小角X線散乱装置 SAXSpace
圧倒的なX線強度で液体/ペーストを素早く分析
SAXSpaceは、ラボ機最強クラスのX線源と高品質のクラツキー光学系を採用したハイスループット小角X線散乱装置です。 アントンパール社が1957年に世界で初めて開発した小角X線散乱装置の技術(クラツキーカメラ)は、これまで様々な研究分野で活躍してきました。SAXSpaceはその発展型の光学系と強力なX線源を搭載し、最大で直径1000? の分子集合体やナノ粒子を短時間で観測できます。これまでは放射光施設での測定が必要だった希薄な溶液試料でも、試料ダメージを気にせずいつでも自由に測定できます。 【特長】 ・ラボ機最強クラスのX線強度を誇るラインフォーカスX線ビーム ・優れたq範囲: 0.03 nm^-1 < q < 24.5 nm^-1(※1) ・優れた温度制御範囲と精度:-150℃ ~ +600℃ (精度±0.1℃) ・様々な測定雰囲気: 真空/空気(乾燥・調湿)/不活性ガス ・ポイントフォーカスX線ビームへの切替機構も標準搭載 ・溶液、ペースト、ゲル、粉末など様々な試料に対応 (※1 2次元検出器搭載で最大40.7 nm^-1)
基本情報
・測定モード: SAXS、 WAXS、 BioSAXS、 SEC-SAXS ・q範囲: 0.03 nm^-1 ~ 24.5 nm^-1 (※1) ・観測可能な面間隔: 0.15 nm ~ 209 nm ・X線源: Primux 3000 sealed tube X-ray source (Cu、 Mo) ・検出器:Dectris社製 Mythen2 R 1K ・温度範囲: -150℃ ~ +600℃ ・雰囲気: 真空 / 空気 (乾燥・調湿) / 不活性ガス (※1 オプションの2次元検出器搭載時は最大40.7 nm^-1) ・フットプリント (L x W):1800 x 900 mm 【様々なアクセサリー】 ・-150 °C~+600°Cの温度制御用ステージ ・GISAXSステージ ・延伸ステージ ・加圧ステージ ・湿度制御ステージ ・回転モジュール ・SEC-SAXSシステム ・オートサンプラー(最大192検体)
価格帯
納期
型番・ブランド名
SAXSpace
用途/実績例
アントンパール社のSAXSpaceはハイエンドの研究・開発における様々な用途に対応します。 ■□■アプリケーション■□■ ■化学工業 ■化粧品・パーソナルケア ■医薬品・医学・バイオテクノロジー ■教育・研究 ■材料科学 ■環境科学 ■電子工学 ■石油化学産業 ■食品
カタログ(7)
カタログをまとめてダウンロード取り扱い会社
アントンパールは、機械工だったアントン・パールによって1922年にオーストリア・グラーツで設立されました。 現在、世界110か国以上で約4,500人の社員を擁し、研究・開発・品質管理に使用される分析機器の開発、製造、販売、サポートを世界規模で展開しています。 アントンパール・ジャパンは、Anton Paar GmbHの100%子会社として日本のお客様へアントンパール製品の販売およびサポートを提供しています。 東京(本社)と大阪(大阪営業所)にオフィスとラボを構え、ラボには粘弾性測定装置、密度・比重計、マイクロ波試料前処理装置など、ほぼ全ての装置を展示しています。 専門のアプリケーションスタッフによるサンプル測定やデモンストレーション、ユーザートレーニングなど、幅広い用途でご活用いただけます。