アントンパール 医薬・製薬業界向け装置
データインテグリティ(GMP省令)、日本薬局方(USP、EP)、クオリフィケーションに対応した測定装置
このページでは旋光度、密度比重、粘度、屈折率、ちょう度など 日本薬局方で定められている一般試験法に準拠している測定装置のご紹介と 特徴的なデータインテグリティやクオリフィケーション対応について ご案内させていただきます。 ===日本薬局方対応装置一覧=== - 旋光度:MCP150、MCP5x00シリーズ - 密 度:DMA1001、DMA-Mシリーズ - 屈折率:Abbematシリーズ - 粘 度:ViscoQC100 *、ViscoQC300、RheolabQC、SVMx001、Lovis ** - 稠 度:PNR12 * * D.I.には対応しておりません。 ** USP/EPのみ対応 (2020/4/21現在) ※仕様など詳細は各製品ページをご参照ください。
基本情報
【クオリフィケーション】 医薬品事業者様で行われるバリデーション作業をサポートするため 機器メーカーはIQ/OQを主に行いますが、 弊社ではアメリカ薬局方である4Qをモデルに+2Qした 6QのPQP(ファーマクオリフィケーションパッケージ) の実施が可能です。 例えば… 全世界で採用されており、英文と日本語を並記しているため海外・国内の査察団体が入っても証明が出来ます。 DQに”リスク分析”の章をご用意しており、お客様の文書作成時間を大幅に削減でき、URSさえも省略出来る文書設計のため、導入に向けて実務以外の事務処理に要す時間と労力を削減してくれます。 【測定装置のDI】 ALCOAの概念にしたがったセキュリティー機能と +(CCEA)のための通信機能やポートのご準備がスタンドアローン* で動作可能です。 クロマトグラム機器同様PC制御したい場合はリモート操作ソフト** もご準備がございます。 FDA、PIC/sの査察もご安心いただける装置でございます。 * PCが測定上、必要な場合はPC専用ソフトのご準備あり ** 一部装置に限ります 詳細はお問合せください。
価格帯
納期
用途/実績例
【実績】 製薬(液剤、API、製剤、塗布薬、湿布薬など各種) 香料 (医薬品原料の品質保証として) 化粧品 (化粧品GMPや医薬部外品に向けて) 農薬 (農薬GLPや今後に向けて) 製糖 (医薬品原料の品質保証として) 飲料 (医薬部外品の今後に向けて) 【用途】 原料受入の品質確認 製造の工程管理 最終出荷製品の品質管理 【その他】 LIMSやネットワークサーバーへの接続実績あり PCへの出力 紙での管理も可能
ラインアップ(11)
型番 | 概要 |
---|---|
MCP5500 | 旋光計。最長200mmセル搭載可能。 |
MCP150 | 旋光計。最長100mmセル搭載可能。 |
DMA4500M | 振動式密度計。小数点5桁目精度。自動洗浄サンプラ取り付け可能。 |
DMA1001 | 振動式密度計。小数点4桁目精度、5桁目分解能。 |
ViscoQC300 (L/R/H) | 単一一軸円筒もしくは同軸二重円筒の回転粘度計。 DIに対応する場合はこちら。 |
Visco QC100 (L/R/H) | 単一一軸円筒もしくは共軸二重円筒の回転粘度計。 |
RheolabQC | 単一一軸円筒もしくは共軸二重円筒の回転粘度計。 ViscoQCなど一般的な回転粘度計より対応粘度範囲が広い。 |
MCR72 | コーンプレート粘度計(E型粘度計) |
SVM3001 | クエット式粘度計(共軸二重円筒型)。 動粘度測定も可能。 |
LOVIS 2000M | 落球式粘度計(Rolling Ball Viscometer) |
PNR 12 | ちょう度計 |
カタログ(2)
カタログをまとめてダウンロードこの製品に関するニュース(7)
-
市場をリードする密度/音速計:DMA 5001 Sound Velocity<新製品情報>
DMA 5001 Sound Velocity は、革新的な 2 in 1 ソリューションです。 常に高い再現性と同期測定を保証し、時間とリソースの両方を節約し、高速で正確な結果をご提供します。 DMA 5001 Sound Velocity をさまざまなモジュールと組み合わせて、好みの測定システムを作成し、1つのサンプルで1回の測定サイクルで10を超えるパラメーターを測定できます。 Xsample ファミリーをシステムに統合して測定プロセスを自動化し、サンプルのスループットを高めます。 DMA 5001 Sound Velocity は、30を超える手法を取り入れた数十年にわたるアプリケーション経験を備えており、化学 (硫酸など) や飲料 (ソフトドリンクなど) 業界など、さまざまな業界に最適です。
-
Brabender エクステンソグラフ:独自の生地評価機能を搭載<新製品情報>
アントンパールは新世代の「生地加工・焼成特性分析装置:エクステンソグラフ」を発表しました。 生地の伸張度と処理特性を測定する業界標準を強化し、今日の研究室のニーズに応え、生産中の生地挙動を優れた方法で制御します。
-
食品・飼料業界向けに新たなブラベンダーポートフォリオを発表
ブラベンダー製品の参加により、食品・飼料分析向けのアントンパール製品はポートフォリオを拡大します。 食品分析に対応したブラベンダー装置により、アントンパールはレオメーター、粒度分析装置、マイクロ波分解システム、X線回折装置、密度分析装置の現在のポートフォリオを拡大しました。 お客様は、食品の物理的特性を完全に把握することができます。 つまり、最適な吸水レベル、混練挙動、生地の特性を分析できるほか、水分含有量やデンプンゼラチン化レベルを判定できます。 さらに、ブラベンダーのミキサーや押出機を使用すると、新しい食品製品の改善や開発を行うことができます。また、ラボからパイロットプラントの食品押出にスケールアップし、さまざまな寸法、形状、組成の製品を生産することもできます。最後に、アントンパール社のブラベンダー押出機を使用して、タンパク質、デンプン、魚の餌、シリアル、パスタなど、さまざまな材料の質感を変更するための適切な情報を得ることができます。 最終的には、原材料のQC、配合、輸送から包装、保管、最終製品のQCに至るまで、生産工程のあらゆる側面を最適化が可能となります。
-
酒造りの業務効率化を支援する「温度管理システム」と「アルコール計」の協業を開始します!
酒造業界では昨今の人材不足や高齢化の課題に対応するため、若手も働きやすい職場づくりに取り組む酒蔵が増えています。 さらに日本酒は製造にかかる工程が多く、作業の効率化が求められています。 そこで現場への導入が進んでいるのが、「自動化とDX化」です! この度の協業で、ラトックシステムの酒造向け温度管理システム「もろみ日誌クラウド」に、アントンパールのアルコール計「Alcolyzer」で計測したアルコール度数・日本酒度を取り込むことが可能になりました。 【アントンパールのAlcolyzer】 Alcolyzerは、醸造酒など従来は蒸留をしないとアルコール濃度を測定できない酒類を蒸留せずに測定出来る分析機器です。 日本国内では「国税庁の所定分析法とは異なる手法」として、清酒を含む複数の酒類での分析・記帳が出来る機器です。 詳細情報、デモ機、サンプル測定などお気軽にお問い合わせください。
-
アフターサービス終了のご案内<LIMS通信用ソフトウエアLIMS Bridge>
現在ご使用頂いております、LIMS通信用ソフトウエアLIMS Bridgeに関しまして、2023年12月末をもちましてソフトウエアダウンロード、アフターサービスの終了をご案内いたします。 本社のサポートが上記の通り終了予定になる事から、お客様へのサポートが十分対応できないことが懸念されます。 弊社につきましても今後の作業を行うのが厳しい状況になった事により、2023年12月末をもちましてサポートを終了させて頂きます。 <該当機種>LIMS通信用ソフトウエアLIMS Bridge 詳細は下記「関連資料」のリンクをクリックしてご覧ください。 サポート終了に関するご質問や機器のご更新のご相談等は、弊社サービス部にお問合せ下さい。 ------------------------------------- <サービス部お問合せ先> TEL:03-4563-2503 E-mail: info.jp@anton-paar.com ------------------------------------- 今後とも引き続き弊社製品をご愛顧賜りますよう重ねてお願い申し上げます。
取り扱い会社
アントンパール社は、世界最高精度の振動式デジタル密度計を始め、粘度計、粘弾性測定装置(モジュラーレオメータ)、ゼータ電位測定装置、マイクロ波合成装置など様々な物性測定、分析機器の世界的メーカーです。 お客様の多岐にわたるご要望にお応えすべく、2009年2月日本法人を設立いたしました。 ショールームには、アントンパールの装置を豊富に展示しており、サンプル測定やデモンストレーションも可能です。 ユーザーセミナーや講師を招いてのアプリケーションセミナー、ウェビナーを随時開催しています。 固体、液体の物性測定や評価に関するご質問、お問い合わせ、デモ等ご要望がございましたら、ご遠慮なく、お問い合わせ下さい。