります。そして、雲となった水は雨水として再び地上へ降り注ぎます。 このサイクルを繰り返します(気体から液体、液体から気体と相転移を連続的に繰り返す) このため、水を無限に必要としません。
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