多目的X線散乱装置 SAXSpoint 5.0
1台で超小角から広角まで測定できる多目的X線散乱システム
SAXSpoint 5.0は、世界最高峰の小角分解能とボタン1つでSAXS⇔WAXSを瞬時に切り替えられる使いやすさを兼ね備えた多目的X線散乱装置です。 コンパクトな装置に搭載された最高品質の光学系とX線源により、短時間で最大600 nmの構造を観測することができます。また、液体・固体のSAXS/WAXS測定だけでなく、GISAXS、 USAXS、 RheoSAXSなど様々な測定環境を構築できます。これにより、従来は観測が困難だった巨大な散乱体の構造や特殊な環境下での挙動を明らかにし、研究開発にブレークスルーをもたらします。 【特長】 ・ボタン1つで検出器がxyz方向に自由に移動 SlideMaster機能 ・非常に幅広いq範囲: 0.01 nm^-1 < q < 49.3 nm^-1 ・優れた温度制御範囲と精度:-150℃ ~ +600℃ (精度±0.1℃) ・様々な測定雰囲気: 真空/空気(乾燥・調湿)/不活性ガス ・メンテナンスフリーのマイクロフォーカスX線源 ・粉末、 フィルム、 繊維、 溶液、 ペーストなど最大20検体を連続測定
基本情報
・測定モード: SAXS、 WAXS、 USAXS、 GISAXS、 BioSAXS、 RheoSAXS、 UV-VisSAXS、 etc ・q範囲: 0.01 nm^-1 ~ 49.3 nm^-1 ・観測可能な面間隔: 0.12 nm ~ 628 nm ・X線源:Primux 100 micro microfocus X-ray source (Cu、 Mo、 Ag、 Cr) ・検出器:Dectris社製 Eiger2 R 1M ・温度範囲: -150℃ ~ +600℃ ・雰囲気: 真空 / 空気 (乾燥・調湿) / 不活性ガス ・フットプリント (L x W) : 3600 x 900 mm 【様々なアクセサリー】 ・-150 °C~+600°Cの温度制御用ステージ ・GISAXSステージ ・延伸ステージ ・加圧ステージ ・せん断ステージ ・湿度制御ステージ ・RheoSAXSモジュール ・USAXSモジュール ・回転モジュール ・バッテリーセル ・FTIRセル ・UV-Visセル ・SEC-SAXSシステム ・オートサンプラー(最大192検体)
価格帯
納期
型番・ブランド名
SAXSpoint 5.0
用途/実績例
アントンパール社のSAXSpoint 5.0はハイエンドの研究・開発における様々な用途に対応します。 ■□■アプリケーション■□■ ■化学工業 ■化粧品・パーソナルケア ■医薬品・医学・バイオテクノロジー ■教育・研究 ■材料科学 ■環境科学 ■石油化学産業 ■食品
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アントンパールは、機械工だったアントン・パールによって1922年にオーストリア・グラーツで設立されました。 現在、世界110か国以上で約4,500人の社員を擁し、研究・開発・品質管理に使用される分析機器の開発、製造、販売、サポートを世界規模で展開しています。 アントンパール・ジャパンは、Anton Paar GmbHの100%子会社として日本のお客様へアントンパール製品の販売およびサポートを提供しています。 東京(本社)と大阪(大阪営業所)にオフィスとラボを構え、ラボには粘弾性測定装置、密度・比重計、マイクロ波試料前処理装置など、ほぼ全ての装置を展示しています。 専門のアプリケーションスタッフによるサンプル測定やデモンストレーション、ユーザートレーニングなど、幅広い用途でご活用いただけます。